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一昨夜、第22回目の『三浦哲郎・文学散歩実行委員会』が開催された。
これで、実行委員会の事業が全て終わり、3年間続いた二戸市からの補助金も、今年度で打ち切りとなる。
今回は、事業報告と、これまでの3年間の成果と今後の方向について話し合われた。

要点は次のとおりだった。

・イベントなどを開催して、新聞などのマスコミに数多く取上げて頂き賑わせたが、動員数の割には、思ったほど来客数
 が少なく、地元への経済効果も期待できなかった。

・木橋を架けたり、案内標識、説明板が設置になり、散歩道が整備確立されたのは良かった。
 しかし、それが思うように活かされていないようなので、今後、どのような取組みで活かして行くかが課
 題である。

・温泉祭りやりんご収穫祭など、温泉郷での色々なイベントの際に「三浦哲郎文学散歩」のガイドをアピー
 ルするようにしてはどうか。…文学では客層が違うので、参加者は期待できないだろう。

・微小ではあるが、普段でも文学散歩のお客が訪れるようになってきているようなので、観光協会の事務所
 で読む会の協力を得ながら「ゆのはなガイド」の要請受付を行うように取組む。…少人数への対応検討要
 
・ゆかりの家の整備ができて来客に見て貰えるようになった。

・ゆかりの家、散歩道の草刈り、清掃作業が大変だが、今後も継続して行く。

・大掛かりなイベントは無理でも、ゆかりの家を利用したお茶会などのイベントの開催に積極的に取組む。


来年度からは同様のイベントを開催できる見通しが無いままに、この実行委員会が幕を閉じた。

さて、今後の「三浦哲郎文学in金田一温泉郷』はどうなるのだろう。

今日の午後に八戸市立図書館で行われる講演会・朗読会に出向いて、何かヒントを得て来たいと思う。

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バスツアー八戸便は昨年と同様に開催予定だが、もっとインパクトの有る宣伝をして、何とか実施に結びつけたい。

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昨日、旅行会社から連絡が有りました。
現在の参加申込状況は0で、来週早々には締切らないと行けないが、このままでは実施できない可能性があると言われた。
このブログを見ている人たちにも、宣伝の応援、協力を呼び掛けたい。

何とか15名以上の申込が欲しいのだが、盛岡方面での知名度が無いということなのか。

先日(9/27・28)、開催したイベントの文学散歩に、青森県おいらせ町から参加してくれたNさんという方から、ガイドのお礼の手紙を頂いた。

Nさんは、27日(土)午後3時からのコースに参加されたそうだが、今回は名簿記入のお願いをしなかったために、参加者については全く不明なのである。

既に定年退職されたNさんは、高校の頃に「忍ぶ川」に出会って以来、三浦文学に惚れこんでいるファンだそうだ。
これまで仕事柄ゆっくり読むことができなかったので、今、少しずつ読み出しているところだが、今回参加してまだまだ奥深い三浦文学のことを知り、ただただ感激したとのこと。
今後も、何かの催し物が開催されることがあれば、是非参加したいそうで、開催者にとってこれほどうれしいお礼の言葉は無い。

以前に、このブログにも書いたことがあるが、おいらせ町(旧百石町)は長編小説『百日紅の咲かない夏』に描かれている「一の川」のモデルとなっている川のあるところである。
小説には次のように書かれている。

《一の川というのは、市の北郊の田園地帯を一キロほどの間隔をおいてほぼ平行に東へ流れ、太平洋に注いでいる五筋の川の一つである。いずれも川とは名ばかりの細流ぞろいで、水量、水勢ともに乏しく、なかには海へ注ぐ前に流水をことごとく砂に吸われて、河口のありかもわからぬのである。
五筋のうちでは、最も市に近い一の川が、一応、二級河川ということで、狭いながらも一番川らしい風情を備えている。
けれども、その緩慢な流れは、浜へ出てからは砂の窪みをたどるのが精一杯で、やはり他の細流と同様、河口の位置が定まらない。夜の間の風の吹きよう、波の荒れよう次第で、河口のありかが毎日変わっているのである。
 …一の川が砂浜へ出るところに、高い堤防が築かれ、この細流には不似合いに見えるほど立派な水門が造られていて、それらにさえぎられて砂浜や海は見えなかった。堤防の斜面には上まで石段が刻まれている。》


この描写を読んで、以前に足を運んだことのある百石の河口の情景を思いだしたのであるが、Nさんの手紙にもそのことが書いてあった。

 私の住まいは、八戸市の隣町のおいらせ町(旧・百石町)です。
この田舎町が、長編小説『百日紅の咲かない夏』の中の「一の川」及び「一の川ふたたび」の章の舞台になっていることが判り、早速探し歩いて、この目で確かめた時は感激しました。


小説の舞台を探し歩いて感激するのだから、Nさんは大の三浦ファンの一人なのである。
このようにファンからの便りを戴けるのは、読む会にとって大変嬉しいことなので、今後の励みにさせて頂いて、一人でも多くの人たちに感動を与えられるような「ゆのはなガイド」が続けられるように頑張って行きたいと思う。

ガイドをしている私の写真を一枚そえて送って頂いたそんなNさんに感謝している。

 もしも、いつか近くにお出での節には、ご連絡戴ければご案内させて頂きます

と書かれていたので、いつか百石の小説の舞台を訪ねて、Nさんのガイドで散策して感激を味わせて貰うことにしよう。

その時には、堤防への細道の入口に、地元の教育委員会と警察が共同で立てた〈引き返して ここから先は死への道〉という木札が、今もどこかにあるのか探してみることにしよう。

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■写真:よりゃんせ金田一の製作した「狐ばなし」に登場する狐の棲み家のマップが初公開された。
    金中生たちの琴の演奏
    生田流船場社中の船場さんの琴演奏
    縁側越しの庭の景色に包まれて朗読・琴演奏に聴き入る観客たち(文学カフェのお茶を飲みながら)



日毎に寒さが増して秋も深まり、あのイベントからアッと言う間に一週間が過ぎてしまった。

『Waライブ』の会場を振返って見ることにしよう。
プログラムは
 ・よりゃんせ金田一 ……狐ばなし&紙芝居
 ・三浦哲郎文学を読む会……三浦作品朗読
 ・金中生&生田流船場社中……お琴演奏

であった。

今回のイベントでは、会の発足の切っ掛けが私たちの会と同じで、以前からカシオペア連邦地域づくり助成事業で同じ活動をしていた「よりゃんせ金田一」の人達にも協力をお願いして、ゆかりの家の座敷で、この地域に伝わる「狐ばなし」の昔話語りをして頂いた。
「よりゃんせ金田一」はメンバーは少ないが、意欲的に活動していて、今回も「狐ばなし」に登場する狐たちの棲み家の分かるマップを製作して公開していた。お話の途中に効果音を入れることも検討しているようだ。「きんたいち(金田一)弁」を残し伝える為にも、是非拘って活動を続けて欲しいと願っている。

読む会では、例会時に三浦作品の輪読はよく行なっているが、大衆の面前で朗読を披露することは今回のイベントが始めての取組みであった。
今回は『なみだつぼ』を田口幸子会員が、そして『書き初め・弾き初め』を小野寺文子会員がそれぞれ選んで朗読してくれた。
私は、生憎「ゆのはなガイド」の最中で、聴くことが出来なくて残念だったが、思いのこもった語り口調で作品の内容が伝わり素晴らしかったと、好評を得ていた。今度の例会で是非再演して頂きたいと思っている。

今回のイベントで最も熱気の有った催しは金田一中学校生徒による琴の演奏であった。
昨年、学校に贈り主不明の琴が4面届いたが、それが後に日経新聞に掲載された三浦さんの随筆『地唄「黒髪」の思い出』に書かれていた琴であることが判明した。
とても貴重な琴であることが分かった学校では、市内の生田流の船場先生に相談して指導をお願いして、授業に取り入れることにしたのである。
秋に行われる学校の文化祭・青藍祭に向けて演奏の練習を続けていたので、是非イベントにも出演して頂きたいとお願いしたところ、学校でも前向きにチャレンジしてくれることになり実現したのである。
実は、琴を習うのにそう簡単に人前で合奏できるようになるものなのか心配していたのだが、さすがに感性豊かな少年少女たちの才能に火が点いたようで、素晴らしい演奏が実現した。
生徒9名により『大きな古時計』、『少年時代』の2曲が演奏され、会場の一般客や父兄、同級生たちが熱心に聴き入っていた。
三浦さんやその家族が暮らしたことがあるこの「縁側から林檎畑の見える二間つづきの座敷」での琴の演奏は、その後、生田流船場社中代表の船場秀子さんにより『日本の歌メドレー』、『千の風になって』、『古曲』と続き、縁側越しにひらけた庭園の景色を眺めながら聴く琴の音は、心和む癒しのひと時を醸し出してくれていた。

終了間際になって、文学散歩に同行取材していた岩手朝日テレビのカメラマンが遅れて到着したために、演奏の再現を求められて、中学生たちの再演奏が見られることとなり、インタビューも受けたりして会場は大いに盛り上がっていた。

このように『Waライブ』の会場は大盛況に終えることができた。
この成果は、色々な面で今後に繋げる大きな切っ掛けとなったと確信している。


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