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ゆかりの場所

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短篇小説『とんかつ』は、福井県永平寺の門前宿場の宿に、青森県三戸郡のとあるお寺の母親と息子が宿泊する物語りである。
曹洞宗の総本山永平寺は、厳しい修行でも知られている。
先日、仕事で浄法寺町のある上棟式に出席した時に、酒宴の席で会った地元のお寺の若い和尚さんも永平寺で修行を積んで来た方だった。
永平寺と聞くと、この小説『とんかつ』のことを紹介しないではいられなくなるので、是非、読んで貰えるように話して上げた。

先日、古布人形作家の久保田のり子さんと電話で話していて、久保田さんの息子さんも曹洞宗のお坊さんであることを知った。
久保田さんはクリスチャンで、仏教には縁のない家系なのに、息子さんが子供の時に自分からお坊さんになると決めて、永平寺での修行を経て、今は千葉のお寺に務めていると言っていた。なにやら苦しい思い出があるらしい。
その話を聞いて、三浦さんの『とんかつ』という小説があることを久保田さんに教えて上げた。
自分の子供を永平寺の修行に出す時の、母の思いに感じるものがあると思うので、是非読んでもらいたくて、本の紹介資料をファックスで送って上げた。
ついでに、宗派は違うが、山形県湯殿山注連寺の即身仏の物語『贋お上人略伝』のことも紹介したので、息子さんにも読んでもらえるように薦めて欲しいと思っている。

10日程前になるが、ある筋の情報によると、小説「忍ぶ川」の舞台になっている一戸町の三浦さんの実家近くを流れる馬淵川に、新しい橋が完成し、3月6日に開通式が行われたらしい。
この橋は、「妻の橋」等にも描かれている、三浦さんたちが常に渡っていた岩瀬橋の直ぐ上流に架かっていて、国道バイパスと町の中心市街地を結ぶ幹線道路になるので、この橋の開通によって岩橋橋の往来が激減することになるだろう。
町では、新しい橋の誕生に向けて、橋の名前を公募により決めたそうで、その名前が「忍ぶ橋」に決まったことから、「忍ぶ川」への拘りがある橋の名前になったので、橋に取り付ける銘板の題字を三浦さんにお願いして書いて貰うことにしたという。
このことは、昨年の体感バスツアー八戸便の、廣全寺での春覚和尚の講話の話の中にも出てきた。

これで、岩瀬橋を渡って三浦さんの文学碑の前を通る人が少なくなるのは寂しいが、これからは、車の通りが少なくなった分、ゆっくり落ち着いて文学碑の前に佇むことができることになる。
立派な文学碑が在るのだから、碑の道路の入口や、商店街からの入口などに、案内看板を設置するなど、町でももっと存在を宣伝する手立てを取ってもらいたいものである。

近いうちに、三浦さんの達筆な書の銘板を、現地を訪れて確かめてみようと思っている。

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■画像:「タンジャの小径」銀杏の落葉の絨毯/庭園の紅葉景色

以前に、ダンジャの銀杏が枯れ落ちた様子のコメントを頂いた沼野会員から、画像を入手したのでアップします。

三浦さん家族が住んでいたことがあるダンジャ(壇沢)の『ゆかりの家』は、現在の家主T夫妻のご好意により、イベントの度に開放させて貰って、三浦作品に描かれているこの家の描写を体感させて頂いている。

今朝、そのT夫妻から久しぶりに『ゆかりの家』に帰省しているという電話を頂いた。
イベントの際に、留守中の家の中のものを移動したりして使わせてもらっているために、気掛かりなことや失礼なことが有るかも知れないので、お礼方々お会いできればと思ったのだが、昨日から帰省していて、もう直ぐに仙台に戻ると言われて、お会いできずに終った。
T夫妻からは、今後も使うことが有るだろうと言われて、引続き鍵を預からせて貰うことになった。

この場所は『三浦文学散歩』の要でもあるので、これからも来訪者を案内して喜んでもらえるように、地域の人たちの協力を得ながら、維持管理のお手伝いをさせて頂きたいと思っている。

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三浦哲郎文学散歩道の「ゆのはな交流館」は『ブンペと湯の花』に登場する提灯塚のテルコの家のモデルとなっている建物である。
建物は当時の茅葺屋根に鉄板を葺いてしまったが、原形は当時のままの田舎の農家の趣を残していて、私たち『三浦哲郎文学を読む会』の毎月の例会場になっている所でもある。

囲炉裏では串餅や鮎などが焼かれていて、手打ちそばやへっちょこ団子(または鍋子団子などと言い、御汁粉の様なもの)などを提供する農家レストランとして営業している。
今は、予約制になっているが、情緒ある田舎料理を味わうことができて、そば打ち体験もできるので、研修・交流の場として利用されることも多く、好評を得ているので常時営業に切替を図っているところである。
今度のイベントのときには食事やお茶を飲みながら、三浦哲郎氏の写真展やテレビ画面による作品紹介の『ゆのはなアーカイブ』を楽しむことができるようになっている。
又、屋外では「鮎の一尾焼」や「じゅうね串餅」、「りんご」、「創作菓子」の売店も開いているので、散歩後の休憩に是非立寄って貰いたい所である。

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文学散歩の途中で通るゆかりの家の脇の石垣が、少し崩れかけているの気に掛かった。
以前から崩れ落ちていたかどうかは定かではないが、樹木の根回りのところが2〜3個道の脇に崩れ落ちていた。
良く見ると大きな隙間が空いて、今にも崩れそうなところも見受けられる。
『ブンペと湯ノ花』には、この石垣の上でアイナさんの家族みんなが揃って、ブンペ君が子豚を抱いてダンジャ坂を登ってくるのを心待ちに見ている情景が描かれている。
又、『白夜を旅する人々』の文庫本の表紙には、この石垣の脇の小径が描かれている。
この素朴な組石の石垣の場所は文学散歩道では最良の文学スポットなので、石垣がこれ以上痛まないことを祈っている。


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