今朝の二戸は昨日からの雨も上がり、半袖で外を歩けないぐらい涼しい朝を迎えています。
このところ野山や川岸を見渡すと白い花が一面に咲いている林を多く見かけます。近くを通るとホンノリと甘〜い香が漂っています。特産のはちみつの元になる「アカシア」の花が満開です。
アカシアというと私などは「アカシアの 雨に うたれて...」という西田佐知子の歌を思い出します。
そしてなんとなくロマンティックというか感傷的な気分になるのですが,これは「贋物のアカシア」です。
先日来、続いている話題に関連しますが、アカシアはエンジュ(槐)とも呼ばれるので,ニセアカシアはハリエンジュ(針槐)と呼ばれます。ニセアカシアは幹に刺を持つところが違います。
我が家では、この香ばしい花の天ぷらを食するのが年中行事の一つとなっています。
この木は繁殖力が強い為に里山や川岸などに瞬く間に増え拡がり、数年のうちにニセアカシアだらけに成ってしまうくらいです。
そこで特製を調べてみました。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きれいな花が咲き、観賞用として価値が高いことから街路樹や公園にも植えられるが、幹に鋭い棘があり剪定しにくく、根から不定芽が多数出る、風で倒れやすいなどの理由で庭木などにはあまり向かないといわれる。棘のない園芸用の品種もある。
幹は年輪が不明瞭で、かなり重く、硬く粘りがあり加工しにくい。耐久性が高いためかつては線路の枕木、木釘、木炭、船材、スキー板などに使われた。
樹皮には毒性があり、樹皮を食べた馬が中毒症状を起こした例がある。
2006年7月現在、外来生物法の「要注意外来生物リスト」において、「別途総合的な検討を進める緑化植物」の一つに指定されている。
緑化資材として、ハゲシバリの別名で知られる。明治時代に北米から輸入された。マメ科植物特有の根粒菌との共生のおかげで成長が早く、他の木本類が生育できない痩せた土地でもよく育つ特徴がある。このため、古くから治山、砂防など現場で活用されており、日本のはげ山、荒廃地、煙害地などの復旧に大きく貢献してきた。
近年、本来の植生を乱すなどの理由で、緑化資材に外来種を用いることが問題視されているが、ニセアカシアの利点を備え持つ樹種は少ないことから、代替資材の選定が困難なものとなっている。ただ、その強い生命力ゆえのマイナス面も存在する。一度、ニセアカシアを植樹してしまうと抜根や薬剤注入をしない限り除去が困難になること、また、高木化するため薄い土壌の斜面に植樹した場合、極めて倒れやすくなることなどの性質があり、これらを良く理解して導入する必要がある。
という、厄介な木のようです。
ニセアカシアとアカシア
明治期に日本に輸入された当初は、このニセアカシアをアカシアと呼んでいた。後に本来のアカシア(ネムノキ科アカシア属)の仲間が日本に輸入されるようになり区別するためにニセアカシアと呼ぶようになったが、今でも混同されることが多い。たとえば、札幌のアカシア並木も、アカシア蜂蜜として売られているものも、西田佐知子のヒット曲『アカシアの雨がやむとき』、石原裕次郎のヒット曲『赤いハンカチ』や北原白秋の『この道』に歌われる"アカシアの白い花"もすべてニセアカシアである。
食用
* 花から上質な蜜が採れ、有用な蜜源植物である。
* 花そのものを天ぷらにして食べることもある。
* 花をホワイトリカー等につけ込んでつくるアカシア酒は強い甘い花の香りがする。精神をリラックスさせる効果があると言われる。
* 新芽はおひたしや胡麻和えにして食べられる。(新芽には毒があると書かれていることもあるので注意が必要)
三浦さんの作品にニセアカシアのことが出てくる場面があるかどうかは定かではありませんが、この香ばしい花の天ぷらを食したなら、筆をとらずにはいられないと思うのですが、果たして如何なものでしょうか。
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