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昨日、古布人形作家の久保田のり子さんから電話を頂いた。
約束通り、「座敷わらし」たちの人形の製作に入るから、エンツコに使う藁の入手に協力して欲しいとのことであった。
久保田さんのことは、以前にも、このブログに書いてあるので、詳しいことは振返って読んで貰いたい。
■古布人形「座敷わらし」と久保田のり子さん
2008/11/16(日) 午後 11:59
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/26570920.html
■久保田のり子さんからの電話
2008/11/20(木) 午前 7:21
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/26624426.html
久保田さんは、盛岡で個展を開いて以来、不思議なことが続いていて、まるで座敷わらしに見守られているみたいだと話していた。
古布人形の問い合せや作品展のことなど、嬉しいことが続けて起きていると言うのだ。
今年は、9月鳥取、10月仙台と、個展が続くので忙しいが、前半は比較的時間が取れるので、約束していた、金田一温泉郷の舞台に相応しい、三浦哲郎文学の中の「座敷わらし」たちの人形を作り始めたいということであった。
久保田さんが、三浦哲郎文学の『ユタとふしぎな仲間たち』に出会って、古布人形を作り始めてから、来年で30周年を迎えるそうだ。
始めて本を読んだ後、劇団四季の初期の『ユタと不思議な仲間たち』公演を見た時にも感激したが、昨年の公演を見たら、原作と随分違っていて、あまり感動しなくて、原作に沿わない内容になっていたと不満げだった。
自分は、やはり始めて本を読んだ時に受けた思いを大切にして、本の中の、そして、その舞台である金田一温泉郷に相応しい「座敷わらし」たちを作りたいのだと言っていた。
本を読み返していると、黙々と意欲が湧いてきて、「座敷わらし」たちをうまく表す製作場面のイメージが膨らんでくるそうで、具体的には、
1.旅館の広間で、ペドロがユタを起して、エンツコのエレベーターに乗って、座敷わらしたちの居る所
へ連れて行った場面
2.旅館の風呂の焚口の、薪を燃やしている所で、ペドロたちがおむつを乾かしている場面
3.お寺の鐘の輪に乗って山に飛んで行って、おむつを乾かしながら、寝ころんでいる場面
などとイメージを話してくれた。
今回は、ベント会場などでの展示に使うには、小さいと目立たないだろうから、少し大きめにして、本に出てくる9人全員を、物語りの場面に相応しい情景の中に置くような形で製作したいそうだ。
そのために必要な建物については、私の分野だろうから担って頂きたいと言われた。
座敷わらしがエンツコに尻を入れた格好で居る場面を作りたいが、エンツコを作るための藁を欲しいので、協力して欲しいと言われた。
早速、農家から貰って送って上げることにした。
「エンツコ」を久保田さんは知っているのだろうか?
心もとない返事だったので、民俗資料館にでも行って写真を撮って送って上げようかと思う。
これらのことで、誰か良い情報を持っている人がいたら、教えて欲しい。
前回、盛岡でとても気に入った古布を見つけて入手してあるので、それも生かせるように作りたいと言っていた。
久保田さんは、「座敷わらし」たちに霊力を貰って作らせて頂いているのだと言うが、話しているとその熱意からは、三浦さんの本の中に出てくる「座敷わらし」たちを、本当に愛している人だということが伝わってくるから、話題が尽きなくて、今回もつい長電話になってしまった。
先日、助成対象に決まった「いわてNPO基金」の事業で、実施予定のイベントには、是非、久保田さんの「座敷わらし」たちを呼んで、活躍して貰いたいと、嬉しさ続きに夢を膨らませている。
埼玉県越谷市に住んで居る人だから、今年の「三浦哲郎文学散歩in東京ツアー」には、是非、久保田さんも誘うことにしよう。
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