梅雨入りをしたというのに、澄み切った晴天の日曜日の昨日は、陽気に釣られて「階上岳」に登ってきました。
この岳は八戸の市民に大変親しまれていて、市の中心部から車で30分足らずで頂上近くの駐車場まで行けてしまう標高740mの牛の背中のようななだらかな山です。
周囲に高山が無いので山頂からの眺望がすばらしくて、西に名久井岳、南に折爪岳、稲庭岳、七時雨山、西岳、岩手山、姫神山、平庭高原、遠島山、久慈平岳などの岩手の山々、東から北にかけて太平洋、北には八戸市街地が見渡せます。
八戸から先は海岸線が弓なりに続いていて遥か彼方に下北半島の釜臥山が見え、西に向って八甲田連峰から奥羽山脈が連なって見え、大パノラマが楽しめるのです。
昨日は、麓の西鳥谷部地区の駐車場から登り、山頂から一般に知られていないがダイナミックな眺望が楽しめる南岳の頂上まで足を伸ばして見ました。
ヤマツヅジの群生地として有名なのですが、花びらが落ちてしまっていて惜しくも間に合いませんでした。
ここは八戸からもよく見える山で、山頂からの夜の夜景はことの他素晴らしいようだ。市街地の明かりのほかにイカ釣りシーズンになると、海の方は漁火の明かりで大都市のように見えるのだそうです、
昨日は、余りの天気の良さに、気温も上がり、昼近くにはヤマセが起きて太平洋の海側から時折真っ白な霧が押し寄せてくるのでした。
帰り道の階上町市街を抜ける時に、「おろおろ草紙」に出てくる海辺の部落はどの辺だろうかと、気にかかりながら運転していたのですが、果たして、階上岳の出てくる三浦文学作品はどれほど有っただろうか。
※写真は南岳からの折爪岳遠望と西鳥谷部の登山道入口。
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