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『お菊』

先日から読みたいと思っていた作品を探しに、今日、二戸市立図書館に行って見た。
『贋お上人略伝』を『三浦哲郎自選全集 第9巻』に見つけたが、『お菊』は終に探すことができなかった。
お目当てだったその全集と、他にも書棚の中で目に付いた未だ読んでいない『旅の風』と『燃ゆる瞳』の本も一緒に借りてきたので、読み終えたら感想を書くつもりでいる。
全集第九巻の中にはやはり未だ読んでいなかった『南部酔虎伝』も入っているので楽しみにしている。

後は、気になる『お菊』という作品が、どの本に収録されているのか知りたいので、誰か知っていたら教えてもらえないだろうか。

図書館の蔵書比べ

各図書館の三浦哲郎著書の蔵書数をオンライン検索可能なところで調査してみたら、以下のような結果となった。

■岩手県内の図書館
1.一戸           99
2.県立図書館        87
3.一ノ関          78
4.二戸           73
5.盛岡           66
6.奥州市・水沢/胆沢    66
7.花巻           65
8.八幡平          56
9.金ケ崎          51
10.宮古           50
11.北上           43
12.奥州市・江刺       31
13.大船渡          28
14.陸前高田         26
15.遠野           26
16.紫波           25
17.雫石           21
18.滝沢           21
19.岩手町          19
20.釜石           18
21.岩手大学         14
22.県立大学          9
23.県立大学宮古短大      0
24.久慈市           0
25.矢巾            0
26.盛岡大学        不明

■青森県の主な図書館
青森県立図書館        218
青森市民図書館        212
八戸市立図書館        194
弘前市立弘前図書館       81
三沢市立図書館         79
十和田市立図書館        70
五戸町図書館          61

■北海道東北の図書館
北海道立図書館         95
青森県立図書館        218
岩手県立図書館         87
宮城県図書館         137
秋田県立図書館        148
山形県立図書館         88
福島県立図書館        127

■中央の図書館
国立国会図書館        266
東京都立図書館        227

尚、検索では同じ著書や他人の著書に収められている作品でも出てくるところも有ったので、全てが同じ分類かどうかは定かでない。
私の資料では、三浦哲郎氏の出版著書は単行本、文庫本、共著、カセット版、CD版、DVD版を含めて全186冊となっている。

郷土の作家

「東北もずーっと北の方の、山間の谷に鉱泉の湧く村」などと、郷里のことを懐かしんで色々な作品に残してくれている三浦さんは、この岩手に大変ゆかりの深い人である。
昨年、岩手県立図書館に出向いて、郷土の作家コーナーなど、館内の開架書庫の何処を探しても三浦さんの本は見当たらなかったので、郷土にゆかりの作家として三浦さんも加えてもらえるように話しをさせて貰ったのだが、後にそれは基準外だからできないと、郵便で回答を貰った。
出生地が岩手県でないから該当しないのだそうだ。

実家や菩提寺が一戸町に在り、岩手を舞台にしたゆかりのある多くの作品を残しているのに、どうしてなのだろう。司書たちは本当に理解してくれているのだろうかと思えてならないのである。

釧路や函館ではチョット暮らしただけの石川啄木のことを、ゆかりの作家として大々的に取上げて全国にアピールしているではないか。
調布市では一時期三浦さんが住んでいたことがあり、作品に書いているというだけで、ゆかりの作家として扱ってくれているというのに。

岩手のこの地に住んでいる人たちの、過ぎ去った多くの生活を作品に描写して残してくれているということは、失われていく記憶の中で大変貴重なものだと思うので、その文化を伝えて行く意味でも、岩手の図書館でもっと三浦哲郎さんを郷土の作家としてクローズアップして頂きたいと願わずにはいられないのである。

今まで郷土にゆかりの作家として扱われていなかった二戸市立図書館でも、三浦哲郎コーナーを設けて頂けるようになってまだ2年たらずである。それでも、最も目立つ場所にコーナーを設けて頂けたことに、図書館の意気込みを感じている。

三浦さんを岩手にゆかりの作家に加えさせて頂くために、今後の岩手県立図書館の理解と取組みに期待して、交渉をさせて頂きたいと思っている。


早くこのコーナーにも仲間入りさせて欲しい。

□岩手の文学散歩
http://myn.north-tohoku.gr.jp/kodawari/db03-m002-t018.php3

■石川啄木
■金田一京助
■宮沢賢治
■大槻文彦 
■高村光太郎
■岩手の文学散歩
■高村光太郎「典型」
■石川啄木「一握の砂」
■宮沢賢治「春と修羅」
■高村記念館
■宮沢賢治記念館
■盛岡市先人記念館
■石川啄木記念館
■野村胡堂・あらえびす記念館

三浦哲郎文学作品の朗読がカセットやCDに収めてられて販売されている。
製造元は横浜録音図書(株)http://www5a.biglobe.ne.jp/~yrt/index.htmで、他にも色々な作家の作品を造って販売しているので、興味のあある方は覗いて見て欲しい。

多くの作家と共に三浦哲郎さんも選ばれて製造されているのだから、ここでも評価されていることになる。
ファンの一人として、各々の売れ行きが気になるところである。

三浦哲郎文学作品の製品リスト

◎横浜カセット文庫
■じねんじょ・とんかつ   1,300円 (税込)
■忍ぶ川          1,600円 (税込)
■ユタとふしぎな仲間たち  5,000円 (税込)
■そいね・おぼしめし    1,575円 (税込)
■やどろく・わくらば    1,575円 (税込)

◎横浜CD文庫
■そいね・おぼしめし    1,575円 (税込)
■やどろく・わくらば    1,575円 (税込)

全部合わせて14,200円程になるが、いずれ読む会の「ゆのはな文庫」にも備えて置きたいと思っている。
製品でCD化されている作品が少ないのは残念だが、楽天http://www.rakuten.co.jp/yrt/でも取り扱っているようなので、中学、高校の教科書に取上げられている「盆土産」や「春愁」など、もっと色々な三浦作品も造って欲しいと思う。

三浦作品には方言が入っている作品が多いので、拘って造って貰いたいが、南部弁の出来る声優が問題になるのかな。

『忍ぶ川』の翻訳本をネットで検索してみたら出てきました。
2007年にアメリカ、イギリス、カナダで出版されているようです。
http://www.complete-review.com/reviews/japannew/miurat.htm

紀伊国屋書店のネットで探すと、取寄せして貰えるようです。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htmy/1593761716.html
こちらのイギリスの方が安い。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htmy/1593761899.html

こちらは、本の解説文のようです。
http://www.jlpp.jp/en/book/detail.html?b_id=65
http://www.portlandmercury.com/portland/Content?oid=479754&category=22148
この解説は批評も入っているようなので日本語に訳してみたいものです。



こちらは本の中の一部分を紹介しているようです。
http://articles.latimes.com/2008/jan/13/books/bkw-excerptmiura13

三浦さんの英語版プロフィル
http://www.jlpp.jp/en/authors/detail.html?w_id=214

う〜ん、英語が理解出来なくてとても残念!

しかし、翻訳サービスサイト(http://www.jlpp.jp/en/book/detail.html?b_id=65など)を使ってコピー&ペーストしてみると概略が解るので、これでも結構楽しめますよ。


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