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■画像:東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第27回目の紙面



東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第27回目は連作随筆『鰯たちよ』である。

  生誕80年・芥川賞受賞50年特別企画

     毎週日曜日に掲載、カラー誌面

     芥川賞作家 三浦哲郎
      作風と文学への旅



 No.26 連作随筆『鰯たちよ』

     郷里の味とイサバの風情

■三浦文学ゆかりの地(八戸市)

 (写真2枚) ・発泡スチロールの箱に氷り詰めにされたイワシたち。
       ・イワシの炭火焼き。
                          

  赤く焼けた鉄などを水に入れるとジュッと音がするように…
    口のなかでシャオッ、シャオッと音がする…(「鰯たちよ」から抜)


 ■この話:遊座昭吾さん(84)元国際啄木学会会長、盛岡市


        茂谷山の石で「忍ぶ川」碑

『鰯たちよ』は1972(昭和47)年4月から1年間、毎日新聞の日曜特集『笹舟日記』で発表された。連載終了後、同社刊行の『笹舟日記』に収録される。


この作品も、八戸界隈の懐かしい習慣風俗を書き残している三浦さんならではの郷土愛に満ちた随筆となっている。
内陸地のこの金田一でも、リヤカーを引いたイサバのおばちゃんが、八戸から運んだ海産物などを掛け声を掛けながら売り歩いていたのを憶えている。
この随筆に触れて、しわくちゃの手で新聞紙に包んで渡してくれたイサバのおばちゃんのあのホクホクのコロッケの味が懐かしく思い出されるのである。

東日本大震災の被災地では、このリヤカー売りが復活して喜ばれているという。

イサバを見掛けなくなってから久しいが、あのイサバの「○○のかっちゃ」(母さん)はその後どうなったのだろう。
育ち盛りだったあの頃、母にねだって買ってもらったコロッケの味が忘れられない。

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