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十和田湖の湖底に沈む軍用機の再引き上げが行われる記事を掲載したところ、その引き上げについての抗議のメールを当ブログの愛読者の方から頂いた。
〈 …… さて、今月の末には三浦先生のご命日がやってきますが、 また新しい悲しみに触れなければならないかと思うと切なくなります。
7月29日付けのブログといっていいのでせうか。
十和田湖底の旧陸軍機の回収再挑戦 を読ませてもらいました。
以前、この陸軍機の回収をするという、どこかの方々の動きを
聞いて、小生は心を痛め、その思いを東奥日報紙の「明鏡」と
いう投稿欄に、小生の考えを述べさせてもらったことがあります。
結論は、陸軍機はこのまま永遠に湖底に眠らせておいて欲しい
ということです。
三浦先生の「湖影」でも再版された「水の中の神話」においても、
先生の思いはそうでなかったのではありませんか。
たぶん、そのように思うのです。
十和田市長も以前、市議会で、「市としては引き揚げる考えは
ない。」と表明された場面をTVニュースで偶然に拝見して、思わ
ず喝采をあげたものでした。
そして昨年でしたか、回収作業に失敗したことから、もう諦めた
ものと、安堵していたところでした。
ところが、最近の報道によれば、ふたたび回収作業を検討して
いるということではありませんか。
小生は非常なショックを受けました。
どうして、「水の中の神話」の精神のままにしておけないのでせう。
引き揚げることで、測り知れない大きなメリットがあるのでせうか。
どうも小生には、この方々の考え方が理解できません。
「読む会」に投稿しようと思ったのですが、器械オンチの小生のコト、
難しかったので、失礼ながらMLで愚痴を言わせてもらいました。
休み明けには、直接に国へ出向くか、政治家にお願いしてでも、
回収作業を不許可にしてくれるよう、働きかける積もりです。
突然のMLで失礼を致しました。三浦文学の愛好者の方であれば、
理解いただけるかな、と思っています。 (青柳隼人) 〉
さて、当方は再引き上げ作業の報道によって、この十和田湖底に沈む軍用機のことを物語にした三浦哲郎の小説『湖影』改め『水中の神話』がクローズアップされることを期待して、寛大に受け入れようとしていたのだが、果たして如何なものか。 この飛行機の搭乗者は一人が脱出して助かったが、二人はそのまま湖底に沈んでしまっただけに、生存者と遺族のこともあり、賛否の思いも複雑だと思う。 今更、回収したところで飛行機は壊れて錆びついていてスクラップにしかならないだろう。 このまま十和田湖の湖影として残っていることで、小説の物語も生き続けるような気がする。 三浦哲郎さんの思いは如何なものだろうか。 |
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