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先日の投稿にサイカチを洗剤に使うことを取り上げた際に、漢字が間違いであることをご指摘戴きました。
『槐』ではなくて、正しくは『皀』になります。
『槐』(えんじゅ)と『皀』(さいかち)は樹木としては、全く別のものでしたが、パソコンの文字変換ではエンジュの項で同じに表示されるので、混同してしまいました。
ということで、洗剤に使用できる実が成るのは『皀』(さいかち)の方です。
サイカチ(Gleditsia japonica)はジャケツイバラ科(またはマメ科)サイカチ属の落葉高木。別名カワラフジノキ。漢字では皀莢、梍と表記するが、本来「皀莢」はシナサイカチを指す。日本の固有種で本州、四国、九州の山野や川原に自生する。また、実などを利用するために栽培されることも多い。
樹齢数百年というような巨木もあります。……二戸の巨木にも在りますか?
因みに
エンジュ(槐)はマメ科ソラマメ亜科に属する落葉高木の一種。中国原産で、台湾・日本・韓国などに分布。和名は古名えにすの転化したもの。街路樹や庭木として植えられる。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は4〜7対あり、長さ3〜5センチの卵形で、表面は緑色、裏面は緑白色で短毛がありフェルトのようになっている。開花は7月で、枝先の円錐花序に白色の蝶形花を多数開く。蜂などの重要な蜜源植物となっている。
蕾を乾燥させたものは、槐花(かいか)という生薬で止血作用がある。
皀に拘って地域おこしに取組んでいる人達が近隣にいることが分かりました。この取組みは金田一温泉郷にも大変参考になると思うので、紹介します。
特定非営利法人 風景の生命(いのち)を守る地域づくりネットワーク
【事務局】 〒028-7111 岩手県岩手郡西根町大更16-12-5
Phon:090-5592-3872 Fax:0195-75-2413
e-mail: yumeohho@mbf.ocn.ne.jp
http://www21.ocn.ne.jp/~fitn/saikachi/kankyou/index_saikachikankyou.htm
サイカチの「再価値」では大先輩、一関市の「サイカチの会」との交流も盛んのようです。
サイカチは昔から石鹸の木、いま合成洗剤が川を汚す元凶、ということで合言葉♪♪
サイカチ、再価値 Do最価値!
サイカチは器物の用材、薪炭用材、薬用、食用などと重宝されてきたが、なんといってもその実用の代表は洗剤利用である。またサイカチの樹液はカブトムシの大好物なので東和町ではサイカチとカブトムシの里として町おこしにも一役かっている(大瀬のサイカチは年とりすぎたのか見たことが無い)。
環境に優しい洗剤として
先人の知恵として戦後までサイカチの実(さや)は洗剤として活用されてきました。また現在でも漆器の洗剤として実用とされています。自然界でそのまま洗剤となるものが外にあるのでしょうか?誰がこんな働きを見つけたのでしょう。
サイカチの洗浄成分の主体はサポニンです。石油系の人間が作った合成洗剤は川を汚し人体に有害なのにくらべ、サポニンはそのまま自然に返る、これがサイカチを環境運動のシンボルにしている大きな理由です。
うるしでかぶれると普通の洗剤では余計ひどくなるのに、サイカチは大丈夫だそうです。これは身体にも優しいという証拠でしょう。
さて、この実を使うには
1.ぬるま湯にサイカチの実をつけ(2〜3センチに切ると早い)うるかして(ふやかして)もみほぐし、できた石鹸水を使います。量が少ない時は切ったものをネットに入れうるかしてもみほぐしそのまま使う。
2.アウトドアなどで手を洗ったりする時は、石でたたいてやわらかくし、そのまま手にもって洗います。
こんなサイカチの実を使いやすくしようと一関の「サイカチの会」では粉にしてみたそうです。
ただし身体を洗うのにはちょっと、という段階です。
ということで
当会の若い会員が固形石鹸を開発し、
先日の「いわて大環境祭21」で参考出品しました(左側)。
実用になるか、乞うご期待!
また右側はそのまま切って中に入れて使うお風呂用サイカチあかすりグッズです。
これだと温泉に行って使ってもゴミが出ないので迷惑をかけない!
こんな風にサイカチは子供から大人まで楽しめる木なのです!
以上、『特定非営利法人 風景の生命(いのち)を守る地域づくりネットワーク』のHPからの引用でした。
金田一温泉でも拘ってやってみては如何でしょうか?
先ずは、どこかに皀の木が在ってくれると良いのですが。
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