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欲しい本

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画像:一戸町立図書館に三浦夫人から寄贈された三浦哲郎著書の中に見付けた未入手の本。


読む会で活動し始めてから、三浦作品を読むためにどうしても手元に置きたくて、これまでに著書を買い集めてきた。
単行本文庫本それぞれまちまちではあるが、書かれた作品をひと通りいつでも手に取って読めるように本棚に並べてあるつもりでいた。

ところが、先日、一戸町立図書館を訪れた際に、三浦夫人から寄贈された三浦哲郎著書の中に未入手の本を2冊見付けてしまった。

『初めての愛』(1970.S45.6 主婦の友社発行、ジュニア向け青春の愛シリーズCherry books)
『青春相談室』(1970.S45.9 秋元書房発行)


である。

云わばマニアになっている私には、一体どんなことが書かれているのか気掛かりで、持っていない本だと知ると、欲しくて堪らなくなるのである。

一緒に行った読む会図書担当の沼野節さんに「ゆのはな文庫」にも備えるようにお願いした。

私も、機会をみてWebサイトの古本店で探して入手しようと思う。


Web Siteで『青春相談室』の読者のblog記事を見付けたので紹介する。

くじら図書館 いつかの読書日記
「青春相談室」三浦哲郎 その2  2009-08-23
  http://blog.goo.ne.jp/itsukapochi/e/7ea24af7eca7c9b2e9b4e0597f0feee1

三浦さんの人生相談、解答編です。
まず、わたしが初読したときに最も心に残った相談を引用しましょう。(ごく一部省略しています)

「初めて好きになった人に誤解され悩んでいます」
Q
私は中学三年生になってから初めて男の人を好きになったのです。今どうしたらよいか困っています。
九月から社会科の時間に、積極的に授業をすすめていくという方針で、男子三人、女子三人が一グループで、グループ学習をするようになりました。リーダーは私の好きなA君で、私は副リーダーでした。内心すごく喜びもしました。
ところが、私たちのグループにT君もはいっていました。このT君は二年生のとき、母から「今の両親の子ではなく親せきの人の私生児だ」と聞かされました。今となってはそれがかえってアダとなってしまいました。
時間中、T君とよく口げんかをします。私は血の気が多いのか、すぐ頭に血がのぼり、
「なにさ、おめかけの子のくせに!」としゃべりそうになってしまったことがたびたびありました。それで、あまり話をしないようにしてきたのです。
諱I」心の中で叫んでも、A君にはわからないのです。私は高まんちきで、わがままな子だと、A君に思われているのです。
ります。どうか私によきアドバイスをお願いします。
(愛知 T・N)

A
お手紙を読んで、あなたの心の動きに怒りをおぼえました。
フ責任もない。そして、あなた自身にもおなじ人間としてT君を軽蔑する権利がこれっぽっちもないのだ。
サうになるということは、あなたの心なかにT君への強いさげすみがあるからだ。あなたは、不幸な環境にいる人を上から見くだそうとする、おなじ人間として憎むべき人種の一人だ。
謔ュわかります。あなたのような女をみていると、誰だって気持ちがいらいらして怒りたくなるのだ。
あなたの身勝手さは、居心地が悪くなれば先生にたのんでさっさとグループをかえてもらうところにもあらわれています。そして、最も困ったことは、あなた自身、自分の心のみにくさにちっとも気がついていないことです。
猛反省をうながします。


どうですか、厳しいでしょ。でもこれが三浦さんの考えなのです。ひじょうに彼らしい。
ほかにもいろいろあるのですが、手紙の中から相談者の現状をできるかぎり読みとろうとしていることに気づかされます。
ただ、少女たちの現実と三十男の三浦さんには乖離があるのですよね。例えば「交換日記」を始めたけれど、相手の男の子のことを好きでもないような気がしてきたからどうしたらよいのかといわれると、
ゥったのです。」「交換日記というのは、『好きな人同士が自分の日記をみせ合うこと』」なのかと尋ね、そして結論は、
「日記とは自分自身との孤独な対話です。他人にみせたりするものではありません。ですから、交換日記には反対です。」
うーん、この子、日記の存在意義について知りたかったわけではないと思うよ……。
でも、青春期の少女の悩みは混沌としていて、手紙という形で気持ちを整理するだけでもだいぶ楽になるとは思いました。(そういえば、男子からの相談は例の一件だけですね)
「青春相談室」が、ほかの人生相談と違うのは、相談者の手紙の部分でしょうか。かなりページをさいているものもあります。普通ページの都合で短く編集してあるものなのです。なんていうか、悩みって普遍的なものでしょ。ひとりに答えながらみんなに発信する顔を持っているから、中心部だけで枝葉は取ってしまうことが多い。
もちろん文章に手は入っているのでしょうが、なるだけその人個人に応えようというイメージが伝わってきました。



前段の記事は以下に掲載されている。

■「青春相談室」三浦哲郎 その1   2009-08-22
http://blog.goo.ne.jp/itsukapochi/e/9d8c0b3943eac95f74b7171546dfb51e

もう40年も前の相談なので、今に通用するかどうか興味を持たせてくれる本である。

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