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久しぶりに三浦哲郎関係の書籍を入手した。
(株)ぎょうせいが1995年・平成7年09月に発行した『ふるさと文学館 全55巻セット』の内の「第四巻 岩手」を古本ネット通販で探し当てたので購入した。
■『ふるさと文学館 全55巻セット』 定価:¥336,380(税込み) @6,116円/巻
http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=3533
この全集は水上勉、松永伍一、阿刀田高と共に三浦哲郎氏が監修したものであることと、岩手編には三浦作品が2題掲載されていたので探していたのだった。
この全集の編集方針は
○「ふるさと」をキーワードとして、各都道府県別に全巻を構成。それぞれの土地に何らかの関連
を持つ近代、現代の小説・誌・エッセイ・紀行を中心に、巻によっては日記・童話(評論、俳句、
短歌は原則として除く)など多角的に採録し、重層的な構成を心がけた。
○文学的緒ジャンルの枠を取り払いつつ、表現の多様性を各巻に集約した。
○収載作品が多岐に渡るため、巻ごとに作品を数グループに分けて構成した。個性的な作品群をエ
リア別またはテーマの関連性などに沿って一応の括りとしたが、読者諸賢に作品の固有性と普遍
性をクロスさせて頂くことを願っての試みである。
と巻末に記してある。
この「第四巻 岩手」は1993年・平成5年8月15日発行となっている。
岩手編の編者4名の名前に興味を覚えた。
工藤英寿 …作家、東奥日報ワープロ入力推進委員会委員長。昭和8年、青森市生まれ。幼少期の
約十年中国大陸(旧満州)に暮らす。昭和28年、当奥日報社入社。弘前支社編集部長、
本社文化部長、調査部長、十和田支局長、論説副委員長、紙面審査委員長、八戸支社
長などを経て現職。著書に王朝小説『雪の宴』『ふるさとの芸能』『弘前城物語』
『津軽弘前城 雪の巻』など。
星野富一郎 …作家、「北狄」同人。昭和5年、青森市生まれ。元青森県立高校国語教諭
遊座昭吾 …盛岡大学教授。昭和2年、岩手県岩手郡玉山村渋民の宝積寺(石川啄木の育った寺)
に生まれる。元岩手県立高校教諭を経て現職。『石川啄木入門』など啄木関連編著多
数。岩手日報文学賞を受賞。
田中紀平 …岩手日豊八戸支社長・編集部長。盛岡市生まれ。
※現職は発行当時のもの。
工藤英寿氏は、先日、当ブログで三浦さんと大変親交が深かった人として紹介したばかりである。
■新たなゆかりの人「工藤英寿」氏 2011/4/15
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/33070272.html
その工藤氏がこの全集の東北6県の各巻の編者となっていたのには驚いた。
この本には、「第一部 北国の情」の最初に『金色の朝』『拳銃』の三浦作品2題が掲載されている。
この2題がどうして岩手編に採択されることになったのか、もっと岩手らしい作品は無かったのかと首をかしげている所である。
本には岩手編だけあって、掲載作品には有名な作家たちの名前が名を連ねている。
話題に事欠かない本なので、内容紹介は今後も続けて話題にして行くつもりなので、請うご期待。
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