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一昨日のNHK-TV番組「あさイチ」の“JAPA”なびで「北岩手」の魅力を放送していたが、皆さんはご覧になられただろうか?
残念ながら三浦哲郎ゆかりの地には触れられていなかったが、「北岩手」がとても魅力的に見える内容で、高視聴率の全国放送番組に取り上げられたので、今後の反響が気がかりである。 以下に番組内容を紹介する。 11月1日(木)NHKあさイチ“JAPA”なび 北岩手
ガイドブックにも詳しく載っていないエリアですが、知られざるユニークなものにあふれる地域です。知る人ぞ知る北岩手の秋を、原千晶さんが訪ねました。二戸市では女性に人気の雑穀、老舗酒屋の特別なお酒を堪能。久慈市では琥珀発掘に挑戦し、うま味たっぷりの赤身が特徴の短角牛に舌鼓を打ちました。九戸村では、ズバ抜けた性能を持つ超高級品・南部ほうきを紹介。さらに、北岩手で知らない人はいないといわれる伝統芸能「ナニャトヤラ」を愛する人々に出会いました。 <撮影日> 2012年10月13日(土)〜10月15日(月) 番組で紹介した北岩手のおすすめ
雑穀岩手県は、アワやヒエ、タカキビなどの生産量・日本一を誇ります。今回お訪ねしたのは、二戸の雑穀農家・高村英世さんの畑。日本で初めてJAS有機認定を受けた雑穀栽培の第一人者です。番組では、じっくりと乾燥させて甘みが増したヒエの脱穀作業を体験。臼に乾燥したヒエを叩きつける昔ながらのヒエ打ちを楽しみました。さらに、ヒエ8割・白米2割のへまま(ヒエごはん)もいただきました。高村英世さんの雑穀が購入できるお店『なにゃーと物産センター』 琥珀(こはく)岩手県北部の久慈市は、琥珀の生産量日本一。久慈の琥珀は、8500万年前の樹脂が固まって出来た宝石。魅惑の宝石を発掘すべく、久慈の採掘場を訪ねました。原さんが発掘・採掘に初挑戦し、見事大物を掘り出しました。原さんが掘り出した原石は、漆原アナウンサーが悪戦苦闘の加工作業の末にすてきなペンダントに仕上げました。 琥珀の購入、博物館の観覧、採掘体験については『久慈琥珀』 番組で紹介した銀座の店『久慈琥珀 東京銀座店』 南部ほうき九戸村で作られている南部ほうき。原料のホウキモロコシを厳しく選び1本1本手作りで生まれるほうきは、安いものでも3万円はする超高級品です。値段の秘密は、その性能。強烈にちぢれた穂先が、とれにくい髪の毛やゴミをかき出してくれます。番組では、工房にお邪魔して、南部ほうきの威力を紹介しました。 ナニャトヤラ北岩手で知らない人はいないという「ナニャトヤラ」。その正体は、古くから伝わる盆踊り。北岩手はもとより、青森や秋田でも踊られています。起源や意味は定かではありませんが、昔から農民の唯一の娯楽として親しまれてきました。人がよく集まるだけに、かつては男女の出会いの場としての側面もありました。今回は、秋祭りにむけて稽古に励む二戸市ナニャトヤラ保存会の皆さんの練習にお邪魔し、その魅力を紹介しました。 お祭りの予定についてなどの問い合わせ『二戸市観光協会』 短角牛久慈市山形村で年3回行われている闘牛大会を訪ねました。主役は、北岩手の特産・短角牛です。かつて物を運ぶ仕事をしていたこの地域の牛たち。隊列の先頭を引っ張る強い牛を決めるために行われたのが、闘牛の始まりでした。運搬の役割を終え、現在その多くは食用として放牧されています。その肉質は、低脂肪の赤身。イノシン酸やグルタミン酸などうま味成分たっぶりの短角牛に舌鼓を打ちました。 闘牛大会や短角牛(牛肉)についての問い合わせ先『いわて平庭高原闘牛会事務局』(久慈市役所山形総合支所内) お酒で復興支援二戸市の老舗造り酒屋。ここで今、女性たちから人気を集めているのが、砂糖を一切使っていない梅酒。一般的な梅酒に比べて、カロリーは4分の1。砂糖を使わずに甘い梅酒ができる秘密は、麹(こうじ)だけで仕込んだ特製の日本酒にありました。濃厚な甘味を持った特製の日本酒を使うことで、砂糖を使わずに梅酒ができます。この二戸の特製日本酒は、震災復興にも役立っています。この秋、被災地・陸前高田のゆずを使った「ノンシュガーゆず酒」を開発。売り上げは全て陸前高田の復興に使われています。 紹介した酒蔵『南部美人』 ゆず酒が購入できる産直『陸前高田ふれあい市場』 このようにテレビ画面を通して紹介されてみると、地元にはもっと他にも魅力的な場所や物が沢山あるなと気付かされた思いがしている。 『南部美人』は地元で飲むには冷酒が一番美味しい! 『短角牛』の美味しい店は二戸市内の肉屋直営店の『短角亭』がお薦め! どうやら、都会の人にとっては、地元の人が気付かないド田舎な「北岩手」が魅力的に見えるらしい。 来年の朝の連続ドラマはその「北岩手」を舞台に展開されるのだから、全国への情報発信には又とない絶好のチャンスになるだろう。 二戸も金田一温泉もこのチャンスを生かさない手は無いのである。 |
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三浦作品ゆかりの十和田湖底から引き揚げられた旧陸軍機が、修復が完了して一般公開されることになったようだ。
旧陸軍練習機 来月1日から公開 2012年10月27日(土)東奥日報Webより 今年9月に十和田湖から69年ぶりに引き揚げられた旧陸軍の一式双発高等練習機が11月1日から、三沢市の県立三沢航空科学館で一般公開される。一日も早く実機を見たいという航空機ファンらの要望に応えるため、同科学館は当面、分割して引き揚げた機体を清掃し主要部品を整理した状態で、模型や解説パネルなどと一緒に展示する方針だ。 ゆかりのあるものなので、そのうちに訪れてみたいと思っているが、災難に巻き込まれた搭乗者のことを思うと気が重い。 |
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先日紹介した馬場勝行さんの著書『それからの卯月』を読ませて頂いた。
三浦さんとの出会いや文通の内容が認められていて、学友としての友情の深さが感じられる。 しかし、この友情もあの時の偶然の再会が無かったら起こらなかっただろうと、偶然や縁による出会いの大切さを語っている。 その出会いとは昭和39年10月10日の東京オリンピック開会式の記者席でのことだったという。 馬場さんは早稲田大学の同じ政経学部で三浦さんと出会ったものの、一年後には三浦さんの消息が全く不明になってしまったからである。 「東京オリンピックでの出会いは、偶然なのか、奇遇というのか、あるいは“縁”というものだろうか。私に“幸運”をもたらしてくれためぐり合わせでした。三浦との若き日の出会いを、いつまでも心の中に持ち続けていきたいと思います」 とその思いが書かれている。 「東京オリンピックでの再会」のことについて詳しくは以下の記事を参考に。 東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第23回目の紙面 連載三浦哲郎特集No.23(9.4)『時のせせらぎ』2011/11/27(日)「この話」欄参照馬場さんがこの時に再会できたことで、後に岩手日報社が再刊する『北の文学』の編集委員を三浦さんにお願いすることにもなるのである。 最年少で芸術院会員になった時に「俺が文化勲章をもらったら、一番先に盛岡で講演会を…」と言ってくれたそうだ。 「ふるさとの町一戸」に望郷の念を抱いてくれていたことがよく分かる。 正真正銘の「岩手にゆかりの芥川賞作家」なのである。 講演会が実現しなかったのが残念でならない。 馬場さんの著書の見開きに想い出の写真が一枚だけ掲載されている。 本人の承諾を得られたのでここに紹介する。 |
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先日開催された「B-1グランプリin北九州」で八戸せんべい汁研究所の「八戸せんべい汁」が見事に優勝に輝いた。
「八戸せんべい汁」 B−1で悲願の金賞(2012/10/22 09:11) デーリー東北新聞より 第7回目を迎えた「ご当地グルメの祭典B-1」も、思い返せば発祥の地が八戸市で、この「せんべい汁」で地域おこしをしようと開催したのが始まりだった。 岩手県北の我が地でも昔から家庭で食されていたので、なんで八戸なの?と当時は訝ったものだったが、ここまで知名度を上げられては、今更、二戸地方のご当地グルメですとは言えなくなってしまって、脱帽するしか無い。 しかし、それでも二戸地域にとっても郷土料理であることには違いない。 貧困時代の貧しい料理として捉えられていたこともあって、当地では廃れかけていたが、これで堂々と胸を張って郷土料理と言えるようになるだろう。 冠の「八戸」が強く出てしまったが、そのためにも、「南部」と読み替えるのが正当と言えよう。 当地南部せんべいの巌手屋(小松製菓)がせんべい汁用の「かやきせんべい」を製造販売しているが、この優勝が売上げを向上させてくれることになるだろう。 「ついに金賞がきた。ちいさなイベントだったB-1がこんなに大きくなった。町おこしは終わりが無く、これがゴールではない」 B-1仕掛け人の事務局長木村聡さんの言葉が印象的だった。 これまでの苦労がやっと報われたことに、同じ南部地方の住人として「ご苦労様、ありがとう」と言いたい。 三浦作品にはせんべい汁の描写があっただろうか? ユタさんの運転で小松製菓直営店「南部煎餅茶屋・自助工房 四季の里」に好んで立ち寄ったというから、恐らく三浦さんも食していたに違いない。 もしも三浦さんだったら、このことについてどんなエッセイを書いてくれただろうかなどと思わないでいられない。 郷土の料理をこよなく愛して止まなかった三浦哲郎さんだったから、さぞかし天国で喜んでくれているに違いない。 さてと、今夜は季節柄カックイ(茸:ナラタケ)のせんべい汁にでもしてみようかな? |
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三浦さんの大学時代の同郷の友人である盛岡市の馬場勝行さんから自費出版の小冊子が封筒に入れられて送られてきた。
そのようなものを頂けたことを光栄に思っている。 馬場さんの便りには「三浦哲郎を中心に“身辺雑記”をまとめました」と書かれていた。 この本で、新たな三浦さんの情報を発見できるかもしれないとワクワクしながら読み始めているところである。 ここに「まえがき」と「目次」を紹介して、内容については後で追々報告することにしたい。 その後、膝の容態が芳しくないようで、そんな中でこのような執筆活動をされた意欲には敬服する。 これからも「岩手にゆかりの芥川賞作家三浦哲郎」の普及活動に力添えを頂きたいので、お元気でお過ごし下さるように祈っている。 |



