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■画像:東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第40回目の紙面
東奥日報新聞連載 三浦哲郎特集第40回目は随筆『うるし酒』である。
生誕80年・芥川賞受賞50年特別企画
毎週日曜日に掲載、カラー誌面
芥川賞作家 三浦哲郎
作風と文学への旅
No.40 随筆『うるし酒』
山仕事で暮らす男らの知恵…
■三浦文学ゆかりの地(八戸市)
(写真3枚) ・漆の木。三浦作品のように里山へも自生し秋、きれいに紅葉する。
・マルメロと花梨は近種で双方、香りがいい。
・八戸高同期の立花義康さんと還暦を祝う三浦さん=立花さん提供
新しい山へ入ると、まず漆の木を見つけ、鉈で疵をつけて樹液を手製の木篦で掬い取り、
用意してきた1合瓶詰めの清酒にたらし込んで、よく掻き混ぜ、つうっと一息に飲む。
(「うるし酒」から抜粋)
■この本:「わが文学の原風景」作家は語る
(安岡章太郎ほか著、聞き手・新船海三郎、小学館刊)
酒談義から方言論まで披露
※「うるし酒」は1996(平成8)年9月号の『オール讀物』で発表。99年、講談社『狐のあしあと』や世界文化社刊『いとしきものたち』、文藝春秋刊『おふくろの夜回り』に収録。
(吉田徳壽=日本ペンクラブ会員、前東奥日報社編集委員)
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