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ゆかりの場面

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泊まりがけで出かけていたという菅原会員とやっと電話連絡が取れたので、岩崎さんとのその後を聞いてみたら、忙しくて会いに行けないでいるので気になっているとのことだった。
門ノ沢会員に言われていたことを聞いてみたら、やはり岩崎さんは戦後に浄法寺町の診療所で働いていたことがあるそうだ。
ということは、門ノ沢さん兄弟を取り上げてくれたという助産婦の岩崎さんなのである。
これで例会での話が盛り上がりそうになってきた。
菅原会員はイベントの時のCDを友人に贈ったら、とても感動したといって返事の手紙を貰ったので、その辺のことを例会で話したいと言ってくれたので、これもまた楽しみである。

田中会員もモザイク短編集の中から話をしてみたいと言ってくれている。

沼野会員夫婦の東京での古本探しの話を聞けるのも楽しみである。
「ゆのはな文庫」の書籍の在庫量が大分増えて持ち運びに難儀すると言っていたので、早く鍵付の書架を購入しなければならない。しかし、経理の方は購入本代やしおり・マップ印刷代を支払ってしまったら16,000円しか残っていない。来年度の会費徴収までにはまだ間があるので、後は在庫の書籍を売り捌いて資金を捻出するしかなくなってしまった。何とかして売る方法を考えなければいけないな。

壊れてしまったマイパソコンが戻ってきた。幸運にもパソコンショップ「PC DEPO」の従業員の努力によって壊れたハードデスクからのデーター取出が成功したので、殆どのデーターは生き返った。
例会のレジメを作らなければならないが、しかし、これから壊れたハードデスクを新しいものに取り換えて、OSやアプリケーションソフトをインストールするので、パソコンが元通りに使えるまでには相当の時間を要するので大変だ。

分教場の舞台

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先日、「ゆのはな交流館」の投稿欄で海上小学校の統合について触れたが、三浦哲郎氏が住んでいた頃には、この金田一温泉の地区にも「長川小学校」という学校があった。
三浦さんは『ブンペと湯の花』『ユタとふしぎな仲間たち』などに描いている分教場を、この学校をイメージして書いていたことになる。
この「長川小学校」も残念ながら昭和50年4月に金田一小学校と統合になり、廃校となった。
今は、新しく「金田一温泉公民館」が建てられて、ブンペ君たちが演芸会を開いた木造の旧講堂や相撲をとった土俵跡の校庭と校門柱だけが残りその面影を忍ばせている。

旧金田一村に当時6校も在った小学校が現在は一校だけになってしまった。
その「金田一小学校」でこの2月10日に創立130周年の記念式典&祝賀会が開催された。

以前投稿になっている「ゆのはな交流館」記事

http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/4770787.html?p=1&pm=l&t=1


デーリー東北新聞 記念式典の記事
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/02/14/new0702141601.htm

校風は、シンボルの「枝垂れ柳の大木」と、一度聞いたら忘れられないと言われる校歌「わたしの学校は金田一 北日本の第一の 立派な学校と喜んで 毎日毎日通ってる」と、全国的評価の高い「学校保健・歯科優秀校」を誇りに今も脈々と引き継がれている。

当日の式典では児童たちの発表が行われ、胸にジーンとくるような素晴らしいコーラスを聞くことが出来た。
この元気な地元の子供たちに、是非あの劇団四季のミュージカル『ユタとふしぎな仲間たち』の歌を持ち歌にして歌い続けて貰いたいと思った。

瀬戸内寂聴とのこと

二戸市にゆかりのある三浦哲郎氏にとって同じ文壇界の直木賞作家・渡辺喜恵子さんや瀬戸内寂聴さんは古くからの友人で、共にこの二戸にご縁のある人達である。

瀬戸内寂聴さんは二戸市名誉市民、天台寺名誉住職である。そしてこの度、2006年度の文化勲章を受章したので、祝賀会が12日に二戸市内のホテルで開催された。約270人が出席して瀬戸内さんを祝福し、天台寺復興や地域振興に尽力した功績に感謝した。それに先立ち8日には都内のホテルで祝う会が開かれ、1,000人もの人たちが集まったそうだ。

岩手日報社 記事→ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070213_5

文化勲章は作家にとって最高の栄誉の一つであり、普通は、まず日本芸術院会員になり、数年後に文化功労者、更に数年後に文化勲章というステップを踏むのだそうだが、瀬戸内さんは芸術院会員では無いのに今回受賞できた。野間文芸賞を受けたこともある瀬戸内さんが会員になれないのは、芸術院の会員から入会を拒まれているかららしい。どうもそれは、新人時代の作品「花芯」が“ポルノ小説”と批判を受けたことに起因するらしい。
三浦さんが東銀座の歌舞伎町裏にある雑誌社に勤めていた頃に、瀬戸内晴美(寂聴)さんの原稿を貰いに何度か行っていて、その時のエピソードを随筆に書いている。

《瀬戸内さんの原稿は、何度か新橋の第一ホテルへ貰いにいった。実をいえば、瀬戸内さんとわたしとは、おなじ新人賞を貰った仲間なのである。わたしは、その新人賞の第2回の受賞者で、瀬戸内さんは第3回の受賞者であった。ところが、すでに瀬戸内さんはホテルで仕事をするような売れっ子の作家で、わたしの方は、ちっぽけなPR雑誌社の社員であった。
瀬戸内さんは、わたしの名前は知っているはずであった。だから、わたしが会社の名刺を出したとき、すぐにわたしの正体がわかったはずであった。けれども、瀬戸内さんは、すこしもそんな様子は見せずに、知らぬ顔をしてくれていた。それは、いってみれば武士の情けのようなものだろう。わたしも新人賞のことは一言も口にしなかったが、心のなかでは瀬戸内さんの思いやりを有り難く思っていた。》
『恩愛』〈わたしの白夜:一万三千五百円の頃 その一〉より)
その頃、三浦さんは会社から調布のアパートへ帰ると3畳間の机代わりの飯台で夜な夜な『忍ぶ川』を執筆の最中で、後に芥川賞を受賞したのであった。

又、瀬戸内さんからはその頃の思い出を『三浦哲郎短編小説全集 全3巻』の月報に『美青年』という題で書いていて、
《その頃、私は中野の野方に住んでいた。…そんなある日、何かのPR誌の編集者という人が私を訪ねてきた。なんの雑誌か、今はすっかり忘れているが、四,五枚の随筆を頼まれた。その編集者は見るからに若若しく、まだ学生っぽい人で、どきんとするほどの美青年であった。自分が不器量なので、とかく私は面喰いで美男に弱い。その場で私は原稿を引き受けた。…三浦哲郎というすっきりした名前が、いかにもその人物にふさわしいと感心したことを覚えている。恥ずかしがりやのようで要件を言うのがやっとという感じであったが、その人は私が引き受けるともう話がなくなり、すぐ席を立った。まだ学生でアルバイトにこの仕事をしていると言ったように思う(記憶違いだろうか)。何れにしろ、その仕事がアルバイトというのだけは印象に残っていた。…その原稿は、私が新橋の第一ホテルにいる時、取りに来てくれた。…それから、半年ほどして、私は芥川賞をとった若い新人の名前と写真を見て飛び上がった。
それがあの美青年の三浦さんだったのである。
何となく、私はだまされたような気がしたが、嬉しかった。考えてみれば、私は芥川賞の候補にもなっていないで新潮同人雑誌賞をもらっただけの時だったから(田村俊子賞はもらっていたかしら)大いに嫉けて、悶えてもいい筈なのに、ほんとに心から嬉しかったのを覚えている。 云々…》


と、お互いの出会いの場面を語っているのである。
瀬戸内さんのその後の文面で、三浦さんの人柄をとても上手い文章で現してくれているが、それについては何れ又の時に紹介することにしたい。

因に小説『夜の哀しみ』(文庫本)の解説は瀬戸内寂聴さんが書いている。
ブログ訪問者のki1ta2 さんが、それについて触れているので覗いて見て下さい。

blog【文藝と哲学的随想】  喜多圭介
三浦哲郎著『夜の哀しみ』
作成日付 2007/2/14(水) 午前 8:04
http://blogs.yahoo.co.jp/ki1ta2/44794709.html

付添婦の岩崎さん-2

以前に、菅原会員が付添婦の岩崎さんに面会に行った話しを書いた。

http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/3264315.html

今日、菅原会員から報告があり、その後再度面会に行って来たそうだ。
岩崎さんは、現在は市内の施設で生活しているとのこと。高齢のために大分記憶も薄れているようなので、今回は三浦さんの本を持参して『七色の弁当』など、岩崎さんが描かれているところを読み聞かせして上げたそうです。そうしたら大変喜んでくれて、昔のことを思い出しながら、楽しく話しを聞かせてくれたそうです。
とても読書好きの様子で自宅から持ち運んで読んでいるそうで、枕元には難しそうな書物が数冊置いてあったそうです、帰りには丁寧に車椅子で玄関まで見送りに来てくれたそうです。
とても喜んでくれるので、これからも、三浦さんの本を持参しながら見舞いを続けて上げたいと言っていた。
そして、菅原さんが三浦さんの親戚のIKUさんにそのことを話したら、三浦さんに伝えたらしくて、三浦さんの家族が岩崎さんの近況を詳しく知りたいと言っていたようなので、菅原さんが手紙に書いて送ったとのこと。
こんな話しを聞いていると、三浦哲郎作品の続きを読んでいるような何ともふしぎな気持ちになってしまう。

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