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以前、7月に一戸町の奥中山公民館で開催された私の講話を聴講して頂いたご婦人のNさんから、先日郵便を受け取った。
三浦さんの小説『忍ぶ川』を読んでの感想文を書いたので、感想を聞かせて欲しいという内容だった。 それは、三浦さんにゆかりの一戸町が主催する下記の読書感想文コンクールに応募する予定で書き上げたものだという。 『第34回 一戸町読書に関する作文コンクール』 いちのへ町民セミナーに参加して、青森県近代文学館の見学や、講話を聞いたりして、折角、町にゆかりの著名な作家のことを勉強したのだからと言って、今回は三浦さんの作品に挑戦してくれたのだった。 『忍ぶ川』が現代日本文学を代表する著名な作家・三浦哲郎氏が書いた、一戸町に大変ゆかりの深い小説であることは、町民にそんなに知られていないのではないか。それに、そう読まれてもいないようなの気がしてとても残念でならない、との思いもあったようだ。 送られてきた作文には、『忍ぶ川』の中から、二人が夜中の馬橇を見る名場面を引用しながら、三浦さんとその家族が住んでいた家の今後についての不安な思いが綴られていた。 広全寺のお墓にお参りしながら住職に取材したり、ゆかりの家を二度も訪ねては、隣人から壊されるかもしれないと聞くと、家主さんを調べて確認の電話を入れたりと、その熱意には感動させられた。 募集は既に締め切られたが、この応募作品に綴られている芥川賞作家三浦哲郎が一戸町に大変ゆかりが深いということ、それがどんなご縁なのかということを、多くの人に知って貰う意味でも、是非、入選して欲しいと祈っているところである。 町の中心からは大分離れた地域に住んでいるNさんだが、このような方々に一戸町の三浦哲郎文学顕彰サークルを担って頂けたら、対外的にPRできる「三浦文学にゆかりの町」が確立されるのではないかと、微かな期待を寄せているところである。 |
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初めまして。最近ですが三浦哲郎文学に惹かれはじめ愛読しています。先日、三浦哲郎氏の菩提寺がある一戸町を初めて訪ねました。菩提寺はなんとか解りましたが、三浦哲郎氏の文学碑まで辿り着くのに苦労しました。ましてや、ゆかりの家を探し当てることなど無理でした。芥川賞作家である三浦哲郎氏が滞在した家や菩提寺や文学碑があるのですから、一戸町の駅にでも、三浦哲郎氏ゆかりの場所の地図等を大きく展示してほしいものです。町には解りやすい案内板等を設置していただければ有難いです。三浦哲郎氏ゆかりの家を保存し公開していただけるよう、一戸町役場及び一戸町町民の皆様にお願い致します。大変ぶしつけなコメントで申し訳ありません。お許しください。
2012/11/8(木) 午後 0:00 [ - ]
一戸町に三浦哲郎ゆかりの場所を訪ねて下さったのですね。熱心に訪問頂いて嬉しく思います。読む会発行の文学散歩ガイドマップを入手頂けたら他のゆかりの場所も散策できたことでしょう。
ご指摘の通り、一戸町では三浦文学についての来訪者向けの対応策が殆ど整備されていないのが現状ですので、色々働きかけを試みているところです。同じファンとして、一緒に運動して頂けたら嬉しいです。
文学散歩ガイドマップを片手に一戸町〜二戸市金田一温泉郷〜八戸市を散策して見ることをお薦めします。
2012/11/8(木) 午後 6:55 [ oki*_ ]