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『忍ぶ川』の舞台・一戸町の出身者で大学の卒論にも三浦哲郎を取り上げたという三浦哲郎の大ファンの人のblogを紹介する。
■読み人の言の葉
〜まゆの読書日記〜
http://skyseablue.cocolog-nifty.com/book/cat21938859/index.html
blogには三浦哲郎の以下の作品の読後感想が綴られている。
●肉体について 2011年9月28日 (水)
1763「肉体について」 三浦哲郎 講談社 ★★★
ある朝起きたら右足の親指に、こらえ難い痛みが走った。病院にも行かず、薬も飲まず、亡母がよく作ってくれた捻挫の特効薬で治そうとするが、効くはずもなく・・・。
最後の雑誌連載となった「肉体について」や、死後見つかったメモ、「文学的自叙伝」などをおさめた一冊。
●母の肖像 2011年2月10日 (木)
1660「母の肖像」三浦哲郎 構想社 ★★★★
子どもたちを次々と失うという不幸に耐えて、静かに、強く生きた母。その姿を描いた作品を集めた珠玉の短編集。
●旅雁の道草 2011年2月 7日 (月)
1659「旅雁の道草」三浦哲郎 講談社 ★★★★
病母の見舞いに、東京から岩手の片田舎まで、月に一度往復した五年間。その最後の一年の思い出を綴った随筆集。
●白夜を旅する人々 2011年1月10日 (月)
1646「白夜を旅する人々」三浦哲郎 新潮社 ★★★★★
六人兄弟の末っ子として生まれた羊吉。彼がこの世に生を受けたことがきっかけだったように、きょうだいたちは滅びの道を歩み始める。生まれつき、全身の色素が欠乏している長女のるいと、三女のゆう。その二人をかばうように生きてきた一家は、次女のれんの自殺によって、崩壊し始める。れんの死からまもなく、長男の清吾が失踪。そして、るいも自ら命を絶ってしまい・・・。
●師・井伏鱒二の思い出 2011年1月 2日 (日)
1641「師・井伏鱒二の思い出」三浦哲郎 新潮社 ★★★★
三浦哲郎が唯一「先生」と慕った作家・井伏鱒二。その出会いから、人生の節目に接した厳しくも温かいまなざし、その人となりを描く随筆集。
●笹舟日記 2010年10月18日 (月)
1593「笹舟日記」三浦哲郎 毎日新聞社 ★★★★
昭和47年4月から1年間、毎日新聞日曜版に連載された随筆集。
●拳銃と十五の短篇 2010年10月 1日 (金)
1579「拳銃と十五の短篇」三浦哲郎 講談社文庫 ★★★★
亡父の遺品から出てきた一丁の拳銃。父の生涯には不似合いなその銃の処分を母から依頼された私は、父の人生に思いをはせる。
●おふくろの夜回り 2010年8月30日 (月)
1553「おふくろの夜回り」三浦哲郎 文藝春秋 ★★★★
岩手の片田舎から東京の我が家にやってきた母は、毎晩、家人が寝静まったころ、全員の部屋を静かに回って歩く。母が何のためにそんなことをするかというと・・・。「オール讀物」の「おしまいのページで」に連載した随筆に「地唄<黒髪>の思い出」を加えた、随筆集。
●恩愛 2005年10月11日 (火)
867「恩愛」三浦哲郎 世界文化社 ★★★★
自らの生い立ち、両親のこと、師事した井伏鱒二のこと、好きなモーツァルトのことなど・・・。
短編小説の名手による、随筆集。
●時のせせらぎ 若き日の追想紀行 2005年9月 5日 (月)
852「時のせせらぎ 若き日の追想紀行」三浦哲郎 講談社 ★★★★★
「もしも、あのとき、私が駒込の寮で暮らすことにならなかったら、あの女に会うこともなかっただろう。そうすれば、あの女とのことを素材にした『忍ぶ川』という作品も生まれなかっただろうし、いまの私はおそらく存在しなかったのだ。」
駒込・銀座・深川・上野、そして東北の郷里・・・三浦哲郎が思い出の地を再訪して綴った随筆集。
●いとしきものたち 2002年11月11日 (月)
72「いとしきものたち」三浦哲郎 世界文化社 ★★★★
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