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本日、八戸の三浦哲郎文学顕彰協議会から案内状を戴いた。
三浦哲郎さんの数多くの作品に登場する無二の親友 立花義康氏 が自分史を出版することになったそうで、その出版記念会への案内状だった。

医学博士・歯学博士の立花義康氏は80歳を機に芥川賞作家三浦哲郎氏と共に80年、畏敬の共として歩んできたことを纏めた 自分史「一生青春」 を出版することになったそうだ。
立花氏のこれまでの数々の功績や故三浦哲郎氏の直筆原稿等を掲載した自分史出版を記念して「出版記念の会」が開催されるとのこと。

   医学博士・歯学博士 立花義康氏 自分史出版記念の会

   ・日時  平成24年3月14日(水)午後6時30分〜
   ・会場  八戸グランドホテル 
         八戸市番町14番地 電話0178-46-1234
   ・会費  お一人様 7,000円(記念出版本贈)

皆様お誘い合わせの上、ご来場下さいとの案内になっているので、読む会の会員にも参加を呼びかけて見ることにしよう。

立花さんは三浦さんの書籍や直筆の書、それにこれまでの長い間に取り交わした手紙を沢山保管されていて、三浦さんに纏る資料の宝庫となっているので、保存のための整理に取り掛かっていたようだったが、自分史に纏めていたとは知らなかった。

三浦さんが亡くなった今となっては、これまでに語られることが無かった話しも聞けるのでは無いかと、密かに期待を持ったりしている。

果たして、どんな内容の自分史になっているのか楽しみである。

八戸市に、今では「幻の詩人」と呼ばれている村次郎という詩人がいた。
この詩人はあまり知られていないが、三浦哲郎が文学的な影響を大きく受けた人だろうと私は思っている。

■過去ブログの関連記事
  【ゆかりの旅館「石田屋」取り壊し】 2011.6.21

URL: http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/33283069.html  

その村次郎の全集がこの程出版され、その記念パーティが八戸グランドホテルで開催されたというニュースが先日報道されていたので紹介する。

■デーリー東北新聞 2011年9月25日(日)の記事から

 【八戸で詩人村次郎全集出版記念会】

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110925141652.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

写真:村次郎の遺影の前で演じられた「墓獅子」

 八戸市出身で“幻の詩人”と呼ばれた村次郎(本名・石田實)の「全詩集」出版記念会が24日、八戸市の八戸グランドホテルで開かれた。約200人が刊行したばかりの全集を手に、14年前に死去した詩人をしのんだ。

 全集を制作した11人の実行委員を代表して、同市の仁科源一さん(60)が「私たちの心の内に刻まれている村さんは(今後も)郷土や全国で、文学史上貴重な存在として語り継がれていく」とあいさつした。

 死者と生者が互いを思いやる「墓獅子」の舞を、鮫の神楽連中がしめやかに披露。村の弟で実行委員でもある同市の石田勝三郎さん(72)は「若い世代も含め一人でも多くの方に、村の作品を読んでもらえればうれしい」と話した。

 中央詩壇で高く評価された村は、1952年に家業の旅館・石田家を継ぎ「詩人廃業」を宣言。作品発表をやめたが生涯詩作は続けた。

 全集は八戸市内の一部書店で販売。問い合わせは仁科さん(電話0178-29-4671)へ。



■毎日新聞 9月25日(日)12時18分配信記事から

 【村次郎:「幻の詩人」全集を出版 市民有志が尽力】−−八戸 /青森

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110925-00000064-mailo-l02

 八戸市出身の詩人、村次郎(1916〜97)の全詩集が市民有志により自費出版され、出版記念会が24日、同市内で開かれた。村次郎が知名度向上に力を注いだ県無形民俗文化財「鮫神楽」が演じられ、参加者は在りし日の村次郎をしのんだ。
 村次郎は慶応大で仏文学を専攻し、48年までに詩集2冊を刊行。程なく家業の旅館「石田家」(現在は廃館)を継ぐため詩人廃業を宣言した。その後は公に詩を発表しなかったため「幻の詩人」とも言われてきたが、詩作は続けており、今回初めて未発表の詩が出版された。
 東日本大震災の津波で、詩集の編集作業に使っていた同市鮫町の旧石田家は1階が浸水。村次郎の弟、石田勝三郎さんが直筆原稿を2階に運んで守った。石田さんは「出版にこぎ着けて感無量。兄も喜んでいるだろう」と語った。【鈴木久美】

9月25日朝刊




実は、この全集の出版は3月11日の東日本大震災の影響で延期になっていたのだった。

■デーリー東北新聞の記事
  村次郎さんの全詩集 9月に出版延期
 (2011/03/29 16:01)
  http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/29/new1103291601.htm

 5月初旬を目標に進められていた、八戸市出身の詩人村次郎(本名・石田實)の全詩集出版が、東日本大震災の影響で、9月下旬に延期されることが分かった。村が当主を務めた鮫町の元旅館「石田家」が被災したのをはじめ、多くの被災者の心情面なども考慮した。出版は9月24日で調整中という。
 今回の津波で、石田家の1階は大きな被害を受けた。村の原稿や関連資料などは一部がぬれたものの、現在住んでいる村の弟石田勝三郎さん(72)がすぐに2階に上げたため、流失は免れた。
 出版準備を進めてきた「村次郎の会」が震災後に協議し、延期の方針を固めた。会の代表で同市の詩人仁科源一さん(60)は「9月にずれ込むということで現在、関係者全員に連絡をしている段階」と話す。
 メンバーで同市の詩人上條勝芳さん(55)によると、時期については7月や11月などの案が出たが、半年ぐらいで少しは落ち着くのではないか、との意見でまとまったという。全集は、村の誕生日である5月4日の出版を目指し、会員が校正を進めていた。



以前に話題にした八戸市で発刊されている詩誌「朔」の第170号(定価700円)に、「三浦さんのこと」を書いている三浦さんの中学高校時代の学友M・Tさんは、三浦さんと村次郎との間柄のことを詳しく知っているというので、機会を作って是非話を聞いてみたいと思っている。

Mさんは三浦作品に出てくる「鉄棒の神様」のモデルで、三浦さんに小説の魅力を知らせる切っ掛けとなった学友の船越泰昌さんの親友でもあったという。
 このことも船越さんとの交流から見えてくる三浦さん像が聞けると期待しているのである。
 
 三浦哲郎さんの文学の道への逸話を秘めている人のようなので、今後の執筆に期待したい。

三浦さんが作品の中で村次郎の詩を一つ紹介している

「マスゲーム」  村次郎

 マスゲーム

 マスゲーム

 まちがった少女

 まちがった少女


もしも、三浦さんが存命であったらこのパーティーにお祝いに駆けつけたのかもしれない。

学友の遠藤澄さん

三浦さんと早稲田大政経学部で同級生だった盛岡市在住の遠藤澄さんのことが岩手日報の新聞記事に載っていたので紹介する。


■岩手日報Web Newsより

【ニウエの言葉残したい 盛岡の遠藤さん辞典英、和訳】   2011/07/19
  http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110719_11

 盛岡市東松園1丁目の元教員遠藤澄(ますみ)さん(81)は、南太平洋の小さな島国ニウエの言葉を2カ国語に翻訳した「NIUEDICTIONARY」を自費出版した。同国の青年をホームステイさせたことをきっかけに8年かけて完成させた。近隣諸国への移住が相次ぎ、消えゆく運命にある言語の「記念碑」を残したいと、情熱の詰まった一冊となっている。

 同書はニウエで活動した宣教師が編集したというニウエ語辞典を英語と日本語に訳し、ページの端々に「ニウエ点点」という同国の豆知識を付け加えた。

 ニウエはニュージーランドの北東約2千キロにあり、周囲約70キロ。サンゴ礁の島としては世界最大という。ニュージーランドなどへの移住が多く、現在の人口は1600人ほど。

 同書はB5判、602ページ。100部出版した。県立図書館で読むことができるほか、数部は頒布可能。問い合わせは遠藤さん(019・661・1588)へ。




三浦さんは『時のせせらぎ 若き日の追想紀行』「早稲田」の章で

〈そんなあんばいだから、親しい学友ができるわけがない。私は、政経学部の一年間に、同郷といってもいい盛岡出身の馬場勝行君と遠藤真澄君の二人と知り合えたにすぎなかった。〉

と書き残している。
その遠藤さんである。
馬場さんから連絡先をお聞きして、一度電話でお話しをさせて頂いたことが有り、お会いする機会を戴けるようにお願いしたのだったが、未だに叶わないでいる。

三浦さんは、遠藤さんの名前を「真澄」と書いているが、実際は「澄」一文字のようだ。

新聞に掲載された写真では、お元気の様子なので、お会いして三浦さんとの思い出話しなどをお聞きできる日を楽しみにしている。

広全寺の春覚和尚

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■画像:広全寺(岩手県・一戸町)

一戸町の広全寺を訪問して、12日(日)の一戸町文学散歩の際にコースとして境内に入らせて貰うことについて承諾を戴いて来た。

執務室を訪れた時、春覚和尚は読書中だった。
座卓に開かれている書籍を良く見ると、それは新刊『肉体について』だった。
92歳になる春覚和尚が、拡大鏡を手にして熱心に読んでいるところにお邪魔して中断させてしまった。
送られて来たという書籍には謹呈の栞が付いていて、出版元の講談社から贈られたもののようだった。
和尚は三浦夫人が贈ってくれたと思っていたようだが、その形跡が見当たらないところを見ると、講談社の編集者が気遣ってゆかりの人に贈ってくれたのではないだろうか。

三浦さんやご家族についての思い出話をお聞きしながら30分ほど楽しい一時を過ごさせて戴いた。
今度の散歩の際に和尚さんの講話を聴く時間を設ける余裕が無かったのは残念だが、また聴ける機会を楽しみにしたい。


広全寺を舞台にした作品のことを何作か思い出しながら話題にしたら、それらの作品のことを分かるように纏めて貰えないかと要望されたので、読む会の今度のテーマにして見たいと思っている。

これについては、一戸町民による三浦文学顕彰サークル立上げが実った暁には、共同で取り組むテーマとして相応しいとも思っている。

果たして、当日は多くの参加者があってくれれば良いが、宣伝が行き届かないままに来たので心配している。

同宿人からの話

イメージ 1

イメージ 2

■写真:下宿の同宿人・立花義康さん。自前で設えた特設三浦哲郎記念展示室にて。
    3階に展示室がある立花歯科(八戸市)


今夜、荻窪の下宿で三浦さんと同宿していた幼なじみの立花義康さん(八戸市在住)から電話を頂いた。
下宿屋の末裔の人が現れて、情報交換をしていること伝えたくて、昨日送った手紙が届いたとの連絡だった。
電話では、話が聴き取り難くて良く分からない部分もあったが、下宿の場所や、駆け落ちした友人のことなどについて聞かせて頂いた。
下宿の場所は井の頭線の富士見丘駅と中央線の荻窪駅のちょうど中間ぐらいの所に在って、立花さんは富士見丘駅から電車に乗って大学に通っていたそうだ。
立花さんは9月には三浦さんの下宿から別の所に移り住んだと言っていた。
駆け落ちした友人のことは覚えが無いそうなので、それ以降の話なのかもしれない。
机はさほど大きなものでは無かったとも話していた。懐かしい物なので、見つかることに期待を持ってくれているようだった。

八戸市では、三浦哲郎生誕80年芥川賞受賞50年記念事業の準備が着実に進んでいるらしく、10月に予定しているイベントの基調講演の講師役に瀬戸内寂聴の名前が上がっているようだ。
先日のテレビニュースで見かけた京都寂庵での様子は、車イス生活のようだったが、元気になって来て頂けることを大いに期待したい。

三浦さんに一目惚れしてしまったという若い頃の話など、親交の深かった三浦さんとのことをどんなに話されるのか、聞くのが楽しみである。

二戸市の天台寺にご縁がある寂聴さんだけに、この企画は以前から二戸市で開催して見たいと思っていたことなので、チョッピリ悔しい思いがしているが、しかし、八戸でも大いに盛り上がりそうだ。

電話を頂いた機会に、立花歯科3階の特設三浦哲郎記念展示室を、読む会の会員達で見学に行きたいので見せて頂きたいとお願いをして置いた。
前もって時間が判ればいつでも見せて上げると言われたので、会員諸君には期待していて貰いたい。


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