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三浦さんの作品には食べ物を題材にしたものが多く有り、特にも郷里のものが素晴らしい文章で取り上げられているから、たまらなくなる。
今度、IGRいわて銀河鉄道が企画している『ぎんが食堂 各駅停食弁当』も食べ物がメインの鉄道モニターツアーとなっているので、どこかで、三浦作品に関連した料理が取り入れられたら、ユニークな物語が誕生するような気がする。
『盆土産』の、シャオッと食べる時の音が気になる大きなエビフライもいいだろう。
弁当の話では付添婦の岩崎さんが作る弁当のことを書いた『七色の弁当』という作品がある。
その作品の中には丁寧に七色の素材と調理法が書かれている。
ユリ根(砂糖でほたほたに煮る)
トマト(生で微塵切り)
カボチャ(ほたほたに煮る)
ホウレン草(ほたほたに煮て微塵切り)
ソーメン(ほたほたに煮て醤油味)
イチゴ(丹念に潰す)
リンゴ(擦り下ろして砂糖を加える)
色とりどり七色の品数が七つ折箱に入れられた手作りの七色の弁当を岩崎さんは三浦さんのお母さんの七日七日の忌日に墓前に供えてくれたと言う。
このところブログで話題の
『とんかつ』もそうだが、弁当に相応しい三浦作品の食べ物には、あとはどんなものがあっただろうか?
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