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ドイツ:古城街道記 Part5(古城続々!)


さて、ドイツ古城街道記も Part5 になりました。


前回記事では、ホルンベルク城 (Burg Hornberg) という古城ホテルに泊まったところまでの紹介でしたので、今回はその続きです。


翌朝、早速古城に行ってみました。

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ホルンベルク城は、最初に史料に現れるのが1184年で、ラウフェン 伯家の城として登場しています。

城はめまぐるしく所有者が変わり、1517年に文豪ゲーテの戯曲作品に描かれていることで知られるゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンが城を購入しています。その後更に所有者が変わったり戦争で荒廃したりして、1612年には、ラインハルト・フォン・ゲミンゲンが城を購入し、1930年代に入り、所有者ではあり続けたゲミンゲン家の子孫がかつての下の城を居館として改修して住むことになり、その後、レストランやホテルが城内に建設され、現在も古城街道有数の古城ホテルとなったとのことです。
今も、ゲミンゲン家が経営・管理しています。


折角泊まったホテルなので、いつもより細かく紹介(苦笑



話を戻して・・・

城に行く途中で、一匹の猫に出会いました。
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この猫、かなり人慣れしてる感じで、近づいても全然逃げる様子もなく、むしろ我々の後についてきました。


そして、まるで我々を案内してくれるかのように先に城に入っていきました。
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早く来るだにゃ〜ご

ってな感じ?
それは、猫マムシの旦那か!?

城内は、一人あたり2ユーロでした。



さぁ、これからお城の攻略です!

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と、浮かれた気分で城に入ろうものなら、この門をくぐることすらできないでしょう。



なぜなら・・・



髭のオヂサンが狙いすまして待ち構えているから(汗
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世が世なら、一瞬で撃ち殺されていたでしょうね。



さらに先に進むと、オヂサンとネコが黄昏ていました。
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実は仲良し!?


この城は、廃墟のまま保存されている感じですね。
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居館部分は、当時ちゃんと天井や窓もあったんだろな〜。

17世紀の30年戦争やプファルツ継承戦争の際に、諸外国の軍勢によって略奪・破壊されてしまい、その後荒廃してしまったようです。


下の穴は何の目的だったのでしょうか。
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中は暗くてよくわからずでした。


ってか、髭のオヂサンにも触れてあげて!



城の主塔部分に行ってみることにしました。
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内部には、いくつかの部屋がありました。
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何もなくて殺風景ではありますが、当時のままの姿を感じることができるので、ある意味貴重な体験です。
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この階段とか、上ってる途中で崩れそうだし。。。
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教会もありました。
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城内に教会があるなんて、それなりの規模だったんだなぁ。


この部屋には暖炉のようなものがあり、当時ここで生活していた様子がうかがわれます。
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そして、いよいよ塔に上ります。
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細長いだけあって、予想通りの狭い階段を上っていきます。
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塔の上からの眺め。
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大きな町があるわけでもなく、結構開けてるので、はるか先まで見渡せます。



塔を降りたらお城探索も終了。
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途中、行方をくらませながらも、気づいたら戻ってきてまた案内してくれた猫に感謝!



さて、ホルンベルク城で、一旦ネッカー川沿いのお城巡りは終了です。


ただ、古城街道はまだまだ続く!

南西に35kmほど離れた シュタインベルク城(Burg Steinsberg) に向かいました。


特に大きな街でもない所にあるので、きっと眺めが良いだろうなぁ〜
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が・・・



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肝心の塔がモロ修復中。。。 ちょっと残念。



折角来たので中に入ってみました。
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螺旋状の通路を通って複数の門をくぐらないと塔にたどり着けないので、防御に優れた城だな。


塔には上れなかったので、早々に次の目的地へ移動!



今度は、東に60kmほど慣れた、ノイエンシュタイン城(Schloss Neuenstein)へ。

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今度は修復中ではなかったのですが、オフシーズンなのか入城できませんでした。


とりあえず、城を一周してみようと歩き始めると、アヒル?がガーガー騒ぎ始めました。
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近づくなって怒っているのかと思いきや、後をついてくる・・・

餌くれ!とでも言いたかったのかな?



中に入れなくても、外観が素敵な城でした。
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お腹が空いたので、街を散策。


ドイツの街の定番ともいえる木組みの街並み。
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この街、全然人がいないんです。。。
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街が綺麗なのにゴーストタウンか?って思わせるくらい。

レストランも空いてなくて、結局ランチを食べ損ねました。



お腹を空かしながら、次の目的地へ。



10kmもない所にある、ヴァルデンブルク (Waldenburg)という城塞都市です。

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ヴァルデンベルク城(Schloss Waldenburg)です。
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Schlossがつく場合は、主に宮殿っぽい建物なので、ちょっと僕の期待するお城とは違います。
結局ここも入れなかったので、街を散策することにしました。


名前がわからない教会のような建物。


小高い丘の上にある街なので、眺めが良いです。
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ちょっとビビが入った城壁が気になる。。。
家も飛び出してるような?



遠目に街全体を見たら、きっと美しいだろうと思いました。
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この街もほとんど人が歩いておらず、お店も閉まっていて、やむを得ずパン屋さんでサンドイッチを買いました。
もうお腹に入れば何でもよいって感じ。



さて、いよいよ古城街道の旅も最後のお城になりました。


やってきたのは、コンブルク(Comburg)城 です。

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コンブルク城は、シュヴェービッシュ ・ ハル(Schwäbisch Hall) という街から少し離れたところにあります。
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城壁は明らかに城の形をしていますが、内部の居館が実は修道院教会です。
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ホーエンシュタウフェン家が12世紀に建てた、ベネディクト会の修道院です。


残念ながら、シーズンオフで修道院には入れませんでしたが、城壁をぐるっと一周歩くことができました。
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360度どこから攻められても、狭間から敵を狙い撃ちに出来ます。
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何気に、城壁を一周歩くのは初めての体験でした。
内部は修道院教会だとしても、造りは正に城です。



城を離れて、少し離れたところからシュウェー ビッシュ=ハルの街を一望。
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なかなかいい眺めです♪

下に羊さんがいるのも、またのどかな雰囲気を醸し出して、開放感が増しますね。


そして、目を少し右に移すと・・・



!!!!


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んーー、素晴らしい!




コンブルク城を一望できます。
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こうやって、見晴らしの良い所があると、本当に城っていいなぁって思います。


旅の締めくくりにはもってこい雄大さ。
ロマンを全身に感じることができました♪




以上で、今回の古城街道記は終了です。


トータル16か所の城と街の紹介でした。
短期間で組んだ旅行計画でしたが、予想以上に満足度の高いものになりました。

古城街道は、東側のチェコ方面に向けてまだまだ続いているので、いつかまた旅して続編をつくりたいと思います。




おしまい
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