三浦哲郎文学を読む会

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広全寺の春覚東堂

自分が亡くなった時には、春覚さんにお経を上げて貰いたいと言っていたくらいに、広全寺の春覚東堂と三浦哲郎氏のご縁は深く、広全寺に纏わる作品も多く残されている。

昨日、一戸町の文学散歩で広全寺に寄った際に、お寺にご挨拶をして、読む会の移動月例会をお寺で行わせて頂きたい旨の相談をさせて頂いた。

一昨日の例会で、高齢になった春覚東堂が健在なうちに、三浦さんのお話を伺う機会を設けてはどうかとの提案を熊谷会員から戴いたので、3月例会に予定できないかと思って、相談したのだった。

しかし、お寺の都合が悪いらしく、又、部屋が寒くて大変なので、暖かくなってからにしてはどうかとのお話しを頂き、6月頃の予定で再度検討することにして、開催させて頂ける見込みが立った。

その際には、春覚東堂からお聞きしたいことを整理して準備の上で臨みたいと思う。

多くの三浦哲郎文学ファンにも、興味と期待を持って頂けそうなので、その時には、会員以外の方にも是非参加して貰いたい。

鎌倉FMのパーソナリティ小町さなえさんが、先日、朗読放送した三浦哲郎シリーズ『野』の中の「墓地にて」は、広全寺が舞台になっている作品であることを紹介したい。

■小町さなえのFacebookより

今日は月曜日。21時半から「鎌倉図書室 小町部屋」です。今日は久ぶりに読み切り(聞き切り?)で三浦哲郎作「墓地にて」です。お墓に来て泣く男と少年が出会う話。プロの仕事というものを考えさせられます。あ、…。
13時半からは、「秋風 後編」の再放送です。鎌エフHPからサイマルで。よろしくお願いします。

来訪者の文学散歩

神奈川県からの来訪者川村様の2日間の文学散歩のガイドを終えた。

金田一温泉郷〜一戸町の散歩は、お天道様が見え隠れする穏やかな天気で幸いだったが、真冬の2月の雪の中の文学散歩もガイドも初めての経験をさせて頂いた。

川村様には、寒さをものともせず、転倒も無く最後まで楽しんで頂けて安堵している。

昨日は、午前中に金田一温泉郷の散歩を終えてから例会に参加して頂いて、夜は居酒屋「きばらし」に場所を移して交流会。
そして、今日は午前中に一戸町の文学散歩をしてから、二戸のそば工房「そばえ庵」でそば打ち体験と、打ち立ての自分のそばを食べて、パックに詰めた残りのそばを農産物産直所と物産館で買ったお土産と纏めて宅配便で送った。
最後に、菅原会員宅に招かれて、いろりでじゃが芋の炭火焼きを頬張りながら、抹茶などをごちそうになってから、宿の「割烹旅館おぼない」へ戻ったのだった。

これで、私のガイドは終わったが、明日は宿でゆっくり持参した三浦作品の読書をして、野辺地経由でもう一泊してから、青森発上野行きの日本海廻り夜行寝台列車で帰路につく予定とのこと。
青森では県立近代文学館に寄って、三浦哲郎コーナーで草稿を見て帰りたいと話していた。

帰りの列車まで三浦作品の雰囲気を味わうという、充実した「三浦哲郎文学の旅」とは、何とも羨ましい。

今回の「三浦哲郎文学の旅」を川村さんはどのように感じたか、後で感想を伺い、今後の活動に生かしていきたいと思っている。

以下は、川村さんに失礼して、文学散歩の一コマの写真である。

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■「はまなす物語」に描かれている「テラピア養魚場の稻瀬」のモデル鹿糠久助さんと面談:金田一温泉郷・三葉沼にて

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■散歩途中、りんご園で作業中の農家の人に「りんご作り」について話を聞き、三浦さんが絶賛した「湯田のりんご」の美味しい訳を知る。:金田一温泉郷・ゆかりの家への途中。

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■三浦さん揮毫の「しのぶ橋」銘板:一戸町にて

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■「忍ぶ川」文学碑にて:一戸町

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■冬の「忍ぶ川」文学碑と「妻の橋」の岩瀬橋:一戸町

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■「忍ぶ川」の舞台となったゆかりの家:一戸町

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■先日分かった、お姉さんが琴の教室を2階で開いていた酒店(三浦さんも通っていた):一戸町

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■長い石段が続く「広全寺」の山門」一戸町

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■境内の「銀杏が衣を脱ぐとき」の大銀杏:一戸町の広全寺

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■「愁月記」「旅雁の道草」の舞台となった旧県立一戸病院の跡地:一戸町

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■文学散歩コース外 御所野縄文公園「きききの吊り橋」:一戸町

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■そば工房「そばえ庵」にてそば打ち体験。打ち終わってゆで作業中。:二戸市下斗米字十文字

イメージ 13

■自作の手打ちそばは5玉分。ひと玉はその場で戴き、残りを持ち帰る。岩手県公認「そばの匠」が指導する十割そばの味と歯応えは格別だった。お膳に添えられた匠手作りの総菜も本当に美味しかった:二戸市「そばえ庵」にて

一戸町は丁度市日で、中心街「野田の坂」では、近在農家のおばさんたちも出店を出していた。
串餅や味噌田楽の焼く臭いを漂わせ、手作りの農産物やお菓子などを、元気な南部弁訛りで売っていた。
これも、三浦哲郎文学の雰囲気にひと味加えて貰える良い機会となった。

試食を進められて一口入れてみると、手作りの風合いが美味しいくて堪らない。
昔ながらの製法に拘って作ったと聞くと、他所では買えないものに思えて、ついつい「栗団子」と「豆しとぎ」を買ってしまうのである。

帰宅途中で他所に上げてしまったので写真でお見せできないのが残念だが、大きく握って作られた「栗団子」は珍しくて本当に美味しかった。




今日は、遠路神奈川県相模原から参加してくれたKさんを交えての第81回2月例会を開催したので、報告させて頂く。

    第81回・三浦哲郎文学を読む会【2月例会】開催報告


日 時:平成25年2月10日(日)14:00〜16:00
場 所:金田一コミュニティセンター・アツマランカ
出席者:沖野、田中、沼野節、田口、菅原、熊谷、川村(オブザーバー)  …計7名

1.活動報告
・1.13(日)1月例会開催                  於アツマランカ14:00〜               …沖野、田中、沼野節、田口、菅原、中屋、、黒澤、桂山(オブザーバー)…計8名

第1部 三浦哲郎文学と太宰治 

文学に目覚める切っ掛け、墓参り、共通の師匠井伏鱒二
作品紹介
その他

第2部 情報交換

1.参加者からのひと言 …全員(三浦文学や日常の出来事など)

1)『忍ぶ川』と浅草界隈について      …沖野

2)東京駒込「思い川茶房」探訪報告     …沖野

3)加藤剛は吉永小百合の意中の人だった   …沖野

4)その他

・1.30(水)青森市在住の青柳隼人様より青森県近代文学館特別展、講話の資料届く。

・1.31(木)一戸町小鳥谷在住の中村T様から読書感想文コンクール入賞の知らせ届く。

■各部会報告

・ゆのはな文庫

「我が思い出の冬の旅 夜汽車の思い出」が掲載の雑誌「鉄道歳時記 冬」(小学館発行)をネ
ットの古本を探して購入する予定。

5.例会行事    〜14:30

・第1部 作品紹介

1)三浦哲郎文学まぼろしの作品

三浦さんが自分の著書に掲載していない作品が存在するようです。
「我が思い出の冬の旅 夜汽車の思い出」 …雑誌「鉄道歳時記 冬」(小学館発行)に掲
他にも、青森県近代文学館所蔵 草稿『さすらいびと』、『雪の宿にて』など


2)(株)十文字チキンカンパニーに関係した作品
『出刃』…『木馬の騎手』()


・第2部 情報交換

1.参加者からのひと言 …全員(三浦文学や日常の出来事など)

1)青森県近代文学館の新収蔵資料展
「十人点描―資料が語る作家のこころ」について      …沖野

2)一戸町読書感想文コンクール入賞作品『忍ぶ川』について …沖野

3)『お銀さんと夜ふけの道』の主人公について       …沖野

4)その他 

同級生の圓子哲雄さん

一昨日、八戸在住の詩人・圓子哲雄さんから電話を頂いた。
青森県近代文学館のHPデータにも掲載されている方なのでご存じの方も多いと思うが、この方は、三浦さんと高校時代の同級生で、同じ名前だったために仲良しだった人である。
村次郎さんと親しかった方で、三浦さんと村さんとの関係について明らかにされていない事実を知っているようなので、今度お会いして、色々取材をさせて貰うことにした。

私は、未だお会いしたことはないのだが、電話の話では、身内が市立病院に入院した際に、同じ病室に金田一の方が入院していて、三浦哲郎の話題が縁で親しくさせて頂いたと、嬉しそうに話していた。(相手は私を知っているそうだが、どなたかは不明…)

圓子さんも、三浦さんからサイン入りの著書を贈って貰っていたという。

三浦さんと親しい方々の多くは高齢のために、貴重な話しを伺う機会を失わないように努めて行きたいので、いつでもお会いして頂ける約束を得て光栄に思っている。
新入会員の弘前在住・鼻和さんから、会員になる以前に雑誌「鉄道歳時記 冬」(小学館発行)に掲載された三浦さんの随筆のコピーを送って頂いた。

「我が思い出の冬の旅 夜汽車の思い出」

という、東京と郷里を行き来した幼いときからの思い出を綴った、私たちにも通じる味わいのある内容になっている。
今度の例会でも、この作品を披露することにしている。

このように、三浦さんが自分の著書には掲載しなかった、色々な雑誌に載っている作品がどれぐらいあるのだろうか。

鼻和会員から頂いたこのコピーは、私たち読む会の「ゆのはな文庫」にファイルして所蔵されることになる。
今、それらの埋もれている作品を、どうやって探し当てるか模索しているところである。

先日、青森県近代文学館から頂いたメールで、

「 本展が始まってから、来館された研究者の方から、雑誌は大宅壮一文庫の方がそろっているので問い合わせてみてはどうかと教えていただきました。」

と、耳寄りな情報を頂いた。
ホームページによると、この文庫には膨大な雑誌のバックデータが揃っていて、記事の作者名から検索できるようなので、是非、探し出して見たいものである。

東京に上京する機会も滅多に無いので、色々な方面から協力頂いて、手分けして収集できたら有難い。

同じく青森県近代文学館からの情報によると、「週刊平凡」連作読み切り短篇「恋愛百景」について国立国会図書館にあるもので確認したところ、以下の通りだったそうだ。

第八話「抱きしめてほしいの」  第16話「星空が目にしみる」
第20話「涙なんか見せたくない」 第24話「ひとりぼっちの街」
第28話「赤ちゃんができた」   第32話「星空の下は孤独」
第36話「もの悲しい過去」    第40話「泣きだした彼女」
第44話「結婚する前…」     第48話「さらば東京」
第52話「奥さんに悪い…」    第56話「結婚申し込み」
第64話「まさかあの彼が・・・」   第68話「外泊してから」
第72話「姉の恋人」       第76話「若い母親」  
第84話「芳江の芝居」      第88話「冷たいリンゴ」
第92話「消えた恋人」      第96話「ふたりの秘密」
第100話「小枝子の嫉妬」


これらの内容も知りたい。

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