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盛岡に出かけたついでに書店に寄って新刊コーナーを覗いていたら、秋山駿の『私小説という人生』という本が目に入った。
「私小説」の文字に惹かれて、思わず手に取って中身を調べてみた。
花袋、四迷、藤村など、私小説の面白さを伝える評伝集となっていて、案の定、三浦さんの『忍ぶ川』も掲載されていた。
対談のところでも『忍ぶ川』について触れていて、汽車から「見える見える…」のあの最期の名場面を絶賛しているのであった。
秋山さんは、三浦さんと同じ早稲田大学仏文科卒で年齢も同じで、三浦さんの作品本に解説文を書いていて、『作家生活50年 三浦哲郎の世界』にも寄稿している人で、私小説作家・三浦哲郎氏を高く評価してくれている一人である。
生憎、購入を見送って帰ってきたが、著名な私小説作家たちの名作の数々が掲載されていて中身の濃い内容だったので、今、読んでみたい本の一冊になってしまっている。
皆さんも是非読んで、著名な私小説作家達の中の三浦哲郎の存在を再認識してみては如何でしょうか。
■『私小説という人生』秋山駿著:新潮社発行
https://www.shinchosha.co.jp/book/375703/
判型 : 四六判
頁数 : 254ページ
ISBN : 978-4-10-375703-0
C-CODE : 0095
発売日 : 2006/12/21
1,785円(定価)
●有隣堂HP「人と作品紹介」『私小説という人生』秋山駿著
http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_471/yurin5.html
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