三浦哲郎文学を読む会

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先週末にインターネット通販で手配しておいた古本が届いた。
沖縄県宜野湾市の本屋さんから『三浦哲郎短篇小説全集 全3巻』(昭和52年9、10、12月講談社発刊)を2,800円で入手することができた。
本は汚れやシミがあり古本の匂いがするが、月報も全て揃っているので、満足している。

この全集は、三浦さんが初めて文芸雑誌に作品を発表してから20年の間に書いた内から、自身が選び抜いた90篇の名短篇を収録したもので、各巻末に書き下ろしの文学的自叙伝が書かれているので、読むのがとても楽しみだ。
又、各巻に三浦さんの取って置きの写真も載っていて、読者にとって大変印象に残るワンカットとなっている。

何よりも楽しみなのが、月報に寄稿している、三浦さんの知人友人達が三浦さんとの縁に付いて書いている内容を読むことである。

第1巻

庄野 潤三  一本の葡萄酒
瀬戸内晴美  美青年
高井 有一  幸福な家族
小沼  丹  将棋

第2巻

島村 利正  三浦哲郎氏の初印象
阿部  昭  仕事場の住人
後藤 明生  三浦さんとの縁
新庄 嘉章  記家庭的人

第3巻

五木 寛之  三浦さんと私
村上菊一郎  教師冥利
秋山  駿  或る発見
井伏 鱒二  盛岡と水海道

それぞれが三浦さんのことを語っている内容を読んでいると、三浦さんについて色々知ることができてとても楽しい。
これを読むと、作品の味わい方も違ってくるような気がする。

先日の講演に出てきた五木寛之も、天台寺元住職の瀬戸内晴美(寂聴)も書いているので、本当に楽しくなる。
恩師の小沼丹そして井伏鱒二はやはり最後に締めくくってているが、盛岡の話も出てくるから、嬉しくなってしまう。

当分の間、これらを読みながら感想を書いて見ることにしよう。

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