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三浦さんが八戸への帰省時に定宿にしていた八戸グランドホテルが経営難から事業譲渡したというニュースが流れたのは今月初めだった。
またしても、三浦文学にゆかりの深い施設の存続が危ぶまれる事態となっていたのには驚いた。
かろうじて譲渡先によってこれまで通りの名称で営業が継続され、再建に向けて再出発するとのこと。
三浦さんが色々な作品に描いているこのホテルには、多くの思い出も詰まっていて、三浦哲郎文学散歩コースのゆかりの場所として説明版も設置されている。
三浦さんが吐血して入院することになったのはこのホテルでの大きな出来事だった。
ホテルの一角に事務局がある八戸の三浦哲郎文学顕彰協議会との交流がご縁で何度か訪れたり、祝宴会の会場として幾度も参加させて頂いた。
八戸でも老舗で由緒あるホテルなので、存続されることに安堵している。
新生・八戸グランドホテルの今後に期待したい。
朝日新聞・青森版 2012年06月02日
■八戸グランドホテルが事業譲渡
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001206020002
八戸市番町の八戸グランドホテルは1日、ホテル運営会社「Suvaica(サヴァイカ)」(成田繁社長)に事業を譲渡したと明らかにした。ホテルはこれまで通り営業する。
高橋優総支配人の説明によると、ホテル業界への異業種参入が続き、市内でも競争が激化して経営が悪化していた。昨年3月の東日本大震災で宿泊と宴会・結婚式の予約キャンセルが相次いで1億円近い減収となったことが響き、国内の投資会社に支援を求めることになったという。支援を受けるようになった経緯や負債額などの詳細は明らかにしなかった。
サヴァイカはこの投資会社が同ホテル運営のために今春、設立した。ホテルの土地と建物は八戸グランドホテルから「HGH」に商号変更して東京都渋谷区に移転した会社が所有し、サヴァイカに賃貸する。
従業員は正社員約50人とパート約50人の約100人。正社員の一部が5月末に自己都合で退職したが、そのほかの雇用は継続するという。
事業譲渡をきっかけに、老朽化した宴会場や客室などを今夏をめどに、改装する予定。震災前の年間売上額約7億円を目指している。
同ホテルは1966年7月開業。県内初のシティーホテルで、政治、経済界の会合や皇族の宿泊場所としても知られる。地上12階建てで客室数86、宴会場15。
■デーリー東北 企画・連載 八戸グランドホテル 事業譲渡の波紋
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/grand/grand_menu.htm
・(上)老舗の苦悩 業績不振 震災追い打ち (2012/06/02)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/grand/grand01.htm
・(下)過当競争 全国チェーン次々進出 (2012/06/03)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/grand/grand02.htm
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