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iPadと書籍革命

これからの書籍の流通や出版社、書店、図書館の在り方が、一昔前のレコード店がそうだったように大きく変って行くことになるだろう。
俳優やタレントなどのように帰属制がないフリーな立場の作家たちの著作権は自分のものであるから、本人から承諾を得られれば電子書籍や電子朗読の製作、公開、配信が自由にできることになるだろう。しかし、果たして、権益の運営、回収はどのように管理すれば良いのだろう。
作成そのものは、既に専門業者でなくても容易に可能な時代になっている。
何でも無料の世界はあり得ないだろうから、厄介なことのように思う。


電子書籍や電子朗読の見本的なサイトが有ったので紹介する。 

『盆土産』  http://www.za.ztv.ne.jp/iguchi/monooki/bonmiyage.html
『野』     http://www.dotbook.jp/kd_ondemand/sample/KODB301252_S.pdf

『とんかつ』
NHK高校講座 国語総合 現代文 小説1  とんかつ(1)〜(4)
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_kokugo/archive/chapter017.html   
  … 小説文は画面下に「学習メモ」PDFファイルとして添付されている。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_kokugo/archive/chapter018.html
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_kokugo/archive/chapter019.html
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_kokugo/archive/chapter020.html


こんな内容のことが、持歩いているA4サイズの薄い画面ポードで、何時でも、何処でも、見たり、読んだり、聴いたりすることができるようになるのである。

皆さん、どう思いますか?

前回紹介したアップル社の新機種iPadの発表会の様子を見て驚いたのは、世界的有能な会社なのに、登場者は誰もがジーンズやポロシャツ等の普段着姿で、ステージには大きなスクリーンとソファーが置いてあるだけで、まるでシンプルでリラックスしていて、語りかけるように話していることだった。
そして、スクリーンに映し出される映像は、手に持っているiPadの操作の画像が、コードもないのにそのままに映し出されていた。
出演者はその前を左右に歩いたりソファーに腰掛けたりしながら、語りかけるようにプレゼンテーションを展開して行く。
スーツにネクタイ姿で演台に立って説明するよりも、遥かに親近感を覚え、引きつけられる、何とも斬新な発表会であった。

常に世界をリードする会社は、やはり、どこか違うな、と、感心させられた。

根っからのMacユーザーだからと言う訳ではないが、正にパイオニアカンパニーのApple社らしいと、心底そう思った。

日本で発売になったら一日も早く欲しいと思う。
是非使いこなして見たいものだ。

一昨日、アメリカでアップルコンピューターという会社が「iPad」という新機種の発表会を行った。
ノート型パソコンの画面部分だけのような、厚さ1.3cmのA4版のモニターパネルで、持歩けるパーソナルなコンピューターである。

■Apple社  http://www.apple.com/ipad/

タッチ式モニターパネルなので、キーボードやマウスが無くても、指を画面に触れて操作するので、直感でパソコンを操ることができる。

携帯電話のiPhoneで今までできたApple社のお家芸が、A4版のノートサイズになって発売されたのである。
色々なアプリケーションソフトが使えて、思いもよらないことができてしまうから驚く。

最新の携帯電話に付いている機能が全て備わっている上に、大きな画面になったのだから、このパネルを持歩けば、机の引き出しや本棚、新聞、雑誌、テレビや私の場合は製図道具も一緒に用い歩いているようなもので、それでいて、今までのように如何にも「パソコンをいじっていますよ」という風には見えないから凄い。
バッテリーも8〜10時間持ち、何よりも価格が$499〜というから、アッという間に世界中に広がり、5年もしたら恐らく回りの誰もが持歩くようになるだろう。

これは、前世紀にアップル社がパーソナルコンピューターを発売した時のように、『世紀の大革命!』に値する出来事ではないだろうか。

iBooksという電子書籍のソフトも開発されて、何処にいてもパソコンの中の本棚から書籍を取り出して読めるようになっている。

■iPadのiBooksについて
http://events.apple.com.edgesuite.net/1001q3f8hhr/event/index.html の会見の54分〜

これからは、iPadでの読書が主流になることは間違いないので、新刊書は当り前として、古い名作本も電子書籍化されて行くことになるだろう。
そこで、三浦哲郎さんを現代の日本文学を代表する作家として再評価してもらえるように、情報発信に力を入れて行けば、復刻電子書籍として多くの作品が出回るようになるだろう。良いものは必ず評価される筈だから。

又、図書館の蔵書を好きなだけ、自由に手元の画面で読めるようになる時代が直ぐに来ると思うので、多くの人に三浦作品のすばらしさを知って読んで貰えるように、もっともっとPRに力を入れて行かなければならないのである。

それと、このシステムが流行すれば、名作の朗読図書も新たな手法として確立されてくるように思う。
手軽に入手できるようになれば、名曲を聴くように文学の名作を聴く時代が来るだろう。

もっと進むと、文学散歩に訪れた観光客たちは、このモニターポードにガイドマップや説明板を映しだして、持歩きながら散策するようになるだろう。
その場で、このブログを検索してコメントを書くということも可能になるのである。

正に、書籍革命に加速度がついてしまった。

情報発進力が勝負の分かれ目の時代がもっと鮮明になってきた。
益々、うかうかしていられなくなるのである。




読者にはチョッと難しい話題だったかな?

でも、この件はWindows=Microsoftの世界が揺らぐ大事件になるかも知れないよ。

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