三浦哲郎文学を読む会

三浦哲郎文学ファンの輪を拡げましょう

金田一温泉

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

林檎の花が満開

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

昨日、金田一温泉郷のまべち苑で仕事の関係の総会が行われ、泊まりがけで出席してきた。
地元に住んでいるので、こういう時でもなければ金田一温泉に泊まることもないので、良い体験が出来た。
今、温泉郷は林檎の花が満開で、真っ白な林檎畑に包まれていてとても綺麗だ。

総会に出席して頂いた県の会長さんが、「毎年入らせて頂いているが、ここの温泉はお風呂から上がっても、物凄く汗がでるので、温泉の効用を感じる。とても良い温泉だ」と言って、金田一温泉を高く評価してくれていた。

どうぞ皆さんも白い林檎の花が咲いている金田一温泉郷にお湯に浸かりにお出で下さい。

イメージ 1

イメージ 2

春を迎えて、今は水仙が真っ盛りに咲き誇っている。
この時期になると、三浦さんの短篇小説「水仙」を思い出し、読み返している。
この小説は「ゆかりの家」での姉に纏る出来事を中心に「馬淵川の打ち釣り」や「だんじゃ坂」の情景などが描かれている、正に金田一温泉郷を舞台にした代表作品なのである。

今日掲載した写真の橋は、元は土橋だったそうで、小説にもその様子が次のように描かれている。

《それでも、私は、家に帰りたくない子供が棒切れでいつまでも水溜まりを叩いているように、靄がすっかり消えて日が昇るまで、釣るでもなしに川べりにいて、それから大部分は父が釣った小魚を魚籠に拾い集めて引き揚げてきた。すると、家の方へ登る坂道の登り口にある土橋のたもとに、小野木先生の錆びた自転車が横倒しに乗り捨ててあった。
私は、家へ帰るのが早過ぎたのか、それとも遅すぎたのか、判断に迷った。つい坂道を登る脚が鈍って、立ち止まっていると、上から誰か人が降りてきた。私は、それが小野木さんだとわかると、それきり坂道を登ることを忘れてしまったが、小野木さんのほうも私を見て、ちょっとためらうような足取りになった。けれども、小野木さんは立ち止まらずに、朝日に眼鏡を光らせながら、膨らんだ手提鞄の方へ少し?默を傾けるようにして降りてきた。
…「先生もお元気で。」
急なことで、私は面食らいながらそういってお辞儀をしただけであった。坂道の途中までくると、小野木さんの自転車が土橋を渡って軋むのがきこえた。》


この時お世話になった小野木先生が東京で亡くなったので、主人公(三浦さん)が郷里にいる姉の代わりにお悔やみに行くことになり、

《「お宅へいくときは、花でいいね」
「そうね、花なら、水仙にして。」
「水仙か。これはなにか曰くがあるの?」
「曰くって……ただ小野木先生が好きだったから」
と姉はいった。
私は、さっきのお返しに、そんなことまでよく憶えているなといいたかったが、素知らぬ顔で、
「なるほど。花なら水仙ね。わかった」
といった。》


ストーリーでは、事の確たる原因については一言も触れていないのだが、小野木先生と姉の微妙な関係が事件のもとのようであり、母の動揺ぶりと後の冷静な態度の落差が、事の重大さを物語っている。
これが実在のできごとで、小野木先生は実在の人なのかは大変興味をそそることとなっていて、

《小野木さんは、もともと東京の人なのに、どんな縁故があったのか終戦直後に岩手くんだりの小さな温泉村にきて、途中で道連れになったという戦災孤児の男の子と二人で暮らしていた。色白で、痩せて背が高く、いつも眼鏡の奥で気弱そうに目をしばたたいている温厚な人で、実際どういうものか日を浴びると急に赤味を帯びてくる産毛のような口髭が、神経質そうな顔にかえって柔和な感じを与えていた。》

目下、これをもとに、情報収集をしているところである。

読む会では、橋を渡った「だんじゃ坂」の登り口の、小野木先生が自転車を横倒しに乗り捨てておいた辺りを、水仙の花で一杯に埋め尽したいと思い、地主に相談しながら水仙を増やすことに取組んでいる。
その水仙が綺麗に咲いているので、皆さんも、温泉に入りながら、小説の舞台を体感しに訪れてみては如何でしょうか。

「ゆかりの家」の春

イメージ 1

イメージ 2

今年の金田一の桜の咲き方はまばらで物足りなかった上に、満開を迎える時に雪に見舞われて、見る影もなく桜の季節は終わってしまった。
金田一の山々は今、落葉松(唐松のこと)が息吹始めて茶色の山並みが薄らと黄緑色に色づいてとても綺麗だ。

春を迎えた「ゆかりの家」の写真を掲載しよう。
「ゆかりの家」の枝垂れ桜は昨年よりは綺麗に咲いているように見えた。
家の前の蔵の外壁の土壁の剥がれは、何とかしないと年々酷くなってきている。
清掃の為なのか池には水が無かったが、水で満たされると、ここの庭園は一段と映えてくる。
ここに佇んで静かに鴬のさえずりを聞いているだけで癒されるような気がする。
皆さんも、そんな「ゆかりの家」を訪れて、しばし三浦さんの小説の舞台を体感してみては如何でしょうか。

「分教場」の桜

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

■写真:・小説で分教場のモデルになっている旧長川小学校跡の風景
    ・川の辺の溜め息岩が在った峠の坂道を下ると湯田の村に入り分教場がある。…小説の描写と同じ舞台



今日は、一転、陽射しの穏やかな天気になったが、まだ寒さを感じる。

先日、小説で分教場のモデルになっている旧長川小学校跡を通ったら、桜が満開だったので写真を撮って来た。
講堂の裏に回ると桜並木の名残があり、並木越しに金田一の街や遠方の山並みを見渡すことが出来る、
東側には屋根越しに折爪岳がクジラの背のように高く横たえて見える。
座敷わらしたちがオムツを干しに、お寺の鐘の輪に乗って飛んで行ったところだ。
あそこの、鉄塔の電線にオムツを干したことになっている。

校舎跡に錆びたブランコがあったが、ここでも座敷わらしや小夜子たちが遊んだことになっている。

ここは小説の舞台なのである。

桜の季節の雪景色

イメージ 1

イメージ 2

桜の花見の季節だというのに、金田一温泉郷は思わぬ雪降りで、一面冬景色に逆戻り。
咲いた花々も皆、縮んでしまってかわいそうな有り様だ。
さっさとタイヤ交換を済ませた人たちも冷や汗の出る朝を迎えている。

稲の苗づくりやリンゴの薬掛け、葉たばこの苗植えなど、春の作業に追われていた農家の人たちも、この異常気象にさぞや大慌てのことだろう。

作物に悪い影響が出なければよいのだが…。


.
oki*_
oki*_
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

過去の記事一覧

三浦哲郎文学愛読者

三浦哲郎情報

登録されていません

二戸のブロガー

登録されていません

旧南部藩の住人

登録されていません

友だち(2)
  • ooh*ra*
  • よしO
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事