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先日の、金中生への講話の際に、最後の質問の時には、いくつも質問を頂き、即答するのに戸惑うこともあった。
「一番好きな作品は何ですか?」の問いには、一瞬詰まってしまった。
今まで何気なく読んできて、これは大好きだと思っている作品を、意識していなかったことに気付かされた思いがした。
勿論、『ユタとふしぎな仲間たち』と答えたのだが、一瞬、「えっ!他になかったの?」と自問してしまったほど、自分では認識していなかったのである。
『金色の朝』や『楕円形の故郷』が好きだとも答えたが、これらが収められている『野』という本がお気に入りなのだった。
「三浦哲郎さんが作家になる切っ掛けは何だったのか?」や「作品を書く時に、何をもとにして書かれるのですか?」、「小説を書く時に最も大変なことはなんですか?」など、三浦哲郎さん本人でないと答えれないような内容の質問もあったが、色々な作品で三浦哲郎さんが述べていることを取上げて、代弁して上げた。
振返って見ると、もっと適切な返答内容に後で気付いたりして、皆にインパクトを与えられるような答えが出来なくて残念だったが、こちらも多いに勉強させられた貴重な一時であった。
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