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早朝文学散歩を予定

明朝は金田一温泉宿泊客に三浦哲郎文学散歩のボランティアガイドを行います。
今回は、以前にお知らせした通り、IGRいわて銀河鉄道観光で実施の「折爪岳ヒメボタル観賞ツアー」参加者へのガイドの依頼です。
参加者は予想よりも大分少なかったようで、その内、更に早朝散歩への参加希望は少なかったが、盛岡以外にも、宮古市や大船渡市など遠方からの参加者もいるようなので、楽しんで帰って頂けるように、精いっぱいガイドに努めさせて頂きます。

一行はその後、温泉郷のブルーベリー農園で収穫体験をして九戸城跡の散策をしてシビックセンター見学をして帰るとのこと。
文学散歩は1時間の予定を頂いているので、余り疲れさせないようなコースで案内することにします。

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■画像:東奥日報 6月14日新聞掲載記事 青柳隼人さん(青森市在住)提供…FAX受信データのために写真が不鮮明。

●東奥日報WebSite
 三浦文学誕生の逸話、親友・立花さんが紹介    2011年6月14日(火)

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110614095401.asp

 三沢市学校図書館協議会(岩舘敏刀会長)は10日、市立図書館で、作家三浦哲郎さんの生い立ちをテーマに研修会を開いた。三浦哲郎文学顕彰協議会会長の立花義康さん(八戸市)が、親友として過ごした青春時代のエピソードを語った。


先日、電話で立花先生からお話しを伺っていた三沢市での講演が行われた模様。

私たちも、三浦さんのことについて不明確で知りたいことが多くあるので、読む会でも立花先生にお聞きする機会を得たいと思っている。

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■画像:散歩ガイドマップの説明
    三浦家から町立図書館へ寄贈された書籍の説明
    文学散歩を楽しむ参加者たち
    当日の次第


一昨日の移動例会「第63回・6月例会in一戸〈作家三浦哲郎の郷里探訪・一戸〉」は、天候にも恵まれて会員11名に一般21名、総勢32名の参加を戴いて、一戸町の三浦哲郎ゆかりの舞台に親しんで貰い、無事に終えることができた。

一戸町コミュニティセンターで、文学散歩ガイドマップの説明と、三浦家から町立図書館へ寄贈された書籍の説明を行ってから、散歩コースを散策した。

寄贈書籍の説明を、図書館の姉帯司書にお願いした。

本を自宅に受け取りに伺ったときの三浦夫人との応対の様子や書籍の保存、展示の仕方について話された。
寄贈書籍のそれぞれに三浦さんのサインが入っていて、宛名が「お袋へ」や「姉上へ」と書かれていて、発行された時々の家族の背景が伺えるような名前になっていることや、本にはお姉さんが挟んだと思われる栞が所々に入っていたりして、三浦さんやお姉さん、娘さんたちの家族の愛情が感じられることなどを話された。
今後、この本をどのようにして公開したら良いか模索しているとのことだった。

最初の「文学碑」でのガイドは、一戸町文化協会読書会の沢村先生にお願いした。
最も脚光を浴びるであろうここは、通りに面しているのに生垣に囲まれていて通り過ぎてしまいそうなぐらいに目立たないので、電柱配電盤ボックスの移設も含めて改善して戴けないものだろうか。

三浦さん家族が住んでいた「ゆかりの家」は小説『忍ぶ川』の舞台となっていて、三浦ファンにとっては最も興味を持つ場所なのだが、ご遺族への配慮からガイドマップには載せられなかったし、案内も控えさせて頂いている。
しかし、借家だったので今後どうなるのか大変気掛かりで、今、最も注目して貰いたい場所なので、案内できないのがとても残念でならなかった。

《「見える。見える。」
 「うち!あたしの、うち!」
 「ね、見えるでしょう。あたしのうちが!」〉
志乃は、なおも私の膝をはげしくゆさぶりつづけて、生まれて二十年、家らしい家に住んだことのない志乃の、やっと探しあてた〈自分の家〉を新婚旅行の汽車の窓から遠望し得たよろこびが……》


小説『忍ぶ川』のラストシーンの場面である。
馬淵川の対岸を散策中に、遠くの鉄道からこの家が見えたのだと話しながら「ゆかりの家」の場所を説明して理解を求めることにした。

『愁月記』『旅雁の道草』の舞台である「県立一戸病院跡地」の説明を終えての散策中に、一戸町から参加したというご夫人に声を掛けらた。
付添婦の岩崎さんと一緒に働いていたと言う夫人は、懐かしく思い出させて頂いたとお礼を言って、岩崎さんの話をしてくれた。
岩崎さんについて色々教えてもらえる人が現れたので、今後の交流を楽しみにしたい。

大勢で散策路をゾロゾロと歩いているので、方々で地域住民が何ごとかと注目していた。
何れはこの光景が日常的に見られるようになる日が来ることを願いたい。

スタートの文学碑での説明が長く掛かり、人数が多かった所為も有って予定時間内では「一戸駅」「小倉かりんとう店」まで回れなくて省略することになっのは残念であり、参加者に申し訳なかった。

中には、散歩終了後にかりんとう欲しさに「小倉かりんとう店」に向かった人もいたのはまた嬉しいことだった。

散策後にはコミュニティセンターに戻って参加者との意見交換を行った。

盛岡市から参加のKさん(男性)は、転勤で八戸市や二戸市で勤めた時に三浦哲郎のことを知り興味を持っていたので参加したそうで、参加しての感想は、一戸にある三浦文学ゆかりのものを大切に残して欲しい。古くてもできるだけそのままの風合いを変えないように残すようにして欲しいと熱望していた。

三浦哲郎と言う作家には興味を持っているが、本を読んだことが無かったという参加者も多くいたが、この会に参加したお陰でとても良く理解できたので、早速、本を読んでみたいと言って貰えたことは、開催者として大変嬉しいことだった。

今回は、お願いしていた新聞の予告記事が直前の前日に掲載になったために、予約なので参加したくても諦めた人も多くいたようだが、それでも当日朝に電話で申し込んで盛岡から駆けつけてくれた参加者もいて、熱心な文学ファンのいることを知らされた。
水沢読書連絡会は小野寺会長以下4名の参加を戴いたが、9月6日には大勢を誘ってバスで再訪することになっているそうだ。

期待していた一戸町民には多く参加して頂けなかったが(6名)、参加した人達からはこれからの意気込みが聞かれた。
果たして、一戸町民による三浦哲郎文学顕彰のサークル立上げの切っ掛けに成り得ただろうか?

とても嬉しい話である。
震災が起こった後に、被災した人たちに劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』公演を見せて上げられたら勇気付けられるだろうなと思っていたが、それが遂に実現しそうだ。

劇団四季が夏休み期間に被災地を巡回して『ユタと不思議な仲間たち』公演を行い、子供たちを無料招待するというのだ。

 「生きているってすばらしい」

 「友だちはいいもんだ」

 「夢をつづけて」


など、三木たかしや岩谷時子たちが作ったすばらしい歌が大きく木霊するのが目に浮かぶようだ。

被災した人たちは、この劇で間違いなく勇気づけられる筈だから、劇団員たちの熱演がどんなに素晴らしい激励になるものか。

矢張り、劇団四季は素晴らしい劇団だ。

そして、この作品に当地金田一温泉郷を描いて頂いた三浦哲郎さんに感謝したい。

■岩手日報新聞記事
  【劇団四季が被災地公演へ 子どもたちを無料招待】    2011/05/30
  http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110530_13

 劇団四季は29日、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の計11自治体の小中学校で7月下旬から8月にかけて同劇団のオリジナルミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」を被災者向けに上演する、と発表した。

 同劇団によると、本県の4自治体、宮城県の5自治体、福島県の2自治体で計約20公演を予定。観客には、地元の教育委員会を通じて地域の子どもを中心に1公演あたり300〜800人ほどを無料招待する。

 現時点で上演が決定しているのは釜石市の釜石中学校、宮城県南三陸町の歌津中学校、福島県南相馬市の鹿島中学校。3校での開催日時は未定。今後、公演数が増減する可能性もある。

 「ユタと不思議な仲間たち」は、東北の自然を背景に、いじめに苦しむ少年と座敷わらしとの心の交流を描く作品で、東京で上演中。

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■画像:1.2.ユタさんの自宅にある甕  3.東奥日報新聞4月17日掲載記事から


ユタさんの甕(かめ)を見てきた。

昨日、八戸市に行った序でに、ユタ(鷹屋敷雄太郎氏)さんのお宅を訪問して来た。
以前に八戸グランドホテルで行われた「偲ぶ会」の会場で初めてお会いしたときに、いつでも寄って下さいと言って、箸袋の紙切れに自宅の地図と住所を書い下さったのを大事に保管していたので、やっと念願が叶った。

 ユタさんは三浦さんの郷里での運転手役を長年務めてくれた方で、とても親交の深く、信頼されていた人で、三浦さんの多くの作品に描かれている。
詳しくは代表作品『ユタさんの甕』を読んで戴けたら分かる。
又、『旅雁の道草』でも、三浦さんのお抱え運転手役のユタさんが大活躍している様子が伺えるのである。

東京の自宅に届けた甕の話をしたら、そこにある甕と同じものだよと言って奥の小屋の方に案内して、軒下に積まれている甕を見せてくれた。
三浦さんが『ユタさんの甕』に書いてくれている通りの情景だった。
その中のいちばん大きな甕を指さして、あれと同じぐらいの大きさの物だったよと教えてくれた。
なるほど、これでは置き場所に難儀するのも頷ける。

肥溜め用はどうかと思うが、何に使っていたものだろうか?

金田一温泉を舞台に描かれた『ユタとふしぎな仲間たち』の「ユタ」の名義人でもあるユタさんの思い出話を聞きたいと思っていたので、読む会の例会に誘ってみたら快く了解して頂いたので、早速、7月の例会に出席して貰うことを約束して来た。
玄関先での挨拶話で失礼して来たが、とても温厚で気さくな方で、三浦さんの思い出話しが次から次へと飛び出してくるから、楽しくてならなかった。
さて、例会ではどんな話が聞けるのかな。

7月10日(日)午後2時〜4時の例会が楽しみでならない。


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