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金田一温泉

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金田一温泉郷の石碑群

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■画像:金田一温泉郷の石碑群…三浦さんが散歩の途中に通った所。

小説『ユタとふしぎな仲間たち』にジュウモンジ(十文字)という名前で呼ばれている座敷わらしが登場する。
名前も付けて貰えずにこの世を去った座敷童たちは、捨てられた場所の名前で呼びあっていたという。

湯田と呼ばれていた頃の金田一温泉郷に十文字という場所があった。
街道が交差して十字路になっているそこの角には、今も古い石碑が4基並んで建っている。
ダンジャの家から東に真っ直ぐ来たところにあるこの十文字(交差点)は、三浦さんがこの地に滞在している時に散歩していたコースになっている。

霊山を祀る「十和田山」や「庚申塚」、「○○供養塔」などと刻まれているのが分かる。
これらの石碑には天保や文政などの年号が読み取れるが不鮮明で肉眼では全容は分からない。
恐らくヤマセによる冷夏で大飢饉が起こった時の供養塔と思われるが、詳しくは石に刻まれた文字を解読して年表と対比して見なければ分からない。
いつか文字を転写できる技術を教わって解読してみたいと思っている。

三浦さんはもしかしたら地域の人たちからこの供養塔のいわれを聞いて知っていたのではないだろうか?

何れ、この供養塔も八戸市の対泉院の供養塔と共に三浦作品に大きな影響を与えていることは、小説『ユタとふしぎな仲間たち』のストーリや『自作への旅』などから察することができる。

この石碑群のあるジュウモンジ(十文字)も、金田一温泉郷の三浦文学散歩コースのポイントの一つになっているので、皆さんにも是非訪れて確かめて頂きたい。

ゆかりの家の庭園

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■画像:ゆかりの家の庭には色々な花が咲いている。

ゆかりの家の二間続きの部屋の縁側から庭園を望むことができる。
三浦さんとその家族が住んでいたことがある場所である。
名前を知らない花もあるが、色々の花が美しく咲いている。
池に長い茎の先に穂のような塊が見えるのは、ガマの穂だろうか?
静けさの中に、耳を澄ませば色々な昆虫や鳥の鳴き声を聞くことができる。
しばし佇んでしまう癒しの場所である。

ゆかりの家の周囲

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■画像:ゆかりの家の周囲。
 

金田一温泉郷の三浦哲郎文学散歩コースになっているダンジャの「ゆかりの家」周辺を写真でご覧頂こう。

「ゆかりの家」の前には銅板に堀込文字の説明板が設置されている。
今にもハジケ飛びそうに揺れるタンポポが三浦さんが好んだ野趣の雰囲気を漂わせている。

金田一温泉の散歩コースは主要な交差路に距離と矢印の付いた「案内標識」が設置してあるので、読む会発行の「文学散歩ガイドマップ」を片手に、迷わずにぶらりと散策を楽しむことができるようになっている。

ゆかりの家の南端にある庚申塚の分岐路の石垣は、小説「ブンペと湯ノ花」に描かれている名場面のゆかりの場所である。

アイナさんがブンペに豚を飼うことを勧められる。ある日、家族みんなでこの石垣の上に立って、豚を届けに来る筈のブンペ君がダンジャ坂を登ってい来るのを待っている様子が描かれている。
期待と希望がみなぎるいい文章なので、皆さんにも読んで頂きたい。
何しろ貧困に苦しんでいるアイナさん一家に、豚を飼って大きく育てればいつかお金に換えられて、生活の足しになるようにとのブンペの計らいによるものだったからである。

庚申塚のあるこの分岐路は、青森県境の峠を越えて隣の名川町へ行く昔の幹線道路だったそうで、この先の途中に三浦文学によく登場する「共同墓地」がある。
道の沢下からは川のせせらぎの音が聞こえてくるところなども、三浦さんの文章の通りなので、歩きながら小説や随筆の場面が懐かしく思えてくるのである。

ダンジャのゆかりの家の蔵の前に真っ白い花が満開の木がとてもきれいだと黒沢会員から電話を頂いたので、写真を撮りに久しぶりにゆかりの家に行って来た。

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■画像:温泉郷の馬淵川岸の一年の変化…昨年の大洪水被害で岸の茂みが流されて変わった様子が比較できる。(上:昨年の春、下:今年の春)


晴天に恵まれて一気に山や里が芽吹き色濃くなって来た。
昨日掲載した写真の撮影地点である馬淵川の石淵橋に立つと、今年も多くの燕たちが橋げたに巣を造って忙しそうに飛び交っている。

 ■燕の鳴声 http://www.youtube.com/watch?v=3VsalXLJk-Q&feature=fvsr

川沿いの畑の方からは「ケーン、ケーン」と雉(キジ)の鳴声が聞こえてくる。
これまでにも散策路を散歩中に何度か目前に姿を見ることがあったあの雉だろうか。

 ■雉の鳴声 http://www.youtube.com/watch?v=6qdoAVLgGpc&feature=related

そして、驚いたことに耳を澄ませば微かに河鹿(カジカ)の啼く声を聞くことができた。

 ■河鹿の鳴声 http://www.youtube.com/watch?v=gnK00uOLsa8&feature=related

三浦さんの作品で、お母さんが5月に入ると河鹿の初鳴きを心待ちにしていたと書いていたが、今がその頃なのだろうか。
今度はもう少しゆとりを持って川沿いの散策路に降りて近くで聞いてみることにしよう。
貴重で美しい鳴声のせいか、清々しい気分にさせられる。
7月中頃まで聞くことができるこの美しい生の鳴声を、皆さんにも是非聞いて貰いたい思いでいる。

東北本線(現IGRいわて銀河鉄道)や国道4号線など幹線沿いのこんなに近い所で、このような自然の生態に触れることができ恵まれた資源を持ち合わせている温泉地はそう無いだろうと思っている。


昨年の大洪水で温泉郷の馬淵川沿いの様子が大きく変わってしまって、川岸に生い茂っていた雑木が流されてしまい、散策路から川が丸見えになった様子が、写真を比較すると良く分かる。
あんなに川が荒れても河鹿たちは今年も美しい鳴声を聞かせてくれている。厳しい生存競争に勝ち残るために。


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