三浦哲郎文学を読む会

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ゆかりの場所

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三浦さんの作品の中に、今は幻の作品になりかけている『贋まさざね記』という歴史小説がある。
郷里(一戸町)に帰って過していた作者が、ある日、居酒屋でひょんなことから意気投合した馴染みの常連客たちと、九戸合戦の古戦場である姉帯城に出かけて行って、その戦場にタイムスリップしてしまい九戸落城の戦まで体験するという内容の小説である。
この小説には、この戦いについての経緯などが、参考資料をもとに懇切丁寧に解説されているので、この戦のことを知ることができる貴重な小説となっている。
しかし、月刊小説雑誌に連載になっただけのようで、その他の発刊の情報は今のところ持ち合わせていないので、皆さんが手に取って読む機会が無いのが残念である。

先日(16日・土)、その戦のあった九戸城で「月見の宴」が催されたので参加して来た。
生憎の曇り空で月見は出きなかったが、幻想的な行灯の灯のもとで繰り広げられる舞台の舞踊を観て、400年前の九戸政実や九戸党の人々を偲びながら「月見の宴」を楽しんで来た。
宴の会場は、二の丸跡の芝生に敷かれたシートの上に、行灯の置かれたテーブルを配して、それぞれの席には、予約して置いた弁当と酒瓶が付いていた。
少し肌寒くなった送り盆の夜であったが、無念の最期をとげた九戸政実も、生前にはこの場所から何度となく漆黒の闇に浮かび煌々と照らす月をながめながら、酒杯を重ねたであろう場所で、参加者たちは肴を摘み隣同士で語らいながら杯を進めていた。
二の丸跡の東方に誂えた舞台では、呑香稲荷神社の神代神楽「巫女舞」の他に、八戸市から来たという日舞の正派若柳流邦扇会の御一行総勢30名が舞いを披露してくれた。
特にも自前で創作したという「九戸の乱」の舞いは、この城跡での古の出来事である落城までのストーリーを、舞台の外まで広がって延々と演じてくれたのが圧巻であった。
ストーリーの時代考査の誤りが何ヶ所か有るのが気掛かりだった。
会場は、昨年の様な周囲に配されていたかがり火の灯火が無く、参加者も大分減っていて、舞台で繰り広げられたダイナミックな舞いには少し寂しい雰囲気ではあったが、参加者たちは、子供も交えて大勢で演じられる「九戸の乱」の舞踊に熱心に見入っていた。
九戸落城の戦で亡くなった多くの人々を偲び、霊を弔う送り盆に相応しい宴の一時であった。

新潮社ビル

昨日、東京出張で平河町に行ったので、通り掛かりに新潮社の建物に寄って見た。
といっても、ロビーに入って見ただけであるが、新潮社は三浦哲郎さんが大変ご縁がある出版社で、多くの三浦哲郎作品を発刊しているところだから、何となくフラフラっと足が向いてしまった。
実は、20数年前に私はこの直ぐ目と鼻の先のビルに勤めていたことが有り、懐かしい場所だったので、回りの建物の殆どが建て直されているのに、黒色のシンプルでシャープなデザインの貫録ある新潮社ビルが堂々と建っているのにホッとしたからである。

『三浦哲郎文学を読む会』の活動を通して、いつかご縁があるかもしれない新潮社を、又何時の日にか、今度は三浦さんと親しい編集者を訪ねて見たいものである。

朝、ラジオ体操会で東京に行って来たと言ったら、仲間に三浦哲郎さんに会ってきたのですかと言われたが、生憎別の用件での出張だった。
その内に、上京の際に三浦さん宅を訪問できる機会を作ることができればと思っている。

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■画像:「どんどん淵」散策マップ…ここは最近発見されたところで、これまでの「文学散歩のしおり」には掲載されていなかった所。
/「どんどん淵」の写真。川には化石の詰まった丸い石のノジュール(団塊)などがゴロゴロ転がっている。まさに化石の宝庫。


ダンジャ坂下の木橋の隣に住んでいるnakamatiさんよりコメントが入っているので紹介する。

《祝どんどん淵の散策路完成、6月30日合計123歳の老夫婦の懸命の努力により開通しました。水車小屋あと地、ホタルの生息地、唐松林のなかを通り抜けると、突然どんどん淵の滝が現れます。驚きの一瞬です「ざしきわらしたち」のざわめきが聞こえてくるようです。滝を観賞したあとは「ゆかりの家」を目指して、杉木立の小径を登っていくと懐かしい「ダンジャ坂」に辿り付きます。体験してみませんか???              2008/6/30(月) 午後 7:43 [ nakamati 》

会員の沼野夫妻が、「どんどん淵」への散歩コースを一生懸命整備してくれているそうで、谷川沿いのコースも貫通したようなので、木橋を基点にして回遊できるようになった。
これで、小説『ユタとふしぎな仲間たち』に描かれている《谷川沿いに〈どんどん淵〉の方へさかのぼっていった。》とおりに散策可能となった。

沼野夫妻に大感謝です。


ペドロたち座敷わらし9人の仲間がこの「どんどん淵」へ落ち込んでいる小さな滝の滝壷のふちにしゃがんで、てんでに恥ずかしい恰好をしてオムツの洗濯をしていたところなのである。座敷わらしたちは、洗濯をしながら歌をうたう。

《だれかが歌を歌い出した。ひと節うたうと、みんなが声をそろえてひと節うたう。歌の文句はわからないが、のんびりとした節廻しで、ちょっと「よいとまけ」の歌に似ている。ぼくは、それを聴きながら、ひょっとしたら、これは大昔に彼らが母親の背中でいちどか二度は聞いたことがある洗濯女の歌なのかもしれないと思った。
 やがて、歌がやんで、洗濯が終わった。彼らは、棒のように絞ったオムツを肩に担ぐようにして、ぞろぞろ滝壷から引き揚げてきた。》


また新たな研究材料が加わった。
「よいとまけ」の歌に似ているとは、三浦さんは何の歌をイメージして書いたのだろうか?

この「どんどん淵」のところも名場面なので、劇団四季のミュージカルの舞台に出てこないのが残念でならない。

これからは、金田一温泉郷を訪れたお客さんたちに、「座敷わらしたちがオムツを洗濯していた場所」『どんどん淵』を散策して楽しんで貰えることになるのだ。

それに、この当りは川面にゴロゴロ転がっている化石の宝庫で、オニヤンマやゲンジホタル、ヘイケホタル、カジカガエルが棲んでいて観察できる貴重な自然環境なのだから、こんなすばらしい所は滅多にないだろう。
各旅館やホテルでも、来客に思い出づくりのためにと朝夕の散策を勧めて、多いに宣伝して欲しいと思う。

水車小屋跡地のことを沼野会員は知っているらしいので、詳しく検証することにしよう。

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■画像:「居酒屋志乃」宴会場/お祝いの花束を受ける女将さん/記念品の「一戸産山葡萄ジュース」

昨夜は、一戸町の駅前にある『居酒屋志乃』の35周年感謝デーに招かれて、菅原会員と行って来た。
3日連続開催の最終日になっていて、町長や町議会議長、商工会副会長ほか、常連さんの蒼々たるメンバーが出席していた。
「志乃」の名前にしてからが35年で、それ以前に別の名前で15年やっていたというから、50年もの間、一戸の駅前で開業していたことになる。
開業した昭和34年は小説「忍ぶ川」が書かれる一年前で、店の名前を変えた昭和48年は映画「忍ぶ川」が上映になった翌年にあたる。
これだけの常連さんたちの、社交の場になったこの店の価値は相当のものだと思った。

女将さんの計らいにより、宴席で私に『三浦哲郎文学を読む会』の活動について話しをする機会を与えて頂いた。
三浦さんの一戸への思い、そして金田一温泉、八戸とのゆかり、それぞれに地域の財産になるものが埋もれているので、三地域連携して、一緒に三浦哲郎文学を盛上げて行きたい。その為に一戸でも三浦哲郎さんを研究して連携の窓口になってくれる人たちを捜しているので協力して欲しいなどと話させて頂いた。
そして、皆さんに「文学散歩のしおり」を配布した。

一戸では間もなく町の中心に完成する新しい橋に「しのぶ橋」と命名することになり、三浦さんに銘板を書いて頂くことになっていると稲葉町長から説明を受けた。
文学碑のある岩瀬橋は、三浦作品に描かれている木橋に復元できないかと、町長も三浦さんを盛上げるための構想をもっているようで、文学碑の廻の整備や観光バスの駐車場の確保の問題、散歩コースの確立、広全寺のことなどについて、話しが大いに盛り上がった。
そして、三浦文学研究の連携窓口の適任者を紹介してもらえる約束をして頂き、今後の連携体制に繋がる貴重な機会となった。

居酒屋「志乃」

一戸の『居酒屋 志乃』開店35周年感謝デーのことで菅原会員から連絡を頂いた。
私たちの招待日は6月28日(土)とのことで、午後6時に金田一まで迎えの車を出してくれるというから恐縮している。
そして、当日の招待客には一戸町長も見えられられる予定になっているそうだ。
私に、『三浦哲郎文学を読む会』として一言挨拶をして貰いたいと、お願いされてしまった。

折角の機会なので、私たちが目指している一戸町〜金田一温泉郷〜八戸市の三浦哲郎文学散歩コース確立についてPRさせて貰いながら、一戸町の人たちの三浦文学への取組みと連携に付いてお願いしてみようと思っている。

まだ訪れたことのないお店なので、どんな雰囲気の店なのか、女学校出身の女将さんはどんな感じの人なのか、新たな転機を期待しながら、当日をとても楽しみにしている。


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