■画像:岩手日報新聞掲載記事
【写真=宮古市の浄土ケ浜にある宮古港海戦の記念碑】
以前にもこのブログで取上げたことがあるが、三浦さんの作品『暁闇の海』の舞台となっている宮古海戦に関連した新たな記事が新聞に掲載されていたので紹介する。
●過去のブログ関連記事
【『暁闇の海』と宮古湾海戦】 2008/4/17
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%B1%DD%CB%DC%C9%F0%CD%C8&sk=1
宮古市の浄土ケ浜には宮古港海戦の記念碑が建立されているとのこと。
日本が大きく生まれ変わる間際の、歴史的な海戦として、地元では今も語り継がれていることが分かる。
八戸藩での明治2年3月23日〜4月9日の実際の出来事として『八戸藩日記』に記載されているという。
三浦さんがこのことを調べて小説の題材にして残してくれているので、皆さんも是非読んでみて下さい。
『暁闇の海』(初出:別冊文藝春秋 1971.S46. 117〜119号に発表)
○収録本
単行本:『おろおろ草紙』 (講談社 1982.S57.6発行)
『暁闇の海』 (文藝春秋 1983.S58.6発行)
文庫本:『おろおろ草紙』 (講談社文庫 1986.S61.10発行)
全 集:三浦哲郎自選全集 第9巻 (新潮社 S1988.63.5発行)
昭和文学全集 23 (小学館 1987.S62.8発行)
●岩手日報Webサイト
【宮古で11月、新撰組サミット 模擬海戦や仮装行列も】 (2011/01/11)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110111_13
宮古観光協会(沢田克司会長)は11月、宮古市内で第12回全国新撰組サミットin宮古を開催する。全国の新撰組や幕末の歴史ファンが集うサミットは県内初の開催。副長の土方歳三らが参戦した宮古港海戦にスポットを当て、ファンが新撰組の羽織を着る仮装パレードや隊士の子孫による講演会などを計画。宮古を歴史ロマンで盛り上げる。
サミットは、全国の新撰組ファンの交流促進とまちおこしなどを目的に年1回開催。第1回の東京都日野市から京都市、福島県会津若松市など新撰組にゆかりのある全国各地で開かれ例年、全国の新撰組ファン約100人が集う。
宮古港海戦は1869(明治2)年、宮古市の宮古港で榎本武揚率いる旧幕府軍と明治政府軍が戦った。日本初の洋式海戦として知られ、旧幕府軍には土方らが参戦した。
住民有志が宮古港海戦を研究し、サミットの開催地に立候補。日野市の日野新撰組同好会(峯岸弘行名誉局長)などのアドバイスを受けて先月、開催地に決まった。
サミットは11月の2日間開催し、隊士の子孫らによる講演や、市中心部を新撰組の羽織を着て練り歩く仮装パレード、客船を使った模擬海戦などを計画している。浄土ケ浜にある宮古港海戦の碑などゆかりの史跡巡りも予定する。
今後、サミットに参加する市民ボランティアを募集。5月には、浄土ケ浜でPRイベントを計画している。沢田会長は「宮古の閉塞(へいそく)状況を打破するために、市民も巻き込んだ面白いサミットを開催したい」と意気込む。
宮古港海戦とは 1869年5月6日に明治政府軍と旧幕府軍が争った海戦。土方歳三が戦艦「回天」に乗り込み、宮古港に停泊していた政府軍の最新鋭艦「甲鉄」奪取を決行したが、失敗した。回天を甲鉄に接舷させて斬り込むアボルダージュ作戦は、映画「ラストサムライ」のモデルといわれるフランス陸軍士官ジュール・ブリュネらが授けたとされる。
宮古の関係者の人達にも是非三浦さんの『暁闇の海』を読むことをお薦めしたい。
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