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予てから要望していた二戸市立図書館とのコラボレーションが実現しそうだ。
地元のことを多くの作品に描いてくれた著名な芥川賞作家・三浦哲郎氏のことを、地域の多くの人達に知って貰えるようなイベントの開催を図書館と一緒に出来ないかと、これまでに幾度となく打診していた。
それが、今度『追悼展』として開催されることになった。
国民読書年企画展「三浦哲郎追悼展」
・日時 平成22年10月27日(水)〜11月9日(火)
・場所 二戸市立図書館 2階 閲覧コーナー
この展示に際して、「三浦哲郎文学を読む会」でも全面的に協力させて貰うことになっていて、昨年12月〜本年1月に催された岩手県立図書館企画展の時のように、「ゆのはな文庫」の書籍や資料を図書館に貸し出して展示することにしている。
90冊以上の蔵書を備える「ゆのはな文庫」の書籍の中には、作者直筆の署名入限定本や、ビデオテープ、朗読CD、DVDなども有るので、来訪者には喜んで貰えるだろう。
しかし、「ゆのはな文庫」は図書館の管理システムに載らない為に、企画展での貸し出しが出来ないのが残念である。
読む会では、期間中の11月3日(水)に
【三浦哲郎文学講演・朗読&映画『忍ぶ川』上映会】
を隣の二戸市民文化会館・中ホールで開催することになっているので、大きな相乗効果が期待できそうだ。
兎に角、全国に情報発信するには地元地域の人達の理解と盛り上がりが絶対不可欠なので、これを機会に、多くの人に三浦文学の地元との関わりと魅力を知って貰えることを願っている。
折角の企画展なのだから、欲を言わせて貰えるなら、たとえば
【郷土の芥川賞作家・三浦哲郎 追悼展】
のような、もっと市民に親しみを感じて貰えるようなインパクトのあるタイトルにして頂けたら良かったと思う。
このゆかりの地である二戸市金田一温泉と一戸町をこよなく愛し、生前は「郷里」と呼んで憚らなかったのだから、その気持ちを汲んで上げても良かったのではないだろうか。
その故人は、現に「郷里」一戸町の廣全寺のお墓に眠っているのだから。
二戸市立図書館にも、前回紹介した一戸町の佐々木精之さんのように、三浦哲郎文学に興味を抱いて精力的に取り組んでもらえる人が現れることを期待したい。
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