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入手出来ずに気になっていた東奥日報新聞の連載三浦哲郎特集の最新記事が、今日、青森市在住の青柳隼人さんからコピーを送り届けて頂いたので、やっと読むことができた。
遅ればせながらその内容をお知らせしたい。
第4回目の今回は短編連作集『真夜中のサーカス』に纏る記事になっていた。
この作品が小説新潮に連載された時(1972年)に挿絵を担当した縁ということで、アトリエでの画家・エッセイスト司修さんの写真と、赤羽駅の夜景の写真が掲載されている。
何故赤羽なのかは、司さんが酒を飲みながら話した赤羽下町住まいでの見聞が、三浦哲郎作品「パレード」などに反映されたという経緯があったからだという。
生誕80年・芥川賞受賞50年特別企画
毎週日曜日に掲載、カラー誌面
芥川賞作家 三浦哲郎
作風と文学への旅
No.4(4.24) 短篇連作集「真夜中のサーカス」 つましい市井の生活描く
三浦文学ゆかりの地(東京・赤羽):赤羽駅前の夜景、アトリエの司修さん(写真2枚)
この本:井伏鱒二著『たらちね』(筑摩書房刊)
【知人母子の会話ほのぼのと】
漁師の若者は急に喉から手が出そうな気分になってつい、
「ちょっと…なあ、おしちさんよ。」と声をかけてしまった。
(短編連作集「火の輪くぐり」から抜粋)
〈つましい市井の生活を描く〉のは三浦哲郎文学の大きな特徴であり、それが多くの読者に親近感を持たせてくれるのだろう。
青柳さんからは連載特集の4月No1〜4の4回分コピーを纏めて送って頂いたので、例会などで活用させていただくことにしよう。
しかし、これから一年間分となると相当な量になりそうで、手間や費用も嵩むことになるので行為に甘えてばかりもいられないだろう。
この資料を綴じるファイル選びも一考を要するのである。
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