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■講話のテキスト(全7頁) & 調査・体験活動の様子。班毎の記念写真
一昨日(8月1日)、私の母校でもある金田一中学校3年生の生徒10名の訪問を受けた。
総合的な学習の取組みで、夏休みの調査・体験活動として、三浦哲郎に関心を持つチーム2班が『三浦哲郎文学を読む会』の私に話しを聞きに来たのであった。
内容は、事前に用意しておいたテキストに沿って話しをさせて頂き、随筆『姿なきアイドル』を輪読してもらい、質問を受けて、最後に記念写真を撮って終わりにした。
皆は『ユタとふしぎな仲間たち』についても良く知らないらしくて、小説やミュージカルも縁が無い様子であったのには驚いた。この小説は皆に最も関心を持ってもらえると思っていたので、この小説を通して三浦さんの家族への思い、金田一温泉への思い、文学への思いを語らせてもらった。
昨年の秋に日経新聞に掲載された随筆『地唄「黒髪」の思い出』に書かれている、お姉さんの琴の行方と金中との関係についても触れさせてもらった。そのこともあって今年から金中では特別に琴の授業も設けることになったというので、この随筆も読んでもらいたいと話しておいた。
その他に、金中でも2年生の国語の教科書に『盆土産』が載っていると聞いていたので、皆に確認したら、余り良く覚えていないようだったのが残念であった。三浦作品と意識しながらもう一度読んでもらおうと思ってコピーを用意していたが、時間が無いので持ち帰って読んでもらうことにした。
午後3時から一時間の予定だったが、仕事場での講話なので、途中電話や来客の応対で何度か中座することもあって失礼したが、引率のH先生も交えて、皆熱心に聞いてくれていたので、私の方も熱が入ってしまい、大幅に超過してしまった。
地元に大変ゆかりのある三浦哲郎という一人の著名な作家について、私が読書を通して知ったこと、感じたことを一通り話させてもらったが、皆が掲げている【小説の楽しさを学ぼう】、【自分たちの知らない世界を知ろう】のテーマの勉強に少しでも役立てたのなら大変嬉しく思う。
2学期には3年生全員が金田一温泉郷の『三浦哲郎文学散歩』の散策体験も行なう予定になっていて、その時には「読む会」で『ゆのはなガイド』の協力をすることにしている。
これを機会に、金中は元より、二戸市内の中学校、高校でも、毎年このような三浦哲郎文学のことを学ぶ活動に取組んで頂いて、郷土にゆかりの偉大な作家・三浦哲郎への理解と関心を深めてもらいたいものである。
金中では、この取組みについて文化祭である『青藍祭』の時に、生徒たちが発表することになっているというから、楽しみだが、機会があれば、今回取組んだ生徒たち一人ひとりに、三浦哲郎と今回の取組みについての感想を直接聞いてみたいものである。
アッという間に、三浦哲郎文学の理解者が大勢増えてくれたことは、今回の活動の何より大きな成果であった。
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