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先日、八戸市の三浦哲郎文学顕彰協議会(立花義康会長)が総会で、10月に三浦哲郎さんの生誕80年・芥川賞受賞50周年を記念した「三浦哲郎文学の集い」の開催を決めたことを取り上げたが、取り組みの全容がもう少し分かってきた。

■バスツアーの実施
  作品に登場する八戸市や二戸市、一戸町のゆかりの土地を探索するバスツアーを6月22日に実施する。

■「三浦哲郎文学の集い」の開催
  講演や作品の朗読を10月に八戸市公会堂で行う。

■マップ「三浦哲郎文学散策のしおり」を改訂
  昨年発行した八戸市内の作品ゆかりの場所を紹介したマップ「三浦哲郎文学散策のしおり」の改訂を行う。

立花会長は「今年は、三浦さんの生誕80年と芥川賞受賞50周年となる節目の年。あらためて三浦作品の素晴らしさを広めていきたい」と抱負を語っていたという。

今のところ、二戸市や一戸町での取り組みは何も聞こえてこないが、せめて、一戸駅と金田一温泉駅を起点にした駅からハイキング形式での「三浦哲郎文学散歩」ぐらいは行えないものか?

改修保存がなされた一戸町の懐かしの映画館「萬代館」を会場に講演、朗読、映画『忍ぶ川』上映会の開催なども魅力的なイベントになるように思うのだが、実現できないものだろうか。
6月12日に一戸町で開催を予定している読む会の移動例会で、一戸町の人たちに参加してもらって話し合ってみたいと思っている。
今日、一戸町立図書館の館長さんに、その移動例会の開催への協力依頼文書を送ったところだった。


6月12日(日)の移動例会時には、一戸町内の三浦文学散歩コースを散策する予定をしているが、八戸市のバスツアーはその10日後に計画されている。6月22日は水曜日の平日なので関わることが難しいだろう。

読む会で昨年末に発行した「三浦哲郎文学散歩ガイドマップ」の八戸編は、八戸市の顕彰協議会が発行したガイドマップを参考にさせて頂いたものだが、果たしてそれがどのように改訂されるのかが大いに気になるところである。
前回は市内中心部だけの掲載だったから、郊外編の追加でもされるのだろうか。
番外編として、同じ青森県なので三戸町の『繭子ひとり』と「繭子の像」も付け加えて頂けたら喜ばれると思うのだが、如何なものだろうか。

今年は、東奥日報社では新聞に三浦哲郎特集を連載中で、このように地方のゆかりの地域が盛り上がっていると中央でも関心を示して注目してくれるようになるので、来年のJRの「いわてデスティネーションキャンペーン」に向けての弾みにもしたいところである。

八戸の方から電話で情報を頂いたので、掲載して紹介します。


三浦哲郎氏追悼 映画「忍ぶ川」上映会

今年8月にお亡くなりになった日本芸術院会員・八戸市名誉市民 三浦哲郎氏をしのび、映画「忍ぶ川」の上映会を開催します。


日程  平成22年12月18日(土)・19日(日)
時間  開演 13:30(開場13:00)
場所  南郷文化ホール(八戸市南郷区大字市野沢字中市野沢24-1)

上映作品  「忍ぶ川」 (1972年 東宝)

  原作:三浦哲郎
  監督:熊井啓
  出演:栗原小巻/加藤剛/永田靖/瀧花久子/可知靖之

入場料(全席自由・税込)  前売券:500円
              当日券:600円

入場券販売及び整理券配布場所  八戸市南郷文化ホール
                八戸市公会堂
オープニングイベント

  ◆「三浦文学の魅力と映画を語る」
    メインパーソナリティ:熊谷拓治氏
    ゲストコメンテーター:宮 忠 氏・石橋由紀子 氏(18日)
              :三浦文恵 氏・木村友祐 氏(19日)

ロビー展
      パネルを中心に、自筆原稿など三浦哲郎氏ゆかりの品を展示します。
      期間:平成22年12月11日(土)〜平成22年12月23日(木・祝)
      ※観覧無料

シャトルバス
      当日12:30に、市庁前から無料シャトルバスが運行します。(要整理券)
      ※整理券は入場券と同じ場所で配布しております。


お問い合わせ先  八戸市南郷文化ホール
           電話 0178-60‐8080
           FAX 0178-60-8081
         
         八戸市公会堂
           電話 0178-44-7171
           FAX  0178-44-7176

一昨日、八戸方面のガイドマップ販路開拓に出掛けた折りに、立花歯科医院の立花義康先生を訪ねて、完成した文学散歩ガイドマップを差し上げて来た。
立花さんは、三浦さんが亡くなる6日前の8月23日に上京して、入院中の三浦さんを見舞った時のことが未だに思い出されて成らないと、悩んでいる様子だった。
三浦さんの顔が思い出されて辛いので、廣全寺に墓参りに行って来たと話していた。

立花さんは、三浦さんと幼稚園の頃からの幼なじみで、小学校、中学校、高校までず〜と同じ学校で一緒に過した仲なのである。大学は違っても、下宿や寮で一緒に暮していたことがあり、本当の親友の間柄だった人である。
三浦さんが立花さんに差し上げた手紙や巾木、書籍や写真、そして書が多くあるので、これを機会に全部を整理に掛かっている所だった。

そして、20(土)〜21(日)日の2日間、立花歯科医院の3階を特別ギャラリーにして、市民に開放するそうなので、是非観に行って下さい。


  「故三浦哲郎追悼書展」

日時:11月20日(土) 12時30分〜13時30分
   11月21日(日) 10時  〜12時
場所:立花歯科医院 3階特設ギャラリー(立花先生の書斎他)

イベント終了

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■画像:イベントのお茶席に使われた創作菓子「忍ぶ川」と、ゆかりのある浄法寺漆塗御膳


読む会主宰の『三浦先生を偲ぶ会』と『11月特別例会』、そして、二日間行われた『三浦哲郎文学散歩in金田一温泉郷』が、天候にも恵まれ、無事に終了することができた。
思えば、色々な人達から協力を頂いて成し得ている催物になっている。
スタッフや出演者の一人一人が、それぞれに思いを込めて携わってくれているのが伝わってくるイベントになっているのが感じられた。
読む会会員は元より、よりゃんせ金田一や、琴の船場社中、そしてお茶の平栗一門の方々、音響装置の岡田電気商会さんまでもが、皆さん、精力的に働いてくれていた。
そんな雰囲気が分るのか、来訪者の方々も、とても良い笑顔で帰って行ったのが、印象的だった。

こんな裏方の人達に支えられて、このイベントは恒例化しつつあるのだが、未だに大きな課題も残っている。

今日の文学散歩中に、温泉センターの駐車場にある「金田一温泉りんご収穫祭」メイン会場で、一人のご婦人がスタッフにお茶会の会場を尋ねているところに通りかかった。
どうやら、その会場のスタッフ達は、私たちの催物のことについて詳しく説明できなかった様子で、ご婦人が困っていたようだったので、ついでに一緒に付いて来て貰うことになった。後でそのご婦人には、車で来ていたので、教えてくれればゆかりの家まで車で行けたのに、りんごの会場に止めさせられたとの苦情も戴いた。

私たちは、実行委員会のメンバーで、イベントの一部分の運営を任せられて担っているので、「りんご収穫祭」との連携のことは、温泉郷としてのイベントであり両方の実行委員会の構成員が共通しているので、疎通ができているものと思っている。
にもかかわらず、来訪者に対しての利便性が蔑ろになっている部分が有るようなので、十分に反省し、改善していかなければならないと思う。
それは、来訪者からみれば同じ金田一温泉のイベントなのであって、金田一温泉のイメージに繋がる重要なことのように思われる。

それに、折角イベントを開催するのに、それを知らせる手立てが、全く手薄だったことは、大きな反省点だったように思う。やることを直前まで、それも部分的な広告紙面でしか宣伝しないのでは多くの人に来て頂けないのである。
宣伝広告の手立てを工夫しないことには、やる意味が無いように思う。
誰のための、何のためのイベントなのかをもう一度考え直さなければいけない。
それは、来て頂いた大概のお客様方には、満足して帰って頂いている様子が伺えるから、尚更に、もっと宣伝に力を入れていれば、どれだけの波及効果を得ることが出来ただろうと思われるからである。

とは、読む会の言い分で、今日の温泉郷は、りんごの収穫祭で大賑わいで、もうそれだけで十分だと言われているような気配がしないでもない。
行政窓口の地域づくり推進系統と、商工観光の系統による発端に起因しているところもあるように思われる。
後発のイベントなので、単なる読書サークルが、自分たちの楽しみでやっていることだと思わないで、仲間に入れて頂きたいものである。

「ゆかりの家」に車で来る方々には、会場までの案内標識の不十分なことについての指摘も頂いた。
それぞれの場所には、案内標識を設置して有るので、当事者達はそれで十分な筈だと思っていても、気が付かないと言われるのだから、やはり、改善しなければいけないことなのだろう。
「ゆのはな交流館」前の交差点と、石碑群の交差点について、もっと目に付き安い標識の場所と方法を検討する必要があることが判った。

それにしても、琴の演奏会や、お茶会を楽しみにして来て下さるお客さんが多くいるのには感心させられる。
「ゆかりの家」の雰囲気に魅せられるものが有るのかも知れない。

今回の茶席の『偲ぶ川』という名前のお菓子は、平栗先生が考案して藤萬菓子店に作って頂いた創作菓子で、三浦哲郎氏を偲んで作ったというものだった。
緑色の羊羹の素材とそれを鋏んでいる部分の素材は何なのかを聞き逃してしまった。
このお菓子を載せた朱色漆塗りのお膳は、「ゆかりの家」である三浦さんのお父さんの家から平栗家に引継がれた物なので、この場所に持ち込んで披露しているのだと言っていた。
彼女もそんな思い入れを秘めているのだった。

今回、金田一中学校からお借りして展示させて頂いた、三浦さんのお姉さんから戴いた琴も、もしかしたら、この「ゆかりの家」の広間で、お姉さんが弾いていた琴かも知れないのである。そんな思いを察して、船塲先生がわざわざ自宅から、琴用の置台を持って来て飾り付けを手伝ってくれた。見事な螺鈿の装飾が施された琴だった。

そんなこんなで、それぞれに思いを込めてこのイベントは成り立っているのである。

本日、同時に開催されたJRイベントの「駅からハイキング」で、三浦文学コースを選択して訪れてくれた人達にも、偶然のタイミングでゆかりの家の広間に上がって戴いて、三浦さんと金田一温泉及びゆかりの家について説明させて頂くことが出来たのは幸いであった。

今回、このコース企画者の方からガイド要請について相談されていなかったので、本当に偶然の出来事となってしまったが、参加者の方々には喜んで頂けたようなので、先ずは良かったと思っている。
それに、このブログの愛読者だという人に声を掛けて頂けたことも嬉しい出来事だった。

さて、後は、ガイドマップの販売取扱店の開拓と、個人注文者への対応という新たな大作業が出来てしまった。
三浦文学普及活動は際限も無く続くのである。

昨日の「偲ぶ会」は無事に終えることができた。
そして、「11月例会」は、三浦さんの対談録画鑑賞を先に行って、その後に、米田省三先生
に「三浦先生の思い出」と題して講話を頂くことに変えたのが良かったようで大好評だった。

さすがに、映像で在りし日の三浦さんを見てもらうことは、インパクトがあると感じた。
その意味でも、このDVDをもっと多くの地域の人たちに見てもらいたいと思った。

とても中身の濃いお話をして頂いた米田先生には、30分という短い時間でのお願いで大変申し訳ないことをしてしまった。お話ししたいことが沢山あるようなので、これからも機会を作って、お聞かせ頂きたいと思っている。

さて、引き続き午後から、よりゃんせ金田一による「キツネ話」の紙芝居と昔語りや、船場社中による「琴演奏」が行われて、心配していた観客の入りもそれなりに有って、会場は賑わっていた。
当方は、散歩ガイドマップ発売開始の記者発表の記者対応に追われていて、聞くことができなかったのが残念だった。

既にこのブログを見て問合せして下さっているようだが、イベント準備に追われてしまって販売開始の取次店への交渉が遅れていて、皆さんに迷惑を掛けてしまった。
今のところ、金田一温泉観光案内所の他は、当会に電話連絡を戴いて対応させてもらっているが、順次、取次店の拡大に努めて行きたいので、今後の発表を待って欲しい。

尚、100円という価格なので、注文及び納品、発送は下記の通りとする。

  ・1〜30部の送付希望には、代金を切手払いとし、返信用封筒に住所・氏名・切手を用意したもののみ
   に対応する。

  ・多数注文はFAX申し込みを原則とし、市内及び一戸からの申し込みは直接配達、それ以外は代金振り込み
   確認後、着払いの宅配とする。
  
  ◎注文先:〒028-5711 岩手県二戸市金田一字馬場119ー3  沖野 覚
       電話0195−27−4282 沖野
       Fax 0195−27−4284 (有)沖野設計内
       mail:okino@smile.ocn.ne.jp


  ■送料 …切手同封又は振込
    ・1部      90円       
    ・2〜3部    140円
    ・4〜5部    180円 以降、ゆうメール
    ・6〜8部    210円
    ・9〜15部    290円
    ・16〜30部   340円
    ・30部以上   要問合せ


さて、今日はどんより曇りの天気だが、雨が降らないことを祈って、イベント会場に出かけることにしよう。
文学散歩のスタートは、午前10時〜と午後2時半〜で、「ゆかりの家」から出発します!
近くにお住まいで、興味のある方も、ない方も、一度は訪れて、晩秋の金田一温泉郷の、枯葉積もる小径を踏み締めながら、しばしの散策を楽しんでみては如何ですか?
お待ちしています。


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