三浦哲郎文学を読む会

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イベント終了

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■画像:イベントのお茶席に使われた創作菓子「忍ぶ川」と、ゆかりのある浄法寺漆塗御膳


読む会主宰の『三浦先生を偲ぶ会』と『11月特別例会』、そして、二日間行われた『三浦哲郎文学散歩in金田一温泉郷』が、天候にも恵まれ、無事に終了することができた。
思えば、色々な人達から協力を頂いて成し得ている催物になっている。
スタッフや出演者の一人一人が、それぞれに思いを込めて携わってくれているのが伝わってくるイベントになっているのが感じられた。
読む会会員は元より、よりゃんせ金田一や、琴の船場社中、そしてお茶の平栗一門の方々、音響装置の岡田電気商会さんまでもが、皆さん、精力的に働いてくれていた。
そんな雰囲気が分るのか、来訪者の方々も、とても良い笑顔で帰って行ったのが、印象的だった。

こんな裏方の人達に支えられて、このイベントは恒例化しつつあるのだが、未だに大きな課題も残っている。

今日の文学散歩中に、温泉センターの駐車場にある「金田一温泉りんご収穫祭」メイン会場で、一人のご婦人がスタッフにお茶会の会場を尋ねているところに通りかかった。
どうやら、その会場のスタッフ達は、私たちの催物のことについて詳しく説明できなかった様子で、ご婦人が困っていたようだったので、ついでに一緒に付いて来て貰うことになった。後でそのご婦人には、車で来ていたので、教えてくれればゆかりの家まで車で行けたのに、りんごの会場に止めさせられたとの苦情も戴いた。

私たちは、実行委員会のメンバーで、イベントの一部分の運営を任せられて担っているので、「りんご収穫祭」との連携のことは、温泉郷としてのイベントであり両方の実行委員会の構成員が共通しているので、疎通ができているものと思っている。
にもかかわらず、来訪者に対しての利便性が蔑ろになっている部分が有るようなので、十分に反省し、改善していかなければならないと思う。
それは、来訪者からみれば同じ金田一温泉のイベントなのであって、金田一温泉のイメージに繋がる重要なことのように思われる。

それに、折角イベントを開催するのに、それを知らせる手立てが、全く手薄だったことは、大きな反省点だったように思う。やることを直前まで、それも部分的な広告紙面でしか宣伝しないのでは多くの人に来て頂けないのである。
宣伝広告の手立てを工夫しないことには、やる意味が無いように思う。
誰のための、何のためのイベントなのかをもう一度考え直さなければいけない。
それは、来て頂いた大概のお客様方には、満足して帰って頂いている様子が伺えるから、尚更に、もっと宣伝に力を入れていれば、どれだけの波及効果を得ることが出来ただろうと思われるからである。

とは、読む会の言い分で、今日の温泉郷は、りんごの収穫祭で大賑わいで、もうそれだけで十分だと言われているような気配がしないでもない。
行政窓口の地域づくり推進系統と、商工観光の系統による発端に起因しているところもあるように思われる。
後発のイベントなので、単なる読書サークルが、自分たちの楽しみでやっていることだと思わないで、仲間に入れて頂きたいものである。

「ゆかりの家」に車で来る方々には、会場までの案内標識の不十分なことについての指摘も頂いた。
それぞれの場所には、案内標識を設置して有るので、当事者達はそれで十分な筈だと思っていても、気が付かないと言われるのだから、やはり、改善しなければいけないことなのだろう。
「ゆのはな交流館」前の交差点と、石碑群の交差点について、もっと目に付き安い標識の場所と方法を検討する必要があることが判った。

それにしても、琴の演奏会や、お茶会を楽しみにして来て下さるお客さんが多くいるのには感心させられる。
「ゆかりの家」の雰囲気に魅せられるものが有るのかも知れない。

今回の茶席の『偲ぶ川』という名前のお菓子は、平栗先生が考案して藤萬菓子店に作って頂いた創作菓子で、三浦哲郎氏を偲んで作ったというものだった。
緑色の羊羹の素材とそれを鋏んでいる部分の素材は何なのかを聞き逃してしまった。
このお菓子を載せた朱色漆塗りのお膳は、「ゆかりの家」である三浦さんのお父さんの家から平栗家に引継がれた物なので、この場所に持ち込んで披露しているのだと言っていた。
彼女もそんな思い入れを秘めているのだった。

今回、金田一中学校からお借りして展示させて頂いた、三浦さんのお姉さんから戴いた琴も、もしかしたら、この「ゆかりの家」の広間で、お姉さんが弾いていた琴かも知れないのである。そんな思いを察して、船塲先生がわざわざ自宅から、琴用の置台を持って来て飾り付けを手伝ってくれた。見事な螺鈿の装飾が施された琴だった。

そんなこんなで、それぞれに思いを込めてこのイベントは成り立っているのである。

本日、同時に開催されたJRイベントの「駅からハイキング」で、三浦文学コースを選択して訪れてくれた人達にも、偶然のタイミングでゆかりの家の広間に上がって戴いて、三浦さんと金田一温泉及びゆかりの家について説明させて頂くことが出来たのは幸いであった。

今回、このコース企画者の方からガイド要請について相談されていなかったので、本当に偶然の出来事となってしまったが、参加者の方々には喜んで頂けたようなので、先ずは良かったと思っている。
それに、このブログの愛読者だという人に声を掛けて頂けたことも嬉しい出来事だった。

さて、後は、ガイドマップの販売取扱店の開拓と、個人注文者への対応という新たな大作業が出来てしまった。
三浦文学普及活動は際限も無く続くのである。


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