■画像:ペンション「モロアの森 ランボォ」の紹介写真…貴HPより拝借
青柳隼人さんから「モロアの森 ランボォ」についてコメントを頂いているので、皆さんにも紹介したい。
山梨県八ケ岳山麓の三浦さんの別荘の近くに在る清里のペンションのことである。
三浦さんと親交が深く、三浦さん寄贈の数々のサイン入著書を納めた「三浦哲郎文庫」を備えている。
あの小説『モーツァルト荘』はここを舞台に描かれた作品で、とてもゆかりの深い場所となっているので、やはり、三浦文学散歩コースの番外編として外せないところになるだろう。
因みに、こちら「ランボォ」の主人は小説「家族ごっこ」で第16回やまなし文庫賞を受賞したこともある、ペンネーム「秋元朔」という作家でもあるという。
「やまなし文庫」選考委員の三浦さんのこの時の選評も紹介されている。
選評
近来まれな秀作 三浦哲郎
「家族ごっこ」の秋元朔さんには、数年前にも佳作になった「父の外套」があり、今回の作品がそれを越えるものであるかどうかが注目されたが、選考委員会全員が一致して前作をはるかに超えた秀作であると判断した。八ヶ岳南麓清里高原の旧開拓村に住む八十三歳の勇吉と、孫娘に突然押しつけられたに等しい曾孫翔太との暮らし、をれに翔太を可愛がって入り浸り、半同棲を公言してはばからない近所の女友達のお恵さんを交えた、あたかも本当の家族であるかのような心暖まる暮らしのさまが描かれている。なによりも味わい深く達意の文章が素晴らしい。ところどころに挿入される方言も正確で過不足ない。一読しただけでは汲み取れない余剰に富んだ作品である。
■モロアの森
http://www2.ocn.ne.jp/~rimbaud/moroanomori.htm
■モロアの森 ランボォ
http://www2.ocn.ne.jp/~rimbaud/
HPより転載。
牧草地が道の両側に広がる牧場通りから林をぬけるとそこは「モロアの森」。
「モロアの森」はフランス中世の伝説、トリスタンとイゾルデ物語に出てくる森。
トリスタンとイゾルデが辿り着いた森。
「モロアの森」の中には電柱は一本もなく、ヨーロッパの静かな森のゆったりしたたたずまいが感じられる。
作家の三浦哲朗が最も清里らしい場所として、小説「モーツアルト荘」の舞台に選んだ。
敬愛する作家・三浦哲郎作品集
書店では手に入らない初版本の蔵書の数々
三浦哲郎先生より 「自選全集 13巻」 が寄贈されました。
先日、三浦先生がいらっしゃいました!
三浦先生はご自宅で五郎ちゃんという柴犬を飼っていらっしゃいますが
某出版社にお勤めの小林さんというノンベエさんの
愛犬と楽しそうに遊んでおりました。
既に当ブログで何度も紹介しているが、二戸在住の私の友人中田勇司君が学生時代に、ここのペンションのオーナーたちが共同で開設したレストランでアルバイトをしていたのが縁で、小説『モーツァルト荘』に彼もモデルに描かれていると知らされて、大変驚いた作品なのである。
だから、文学散歩ツアー番外編で訪れる時には、是非彼に案内役をお願いしたいところである。
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