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一昨日の例会で、「三浦哲郎文学を読む会」に関心を示して自著の三浦哲郎文学研究論文を送って下さった近藤洋子さんのことを報告して、贈って戴いた論文『三浦哲郎初期恋愛小説論 -「湖影」をめぐって-』を紹介した。
出席者たちは大変興味を示してくれて、それぞれ手に取って内容を確かめていた。そして、早速、菅原会員が読みたいと言って借りて行った。
■過去のブログ記事
三浦哲郎文学評はどうなる? 2011/3/10(木)
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/32979120.html
●三浦哲郎初期恋愛小説論 ー「湖影」をめぐってー(1998)
「近藤 洋子 和泉書院 東海学園女子短期大学国文学科創設三十周年記念論文集-言語・文学・文化-」H10.4.1発行
内容は『湖のほとり』から『湖影』へ、そして『水の中の神話』に至まで3度に渡って改題された作品について、作者が一つの題材から物語をどうふくらませ、拡げていったのかを、前後を比較しながら、掲載誌の置かれていた時代背景も含めて考察されていて、小説の辿る運命は、多くは掲載紙の事情に左右されていることも教えてくれている。
この本はこの後『ゆのはな文庫』の蔵書として会員に貸出しをするが、会員以外や遠方の皆さんも、国立国会図書館から貸出しして頂ける筈なので是非読んでみて下さい。
国立国会図書館には、他にも近藤洋子さんの三浦哲郎研究論文の蔵書を見掛けたので、機会を見て是非読んでみたいと思っている。
●三浦哲郎研究--「団欒」から「石段」へ [近藤 洋子 東海学園女子短期大学 1996-09]
●三浦哲郎作品論--『白夜を旅する人々』 =A study on Miura Tetsuo's works: Byakuya wo Tabisuru Hitobito
[近藤 洋子 東海学園大学日本文化学会 / 東海学園大学日本文化学会 編 2008]
贈り主の近藤さんには、文学散歩ガイドマップをまとめて購入して戴いているので、その内、教え子たちを連れてゆかりの地の文学散歩に訪れてくれるかも知れない。
その際には歓迎してガイド役を務めさせて貰おうと思っている。
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