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今年もアッと言う間に師走になってしまった。
人の価値観を変えるほどの大きな出来事があった年だけに、時の過ぎるスピードが特にも速かったように感じている。
今日も仕事の途中で一戸町の三浦家の前を通ったが、カーテンが閉ざされた窓はいつもと変わらなかった。
この建物の存続が危ぶまれているだけに、今後のことが気にかかる。
もう直ぐ雪が積もれば『忍ぶ川』に描かれた一戸の情景が蘇る。
鈴を鳴らした馬橇が坂道を登ることはないが、気前のよい運転手のタクシーが轍(わだち)に車を弾ませながらあの坂道を登って行くだろう。
ここは名作『忍ぶ川』の舞台なのである。
もっと活かせないものかな?
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