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「肉体について」入手

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■画像:入手した新刊『肉体について』


遂に新刊『肉体について』を入手した。
【e-hon】My書店でいつもお世話になっている市内堀野の高村書店に受け取りに行った際に、三浦さんのこの新刊を在庫して市民に宣伝して貰えるようにお願いをして来た。

新刊書籍『肉体について』の目次は以下の通り

   肉体について
     グラッかえり今昔
     波間に漂う小舟の上で

   老いてゆく自分に好奇心を。

   文学的自叙伝
     揺籃のころ
     出会いの季節
     習作時代

   亡き師を偲びつつ

   好悪をこえるもの

   鱒二論語のことなど

   日常の手強さ ― 『肉体について』解説   佐伯一麦


 装幀 間村俊一
 挿画 「横にねるクマ」山口薫(何必館・京都現代美術館蔵)


帯に掲載文章

  おのれの自由にならない肉体を見つめ、
  人生を振り返る著者最後の小説。
  少年の日の思い出を通して語られる家族
  優しい光に満ちた日常。


   あの栞というのは、下の方
  に髪の毛の赤い子供が蹲って(うずくまって)
  なにかしている絵のついた栞
  のことだが(いまになってみ
  ると、それがにんじんのスケ
  ッチだということがわかる)。
  その栞が忘れられないのは、
  余白のところに、ペンでこん
  な文句が書いてあったからで
  ある。

  ――家庭は愛し愛される者だけで作れるものであらうか。(本文より)


ネットで見かけた表紙の絵は「猫」だと思っていたら、「クマ」の絵だった。
この「横にねるクマ」の意味するものは果たして何か?

三浦さん最後の小説。
これから読み始めるところである。
    

「肉体について」は、2004年・平成16年2月に〈群像〉という雑誌に連載が始まったが、6月に突然歩行不能に陥り、都内の病院に入院した。
脳梗塞再発の疑い濃厚で検査加療が一ヶ月にも及び、〈群像〉の連載や〈翼の王国〉の短篇連作などの執筆中断を余儀なくされた。
10月に気管支炎でスズキ病院に一週間ほど入院している。
当時は、11月に八戸名誉市民に推挙された年である。

正に、三浦さん最後の小説なのである。

早速、本日、ネットの「e-hon」を使って一冊注文したので、近日中に市内の高村書店を通して購入できることとなた。
入手し次第、内容についてコメントを書きたいと思っている。

また、三浦哲郎の新しい本が発刊された。

5月30日に講談社から『肉体について』という本が発売された。
 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2169002





肉体について ニクタイニツイテ
 著者: 三浦哲郎

発行年月日:2011/05/30
サイズ:四六判
ページ数:170
ISBN:978-4-06-216900-4

定価(税込):1,890円

内容

内容紹介おのれの自由にならない肉体を見つめ、人生を振り返る著者最後の小説。
少年の日の思い出を通して語られる家族、優しい光に満ちた日常。

あの栞というのは、下の方に髪の毛の赤い子供が蹲ってなにかしている絵のついた栞のことだが(いまになってみると、それがにんじんのスケッチだということがわかる)、その栞が忘れられないのは、余白のところに、ペンでこんな文句が書いてあったからである。
――家庭は愛し愛される者だけで作れぬものであらうか。――<本文より>

タラッポ

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この地域の産地直売所は、今、どこも山菜でおお賑わいだ。
その中心となっているのが天然の「タラッポ」である。
昨今、山のタラの芽を幹ごと切って自宅に持ち帰り、庭や畑に植えて栽培する不届者が増えていて、野山を歩いて見ると、枝が切られてしまったタラの幹を方々で見かけることが多くなり、見つける度に肝が焼ける思いがしている。
栽培ものは山のものより早く収穫できるとあって、雪が融けて間も無くの頃にいち早く産直所などの店先に並んでいるものは、間違いなくそのような栽培もので、山菜取りを趣味にしている者にとっては紛い物に見えてならないのだ。勿論風味も山のものには敵うまい。
だから、産直所では、慎重に天然物を見分けて買わなければならないという、厄介な時代になってしまった。
山菜取り名人に手ほどきを受けて、長年山菜に親しんでいた三浦さんなら、さぞかし見分けが上手かったことだろう。
タラッポの天ぷらが良いか、酢味噌和えが良いか。
娘さんたちの「山のアスパラガス」とは良く言い当てたものだ。
タラッポの季節になると、おふくろさんが言った
「鱈汁には、忘れないで肝を入れなせ。それがこつだえ」
を思い出してしまう。
枕元でタラッポ採りをしてきた話を聞かせたら、鱈と聞き間違えたのだそうだ。

今年もその季節真っ盛りになっている。
明日の朝は天気が良さそうなので、山を荒らしに出かけて見ることにしよう。


『タラッポ』
(昭和58.4〜59.3「婦人画報」に初出掲載。単行本『旅雁の道草』講談社。単行本『文集母』世界文化社。に収録)

久しぶりに三浦哲郎関係の書籍を入手した。
(株)ぎょうせいが1995年・平成7年09月に発行した『ふるさと文学館 全55巻セット』の内の「第四巻 岩手」を古本ネット通販で探し当てたので購入した。

『ふるさと文学館 全55巻セット』   定価:¥336,380(税込み) @6,116円/巻
 http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=3533

この全集は水上勉、松永伍一、阿刀田高と共に三浦哲郎氏が監修したものであることと、岩手編には三浦作品が2題掲載されていたので探していたのだった。

この全集の編集方針は

○「ふるさと」をキーワードとして、各都道府県別に全巻を構成。それぞれの土地に何らかの関連
 を持つ近代、現代の小説・誌・エッセイ・紀行を中心に、巻によっては日記・童話(評論、俳句、
 短歌は原則として除く)など多角的に採録し、重層的な構成を心がけた。

○文学的緒ジャンルの枠を取り払いつつ、表現の多様性を各巻に集約した。

○収載作品が多岐に渡るため、巻ごとに作品を数グループに分けて構成した。個性的な作品群をエ
 リア別またはテーマの関連性などに沿って一応の括りとしたが、読者諸賢に作品の固有性と普遍
 性をクロスさせて頂くことを願っての試みである。


と巻末に記してある。

この「第四巻 岩手」は1993年・平成5年8月15日発行となっている。
岩手編の編者4名の名前に興味を覚えた。

 工藤英寿  …作家、東奥日報ワープロ入力推進委員会委員長。昭和8年、青森市生まれ。幼少期の
        約十年中国大陸(旧満州)に暮らす。昭和28年、当奥日報社入社。弘前支社編集部長、
        本社文化部長、調査部長、十和田支局長、論説副委員長、紙面審査委員長、八戸支社
        長などを経て現職。著書に王朝小説『雪の宴』『ふるさとの芸能』『弘前城物語』
        『津軽弘前城 雪の巻』など。

 星野富一郎 …作家、「北狄」同人。昭和5年、青森市生まれ。元青森県立高校国語教諭

 遊座昭吾  …盛岡大学教授。昭和2年、岩手県岩手郡玉山村渋民の宝積寺(石川啄木の育った寺)
        に生まれる。元岩手県立高校教諭を経て現職。『石川啄木入門』など啄木関連編著多
        数。岩手日報文学賞を受賞。

 田中紀平  …岩手日豊八戸支社長・編集部長。盛岡市生まれ。
    
                                         ※現職は発行当時のもの。

工藤英寿氏は、先日、当ブログで三浦さんと大変親交が深かった人として紹介したばかりである。

■新たなゆかりの人「工藤英寿」氏      2011/4/15
 http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/33070272.html

その工藤氏がこの全集の東北6県の各巻の編者となっていたのには驚いた。

この本には、「第一部 北国の情」の最初に『金色の朝』『拳銃』の三浦作品2題が掲載されている。
この2題がどうして岩手編に採択されることになったのか、もっと岩手らしい作品は無かったのかと首をかしげている所である。

本には岩手編だけあって、掲載作品には有名な作家たちの名前が名を連ねている。
話題に事欠かない本なので、内容紹介は今後も続けて話題にして行くつもりなので、請うご期待。


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