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厳しい寒さの冬が続いている。
一昨日もまとまった雪が降り、雪国では雪掻きに追われている。 このような冬の夜に思い浮かべるのは小説「忍ぶ川」の雪国の情景である。 結婚式を終えた深夜、二人きりになった主人公たちの眼前を月光に照らされた馬ソリが鈴を鳴らしながら通っていく感動的な場面が懐かしい。 今日の東奥日報の文化欄『写真で見る あおもり あのとき』に、郷土の作家三浦哲郎の名作「忍ぶ川」のこの場面に触れて懐かしい「馬ソリ」のことが取り上げられていたので紹介する。 ■写真:東奥日報'13.H25.1.17『写真で見る あおもり あのとき』No.125 「雪国の冬の交通手段 重宝された馬ソリ」 |
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新年最初の例会は、第80回目そして会の創立8年目を迎える記念すべき会となった。
第80回三浦哲郎文学を読む会【1月例会】報告 日 時:平成25年1月13日(日)14:00〜16:00 場 所:金田一コミュニティセンター・アツマランカ 出席者:沖野、田中、沼野節、田口、菅原、中屋、黒澤、桂山(オブザーバー) …計8名 1.活動報告 ・12. 9(日)12月例会開催 於アツマランカ14:00〜
…沖野、田中、沼野節、田口、菅原、細沼、高橋(オブザーバー)…計7名
第1部 14:20〜15:20
お復習い:「啄木のローマ字日記」を読む
(『春の夜航』1985.講談社刊。『恩愛』-「私と芸術」の章 2005.7世界文化社刊。
初出は「太陽」1980.11月号。)
※三浦哲郎文学と石川啄木の共通性を関連づけるには無理があるように思われる。
作品紹介……冬に纏わる作品
「郷里の雪」(おふくろの妙薬)、 「ヒカダの記憶」(愁月記)
「凍豆腐」(春の夜航)、 「餅搗き」(せんべの耳)
「除夜の鐘まで」(笹舟日記) 「夜のスケーター・ワルツ」(笹舟日記)
「北の砦」(おろおろ草紙) 「忍ぶ川」…駅の出迎え〜実家の夜の描写 第2部 15:20〜16:00
1.情報交換会
1)八戸市『第5回三浦哲郎文学の集い』(11/17)参加者の報告 …高橋淑
2)中村恵美会員著小説作品掲載誌の紹介。『民主盛岡文学 第47号2012.11』の「さんさ奇譚」
3)11月11日(日)IGRツアー文学散歩のアンケート結果とモニターツアー報告会の報告
4)青森県現代文学館入手の草稿「さまよいびと」と「熱い雪」の関連について。
2.協議事項
1)「ゆのはな文庫」蔵書保管用本棚追加購入について。
引違いガラス戸付スチール製書庫のリサイクル品を探すことにする。
文庫の在る場所で例会が出来れば会員が借り易いのだが検討できないか?…難しい。
2)東奥日報提供新聞連載記事の保管方法について。ファイリングの仕方他。
・12.19(水)神奈川県在住のKさん(35歳女性)から1月例会参加申込のメールを受ける。 …沖野
・12.20(木)十文字チキンカンパニー・十文字社長より短編小説「出刃」の社内報、HP掲載承諾について相談の電
話をいただく …沖野
・ 1. 5(土)1月運営委員会開催 於アツマランカ13:00〜 出席者:沖野会長、沼野節
・ 1. 8(火)新入会員:鼻和敏夫さん入会…弘前市在住44才
2.例会行事 第1部 14:40〜15:40
三浦哲郎文学と太宰治
文学に目覚める切っ掛け、墓参り、共通の師匠井伏鱒二 作品紹介
その他
第2部 15:40〜16:00
1.情報交換会
1)『忍ぶ川』と浅草界隈について。…小説では実際に行った描写ではいないが映画にはある。 …沖野
2)東京駒込「思い川茶房」探訪報告。(12月14日) …沖野
3)加藤剛は吉永小百合の意中の人だった。 …TV「徹子の部屋(再)」 の対談で告白 …沖野
4)その他
3.協議・連絡事項
1.例会運営のこと
1)2月例会について
2月10日(日)金田一コミュニティセンター・アツマランカ
テーマ:「お銀さんと夜ふけの道」にまつわる話 2)3月例会
3月10日(日) 未定
2. 例会会場について
・小松製菓の「四季の里」の別館蔵を無料(飲食を伴うこと)で借りられることになった。 …公開朗読会等
3.「ゆのはな文庫」蔵書保管のための増設書架購入の件
次回 第81回・2月例会開催予告 ・日時:2月10日(日)午後2時〜午後4時 ・場所:於;アツマランカ ・内容 1部:「お銀さんと夜ふけの道」にまつわる話 … 一戸町旧佐々木旅館のことなど 2部:情報交換 今回も菅原会員が差し入れてくれた美味しいりんごと梨や他の会員のチョコレートなどを頂きながらの、楽しい例会だった。 今回の例会への参加を希望していた神奈川県在住のKさんは、都合が付かなくなり来れなくなったとのことで、来月の例会には是非参加したいと昨夜'メールを頂いた。 会員達は、遠来から参加して頂くKさんに会えることを楽しみにしていたようなので、2月には是非お出で頂けることを望んでいる。 |
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一戸町の駅前に佐々木旅館という旅館があったそうだ。
先日、『第34回一戸町読書に関する作文コンクール』に「忍ぶ川」を読んで応募した御婦人Nさんが、そこの娘さんと同級生で、そのお母さんのことを三浦さんが作品に書き残していると話していたというのである。 それは『笹舟日記』に掲載されている「お銀さんと夜ふけの道」のことである。 〈郷里の駅前でちいさな旅館をしていたお銀さんが、先日、急になくなったということを姉の便りで知って、驚いている。〉 で始まるこの随筆の内容は実際のことが書かれていると話しているそうなので、その娘さんにお会いして確かめてみたいと思っている。 〈… そんなときはお銀さんのところの客間を借りて閉じこもった。私は、その町にいた一年間に、たった一つ、『村の災難』という短篇をかいたにすぎなかったが、これはほとんどお銀さんのところの客間で書いたものである。〉 『笹舟日記』は昭和47年4月から一年間、毎日新聞日曜版に連載した小作品のすべてが収められているので、順番からすると5月掲載の作品になるから、お銀さんが亡くなったのはその少し前のことだろう。 佐々木旅館は既に廃業して無くなっているが、娘さんがその跡地でスナックを営んでるそうなので、客として店を訪れてみることになるだろう。 一戸町での三浦さんの作品との関係など、色々解明の糸口になりそうな気がしている。 どんな話が聞けるか楽しみである。 |
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只今16時30分、アクセスカウントが120,008と表示されている。
2006年12月24日に開設してから6年と15日目で、やっと12万カウントを達成した。 一日平均54.4カウントと言うことになる。 これからも気長に書き込みして行きたいと思うので、皆様にはこれまで同様にお付き合い頂けたら幸いに思う。 |
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古書のwebサイトで津島佑子と三浦哲郎の対談録が付録になっている書籍に目が止まった。
太宰治の次女である津島佑子が長編小説『火の河のほとりで』の出版記念対談だというので、どんな内容の話なのかたいへん興味を覚えたので、早速注文して取り寄せたのだった。 対談『火の河のほとりで』について 津島佑子&三浦哲郎 1983年(昭和58年)10月5日 講談社 対談は、タイトルの通り『火の河のほとりで』の内容について三浦さんが受けた感想を主体に語り合っているだけで、期待していた父太宰治とその文学には全く触れられていなかった。 小説は、〈設計コンサルタント岩本慎一をめぐる三人の女性の生き方と愛のかたちを鮮烈に描く〉ストーリーとのこと。 主人公の職業が設計コンサルタントだとは…。 今度の連休にでも読んでみることにしよう。 ということで、今度の例会の題材の手掛かりは期待できなかったが、三浦さんと津島佑子さんとの間には何か深い繋がりがありそうなので、もう少し調べてみたいと思う。 ご存知の方がいたら情報を提供頂けたら有難い。 |



