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一戸町のIGRいわて銀河鉄道「一戸駅」の真ん前に『志乃』という名の居酒屋がある。
一戸町にゆかりの小説『忍ぶ川』に出てくる「志乃さん」に因んで命名された店だという。
この店を経営している女将さんは、三浦さんと同年の人で、もう高齢なので、近々店を閉めることにしたそうだ。
女将さんと女学校時代の同級生で親友だという、本会の菅原会員から聞いた話しである。
店の名前の『志乃』は、開店当初、別の名前だったそうだが、思うように繁盛しなかったので、常連客だった一戸高校の先生に勧められて『忍ぶ川』に拘って付けて貰った名前だそうだ。
その甲斐有ってか、以前より繁盛するようになり、今まで長く続けることが出来たので、この名前に大変感謝しているとのことである。
そこで、来月末に、地域の馴染みのお客を対象に、感謝の気持ちを込めて、閉店謝恩キャンペーンを行ことに成っているそうだ。
そのキャンペーンに向けてチラシを発行しようと、色々とデザインを練っている所なので、見て貰えないだろうかと、菅原会員が持参して来た。
名前の由来を大事にしていた思いの伝わるデザインになっていて、心のこもったサービスも載っていた。
未だ入ったことが無いので、馴染み客では無いが、『三浦哲郎文学を読む会』の会員として優待して貰えないか、菅原会員に打診して貰うことにしている。
出来たら、店の名前を愛して続けて来られた女将さんに会って、思い出話し等を聞きながら、カウンター越しのお酌で一杯やりたいと思っている。
その時には、会員たちを誘って、IGRの電車に乗って出掛けることにしよう。
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