金田一温泉駅の構内に表示された「座敷わらし」たちの絵は5人である。
三浦さんの作品に登場する「座敷わらし」は9人である。
劇団四季のミュージカルに登場する「座敷わらし」が5人に減らされている。
そのキャラクターの絵を採用しているために、5人の表示となった。
ペドロ、ヒノデロ、ダンジャ、ゴンゾ、モンゼの5人が表示されている。
他にジュノメ、トガサ、ジンジョ、ジュモンジの4人がいる。
間引きされた子供たちには親が名前を付けなかったので、自分たちが生まれた場所の通り名で呼び合っているのである。
ペドロ ペンドロ(ペン泥):ぺんぺん草が生えている泥沼の岸の葦の茂みの中で生まれて捨てられた
ヒノデロ 日の出楼:20里南の町にあるこの名前の料理屋に売られて芸者をしていたこの村の娘が生んで捨
てた。女みたいな言い方をするおしろいの匂いが無性に好きな奴。
ダンジャ 壇沢
ゴンゾ 権三
モンゼ 門前
ジュノメ 十の前
トガサ 斗ケ沢
ジンジョ 地蔵
ジュモンジ 十文字
これらの通り名は、金田一温泉郷に実在する。
三浦氏がこの温泉郷に住んでいた時に、その辺りをよく散歩していたといわれている。
因みに、著書のタイトル『ユタとふしぎな仲間たち』は、不思議なことに出版本の表示が「ふしぎ」が「不思議」と漢字になったり平仮名だったりしている。
新潮社の文庫本では、表表紙と背表紙で漢字と平仮名を使い分けている。なにか拘りでもあるのだろうか。
劇団四季は漢字で、講談社・青い鳥文庫は平仮名となっている。
三浦さんの初版本はどちらだったのだろうか。
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