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今、手元に一冊の本を開いている。
大分前にAmazon comで入手した『結婚の貌』という、昭和45年3月に発刊された三浦哲郎さんの作品である。
表紙のカバーが付いていなかったのがとても悔やまれてならない。
なぜなら、この本の装幀・カバーを深沢紅子が担当していたからである。
深沢紅子といえば盛岡出身の女流画家であるが、当時はすでに65歳ぐらいのはず。
三浦哲郎さんとはどんなご縁があったのか、大変興味が湧いてくる。
他にも手掛けている本があるのだろうか。
又、この本の表紙にはどんな絵が描かれていたのだろうか。
中には挿絵は一枚もないのが残念である。
因みに味わいのある題字は深沢武蔵とあるが、深沢さんとどういう関係の人かも知りたくなってくる。
三浦さんのタイトルに用いる漢字には、拘りがあるようで、今回の『結婚の貌』の「貌」の漢字を何と読めば良いのか悩んでいる。
「かお」又は「かたち」とも読めるので「けっこんのかたち」と読むのだろうかとも思う。
この小説は昭和44年に一年間同じタイトルで婦人公論に連載した12の短篇(2編は入替え)からなっている、いずれも、比較的若い世代の結婚生活に取材した作品ばかりである。
一通り読み終えたら、また感想などをアップして見ることにする。
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