|
■画像:東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第23回目の紙面
今日、今までにブログに掲載してきたこの特集を振り返って見ていたら、途中1回分を飛ばしてしまって、掲載されていなかったことに気付いたので、遅まきながら掲載することにする。
東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第23回目は追想紀行『時のせせらぎ』である。
生誕80年・芥川賞受賞50年特別企画
毎週日曜日に掲載、カラー誌面
芥川賞作家 三浦哲郎
作風と文学への旅
No.23 追想紀行『時のせせらぎ』
出会いや原風景を細やかに
■三浦文学ゆかりの地(東京・駒込)
(写真3枚) ・三浦さんの山荘があった八ケ岳のふもとを流れる川。著書のタイトルをイメージさ
せるせせらぎの音が心地いい
・青雲寮と開寮式(昭和24年12月3日)の寮生や関係者=協力:島守光雄前八戸ペンク
ラブ会長
・青雲寮跡。JR駒込駅近く、六義園向かい辺りに寮があったという。「忍ぶ川」の
モデル《思い川》も近くだったがことし5月末で店を閉めた
淡いピンクの地色の和服をきりっと着た女が一人佇んでいた。
足元に、バケツが一つ置いてある。 (「時のせせらぎ」から抜粋)
■この話:馬場勝行さん(81)岩手日報社顧問、盛岡市
東京五輪でばったり
※「時のせせらぎ〜若き日の追想紀行」は雑誌「SOPHIA」1992(平成4)年7月〜94年8月号へ発表。連載直後、同題で講談社から出版。
(吉田徳壽=日本ペンクラブ会員、前東奥日報社編集委員)
この本1冊を読めば、三浦哲郎とその文学のことが良く分かる、いわば、三浦文学の入門書と言っても良いだろう。
もう既に廃刊になっているのが残念でならない。
しかし、同じような内容の『恩愛』が世界文化社から2005(平成17)年6月に発刊されているので、こちらをお薦めしたい。
amazon.com.jp
http://www.amazon.co.jp/恩愛-おんない-三浦-哲郎/dp/4418055134/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1322393828&sr=1-1
「この話」の馬場勝行さんには、読む会で講演をお願いしたことがあり、岩手に住む三浦さんの学友として貴重な存在の人となっている。
写真で久々にお元気な姿を拝見させて頂いた。
志乃さんとの出会いの場所として描かれている小料理屋『忍ぶ川』のモデルとなった駒込の『思い川』が5月末で閉店してしまったと書いてあったのには驚いた。
編集者の吉田さんが確かめて書いたと思うので間違いないだろう。
東京の三浦哲郎文学散歩コースに最も入れたい場所で、いつか訪れて見たいと思っていただけにとても残念である。
以前に三浦さんのお宅を訪問した時に、東京文学散歩の構想を打ち明けたら、『思い川』をコースに入れることについて三浦夫人は快く思っていなかったことを思い出す。
又、これでゆかりの場所が一つ消えてしまった。
|