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湯田りんご

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昨日、パソコン不良により代替で携帯電話から投稿した記事が上手く行かなかったために、再度掲載します。

三浦作品に「林檎」のことが多く描かれている。
NHK朝の連続小説にもなった『繭子ひとり』や林檎試験場の『野の祭』などは青森の林檎で、『ユタとふしぎな仲間たち』『妻の橋』『ブンペと湯の花』などは岩手の林檎が登場する。

随筆『林檎畑の林檎作り』『笹舟日記』S48.5.30毎日新聞社発行)には、旧金田一村湯田つまり二戸市・金田一温泉郷の林檎のことが詳しく描かれている。
三浦さんのこの文章を読んだ読者なら誰でも、美味しそうな湯田りんごを一度は食べてみいと思うに違いない。

やはり、そんな三浦文学愛読者である東京の遠藤さんから「贈り物に金田一温泉の林檎を使いたいので、温泉の林檎農家を紹介して頂けないだろうか?」との連絡を戴いた。
「できれば自分たちも食べたいので、自宅用にも欲しい」とのことだったので、知り合いの林檎農家に相談して対応して戴くことになった。

三浦さんが褒めているとおり転勤族の人達にも二戸の林檎は青森林檎よりも美味しいと評判なので、自信を持ってお薦めできるのである。

生憎、年末年始の贈物時期の後なので、どこの農家にも良いものが残っていないと云われたが、大沼りんご園に対応して頂けたので有難かった。

昨年は気候不順で甘味が例年の様にならなかったそうで、貯蔵している林檎もそろそろ甘味が抜けて味が落ちていくので、今頃が美味しく食べられる限界だろうと言われた。

金田一温泉郷の大きなりんご園農家にはどこも後継者が育ち、三浦さんが絶賛してくれた美味しい湯田りんごづくりは前途洋々の筈である。

〈湯田の林檎は湯田の林檎の匂いがする。よその土地の林檎にはない味がある。私はそう思って文男さんの林檎を食べている。〉(『林檎畑の林檎作り』より)

今年の春、金田一温泉郷一体がりんごの花で一杯になる頃になったら、岩手、青森の人達を対象に、ガイドマップを活かした
三浦文学散歩ツアーでも開催出来ないものかと思っている。

昼飯には手打蕎麦とへっちょこ団子を食べ、温泉に入って散歩後の疲れを治して貰いながら、春の一日三浦文学三昧も悪くないだろう。

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