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このBlogで太宅壮一文庫のことを取り上げているのを見て、協力してくれた人がまた現れました。
当ブログへの訪問常連の“武器屋さん”が、所属している大学でも検索だけなら無料でできたそうで、そのリストを早速送って戴いた。 皆さんにも公開させて頂きたいところだが、送られてきたhtmタイプのファイルが上手く掲載できないのが残念である。 ■太宅壮一文庫 「三浦哲郎」検索結果リスト …掲載不可 全部で139件検索されている。 中には、色々な方々の三浦哲郎著書の書評も多くある。 早速、目を通しながら、内容にワクワクしている。 No.139.作家夫人訪問 三浦徳子さん 三浦哲郎氏夫人 執筆者十返千鶴子 は、先日、、usa*o*iさんがコメントで教えてくれたことなのかもしれない。 なるほど、これで検索して内容を収集していけば良いのか。 雑誌に掲載された作品は結構ありそうだから、収集作業も、後の整理も大変になるかもしれない。 |
気になる情報
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昨日、usa*o*i さんから嬉しい報告のコメントを戴いた。
とても可能性を秘めたコメントだったので、こちらに転載しておくことにしよう。 usa*o*i 大宅文庫へ行ってまいりました。 検索結果だけ印刷して帰ろうかと思いましたが、コンピュータからの検索は1987年以降の雑誌分しか行えないとの事。 しかも印刷はできるものの、館外に持ち出すにはA4一枚に20件も載らない様式のもので1枚500円かかるという事で、断念しました。 ただデータベースは良くできていて、分類検索で「三浦哲郎」と入力すると作家として認識され、本人の著作のみならず、書評や追悼記事まで探す事が出来ました。 前述の通り87年以降しか検索できないですが、それでも121件ありました。それ以前の分は文庫発行の事典であたるしかないそうです。 ただ文庫が運営しているWeb版のOPACでは4月から87年以前の検索も可能になるそうです。 また文庫の名前をGoogleで検索すると多数の大学図書館の案内が見つかるように、大学図書館ではこのOPACに接続できるようですし、おそらくは無料で印刷できるかもしれません。 今は大学図書館へアクセスする手立てが無いので、つてをあたってみますが、そちらで研究者に頼る事が出来れば、その方が早いかもしれません。 文庫では300円の入館料で10冊まで閲覧できるので(完全閉架式です)、適当に選んで読んできました。 「知識」という総合誌の86年2月号で「白夜を旅する人々」のインタビューがあり、史実に近いと思っていた内容が実際にはかなり創作されていた事が分かりました。 また「小説現代」で徳子夫人へのインタビューがあり、氏の作品を読むのは止められていた事、それでもドラマになった「忍ぶ川」は我慢できずに読んでしまった事、銭湯の帰りにフォークダンスで長女をこかしたのは事実だという事など、大変興味深く読みました。これのみ複写したので、良ければお送りいたします。 とても興味をそそる情報なので、是非、内容を読んでみたいと思う。 このように、多くの雑誌に掲載され、埋もれている資料が多くありそうなことが分かったので、多くの人の協力を得ながら、整理をしてみたいと思う。 |
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先日来、紹介している新刊「青森県謎解き散歩」の中で、三浦さんについて紹介している文章に誤りがあるそうなので報告させて頂く。
〈青森を舞台にした映画・文芸・ドラマ〉の項(P-36)で、次のように書かれている。 八戸市出身の三浦哲郎(1931〜2010)は、『おろおろ草紙』(1982)や『白夜を旅する人々』(1984)など多くの作品で、故郷の青森を舞台に貧しさの中で生きる人々の姿を描いたほか、『辻音楽師の唄―もう一つの太宰治伝』『桜桃とキリスト―もう一つの太宰治伝』『鬼が来た 棟方志功伝』などの評伝も多く残している。 三浦ファンならお気付きと思うが、 『辻音楽師の唄もう一つの太宰治伝』『桜桃とキリスト―もう一つの太宰治伝』『鬼が来た 棟方志功伝』などの評伝も多く残している。 のところが、三浦さんの作品と長部日出雄さんの作品がまぜこぜになっているのは、出版社の校正ミスで、2刷以降は直すことになっているそうだ。 何も知らない人や、太宰治、棟方志功ファンが読んだら、三浦さんの書籍を探してしまうかもしれないが、お間違いの無いように! |
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「青森県謎解き散歩」に掲載された三浦哲郎紹介欄の文章提供者である青森県近代文学館に、文章拝読の報告を差し上げたところ、また新たな情報を頂いたので紹介したい。
草稿「さすらいびと」の経緯については調査中で未だ手掛かりがないようだが、その資料収集の過程で、新たな作品が出てきているとのことだった。 三浦さんの作品で著書に残されていないものがあるようで、今回見つかった作品もそれではないかとのこと。 文学館では、昭和40年代の「週刊平凡」に、三浦哲郎・戸川昌子・富島健夫・松本孝の4人による連作読み切り短篇「恋愛百景」があると聞いて取り寄せて見たそうだ。 残念ながら、それは読み切りの恋愛小説シリーズになっていて、「さすらいびと」ではなかったそうだが、単行本には掲載されていない作品のようだというのである。 他にも、昭和38年、全国市長会の機関誌「市政」に掲載された「雪の宿にて」という作品も見つかったそうだ。 現在、青森県近代文学館で開催している新収蔵資料展では、コピーになるがこれらを展示しているので、単行本未収録原稿展のようになっているとのこと。 とても興味をそそる資料展のようなので、機会をつくって行ってみたい思いでいる。 その内容について以下に紹介する。 青森県近代文学館
新収蔵資料展「十人点描―資料が語る作家のこころ―」開催中!近年新しく当館蔵となった資料の中から、これまで公開されていなかったものを中心に、本県ゆかりの作家10人 (葛西善蔵、福士幸次郎、鳴海完造、北村小松、菊谷栄、高木恭造、今官一、菊岡久利、三浦哲郎、長部日出雄)の原稿・書簡・遺品等を展示します。 開催期間中の日曜日には文学館職員による講演や展示解説も行われるそうなので、時間に合わせて行けたら良いと思う。 新収蔵資料展 「十人点描―資料が語る作家のこころ―」にともなうイベント
会 場: 青森県近代文学館 企画展示室 資料展のチラシを転載させて頂く(裏表とも)。 |
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昨日、「ハヤブサの哲―三浦哲郎」が載っている『青森県謎解き散歩』を紹介したが、それの岩手県版『岩手県謎解き散歩』もあるので、同時に入手してみた。
その第4章の〈近代の人物、文学編〉欄には、岩手にゆかりの文学者たちが取り上げられているが、残念ながら芥川賞受賞作『忍ぶ川』を書いた三浦哲郎氏のことは取り上げられていなかった。 岩手に住み、そこを題材にした作品を多く残し、亡くなった今も岩手県一戸町の広全寺の墓に眠っている著名な現代作家のことが、注目されないのはとても残念でならない。 |




