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三浦作品によく登場する河鹿蛙の鳴く季節となった。
作品を読んでいて、それぞれの季節を考えると、河鹿の登場する場面を「おや?」と思うことがある。
中学の国語の教科書に載っている(平成18年版 中学校『国語2』光村図書出版)
『盆土産』 http://www.za.ztv.ne.jp/iguchi/monooki/bonmiyage.html
は、多くの人が中学2年の時に国語の授業で習っているので、ある意味では、最もよく知られている三浦作品ということになるだろう。
その『盆土産』にも、川で打ち釣りする場面のところに河鹿が登場する。
この小説は、お盆の季節の物語りで、田舎の旧盆、つまり、8月の中旬に当るのだが、この地域ではその頃には、もう河鹿は鳴いていない筈で、この場面に出るのは場違いでは無いかというのが、読む会での話題の一つとなっている。
三浦さんは打ち釣りの名人のお父さんから、釣りを習いによく馬淵川に出かけて、河鹿の鳴き声に囲まれて釣りをしてたそうで、その時の印象が強く残っているからなのか、打ち釣りと河鹿は、色々な多くの作品に描かれているのである。
昔のように河鹿が増えてくれたら、鳴き声を聞きに金田一温泉を訪れるお客が増えてることも期待できるので、その為にも三浦作品の河鹿にまつわる話を探し出すことにも取組みたいのである。
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