今日、仕事で近くに行ったついでに、一戸の岩瀬橋から銭湯のあったところまでの馬淵川沿いを通ってみました。
川沿いの道は確かに有り、車も通れるようになっていました。
三浦さんが川のせせらぎを聞きながら歩いて銭湯や琴の稽古に通っていたというこの道の、昔と変わらない風情をいつまでも残しておいて欲しいと思わずにいられませんでした。
岩瀬橋の袂の「文学碑」は周りの生垣が鬱蒼と生い茂っているからか、目に付き難い状態になっていて、道路に案内標識も無いので、本当に目立たなくて残念ですが、何度見ても立派な石碑でした。
『忍ぶ川』文学碑
作家三浦哲郎氏の小説「忍ぶ川」は、第44回の芥川賞受賞作品であり、ここ一戸町を舞台とした名作であります。
氏は八戸市出身ですが、戦後三浦家が一戸町に籍を移されたために、ここを帰省する郷里の町として、今日でも愛しておられます。
とくに、町に沿って流れる馬渕川河畔の逍遥を好まれるということです。
そこで、名作「忍ぶ川」を記念し、そのゆかりの地に町内外の愛好者によって、昭和53年11月10日、この「忍ぶ川」文学碑が建設されました。
碑文は、作品の一部を作者自らが選び筆を執られたものであり、碑の石は茂谷山より選ばれた重さ30トンの花崗岩(自然石)であります。
「忍ぶ川」文学碑保存委員会
(岩手県二戸郡一戸町中央公民館内)
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