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三浦家では正月行事と合わせて2日は次女の誕生日になっている。
「除夜の鐘まで」(『笹舟日記』に収録)や「歳末は鯨を買いに」(「スペインの酒袋」に収録)を読むと、そんな三浦家の年越しの様子がよく分かる。
年越しの習わしや正月料理の作り方は三浦さんのお袋さんから忠実に引き継がれたものだといわれているので、三浦家では今も行われていることと思う。
三浦文学に接してからは、年越しになると「くじら汁」や「戸田久」の蕎麦に拘っていたそんな三浦家のことを思い出している。
その三浦作品が切っ掛けで「くじら汁」を特製メニューにして、今でも評判を呼んでいるという八戸市水産科学館「マリエント」の話題が新聞に載っていた。
●デーリー東北新聞
手作りクジラ汁に舌鼓/八戸・マリエント 2012.01.03
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/01/03/new1201031402.htm
八戸市水産科学館マリエント(吉井仁美館長)は1日、手作りのクジラ汁を振る舞い、多くの来館者が新年の幕開けを喜びつつ、昔ながらの料理に舌鼓を打った。
クジラの身や大根、ニンジン、ゴボウなど具だくさんの汁100人分を用意。訪れた市民らは、海沿いにある施設のイメージにぴったりな熱々の汁をおいしそうに味わった。
読む会が活動を始めた2006(平成18)年に、初めて開催した『三浦哲郎文学体感・八戸バスツアー』で、八戸市水産科学館「マリエント」を訪れた時にレストランで昼食をとることにしたのが切っ掛けで、それ以来「くじら汁」定食は、マリエントのレストランの特製メニューとなっているようだ。
当時の館長さんの計らいで、八戸の鮫を舞台に描かれた小説『海の道』に因んで何か特色のあるものを出したいということになり、レストランのスタッフが地元の鯨汁を作れるお年寄りのところで手解きを受けて作ってくれた料理だったので、このように今も親しんで頂いていることを知って嬉しく思っている。
●過去のブログの関連記事
『歳末は鯨を買いに』 2007.10.24
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/17822977.html
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