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■画像:文春文庫『春の舞踏』上・下巻の表紙
三浦さんの長編小説『春の舞踏』にも広全寺が描かれていると、先日の例会に中屋会員が文庫本にしおりを挟んで届けてくれた。
この物語の始めの場面を読むと、どう見ても一戸町がイメージされる描写に思えてくる。
そして、広全寺や春覚東堂さんのことを想像しながら読んでいると、すんなりと当て嵌まるから、三浦さんは間違いなく一戸の情景を思い描いたのだろう。
旧家の造り酒屋のこともそのようだ。
そして、長女が出かけた先は青森の浅虫温泉か?
三女の行き先は盛岡市なのか?
皆名称を替えているが、地元の者が読むとそのように想像してしまうが、上手く当て嵌まるからやはりそうなのである。
そうすると『春の舞踏』は、『忍ぶ川』と並んで一戸町にとてもゆかりの深い物語ということになるのである。
中屋会員に感謝する。
広全寺に関する三浦作品はまだまだある筈なので、会員は元より、三浦ファンの方でこれはとお気付きの方にも、是非協力して頂けるようにお願いしたい。
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